Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2008年8月31日(日)比良・白滝谷にワイワイ沢登り!

2008年09月04日 | 沢登りの記録
11人で白滝谷に向かった。前日まで天気予報がよくなかったうえ、関東や東北で
豪雨というニュースも相次いでいたので、或いは中止かなと思っていた。
しかし反面、アメダスの直近3日間のデータでは現地の降水量は少なかった。
よし、これは可能性アリ!

今日は、新入部員で沢登り初体験のメンバーが2人いる。
F山さんは、最近、登山を始めたばかりだが、沢靴を買ってまでの気合の入れ方だ。
龍田のI川さんは、単独で南北アルプスの縦走も平気でこなす健脚者。
今日はMr.Dashの古い沢靴を貸した。

入渓。思ったより水が少ない。というより、Mr.Dashはこの沢の遡行は
4回目だが、今までで一番少ない。これはちょうどいい感じだゾ。
ということで、今日はN尾クンに先頭を歩いてもらい、Mr.Dashは
パーティの途中に入り、初参加の2人を見ながら遡行した。

F山さんも龍田のI川さんも、なかなか上手く歩く。
今日までに、インドアクライミングジムで、ロープワーク等も練習済み。
これは、大丈夫だなと感じたので、Mr.Dashは、Y井カメラマンと
小滝の難しい箇所をわざと探して登攀を楽しむことにした。
いもリードばかりなので、これは本当に愉しいひとときだった。

2つめの一般登山道の橋をくぐる。サルナシの実が垂れ下がっていた。
ドリカムが「コクワの実」と歌っている、キーウィに近い種の植物だ。
もちろん、まだ熟れていないが、ポチK本さんに教えたら、大事そうに
ザックのポケットに入れていた。

白石谷の布ヶ滝を左に見送る。岩の間のトンネルをすり抜け、核心部へ。


連続する小滝を楽しむ。G嬢も元気いっぱいだ。


先頭のN尾クンにぴったり着いていくF山さん。

斜瀑7mは、前回は水量が多く直登できなかったが、今回は流れの中を
乏しいホールドを選んで楽しく登れた。
新庄のI川さんとY井カメラマンは、左の狭いチムニーを登攀。
このすぐ上部で昼食とした。


すぐにハイライトの白滝8m。高巻きせず、滝の左側を斜めに
登る。ここもN尾クンにリードをお願いする。
ちょっと微妙な感じに見えるので、彼はかなり緊張した様子。
スラブ手前の3本の残置ハーケンをすべて発見することができず、
そのまま滝芯に近づくようにして登りきった。
N尾クンが下ろしてくれたザイルで全員、プルージック登攀。
皆、立派に登りきった。

この後も、幾つかの手ごろな小滝をこなしつつ、暗いゴルジュを右から
へつったら、最後の2条18m滝だ。ここは見かけ倒しで、実は簡単。
G嬢は敢えて滝芯の登攀に挑戦する。まったく、このヒトはいつも
全身で沢を楽しむ。



2段の途中に、まるでジャグジーのように水が滑っていくトユ状の
地形があり、ここに皆で並んで後続が登ってくるのを見物。
(この写真はY井カメラマン撮影)
上部の苔つきの斜面をポチK本さんが3mほど滑り落ちてしまったのには
ヒヤッとしたが、ラッキーなことに、ケガひとつなかった。

この滝を登りきると、すぐにゴールの夫婦滝に着いた。
代わる代わる、滝壺に飛び込んではしゃぐ。オトナの水遊び。
G嬢はなんと5回も飛び込んでいた。
沢登りデビューの二人も、ほぼ完全にリードしたN尾クンも、
充実感いっぱいのフィナーレであった。

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