![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/70/07784c1368f77085840e6d625d873397.jpg)
■メイン写真
綿向山の山頂から、鈴鹿山系の雨乞岳、鎌ヶ岳を望む。
■今回のコース
御幸橋駐車場→ヒミズ谷出合小屋→あざみ小舎→五合目小屋→行者コバ→綿向山→幸福ブナ→
(往路を戻る)→御幸橋駐車場
冷え込めば霧氷が美しい綿向山。
これまでの"勝率"は6割くらいだが、今回はどうか。
近江八幡駅に着いたとき、既に小雨がぱらぱら。気温は8度。これでは霧氷はダメかー。
それでも御幸橋駐車場はクルマであふれていた。
いつ雨になっても大丈夫なよう、武装していく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/e4/a0f9c102829b5b614267acef886b9053.jpg)
駐車場から、しばらく川に沿って進み、右の林道に出る。
ほどなく右手に、綿向山麓の接触変質地帯(天然記念物)を示す標石をみる。
接触変質は、現在では接触変性と呼ばれている。
ここの接触変質地帯は、「石灰岩と粘板岩に花崗岩が貫入したもの。まず石灰岩は
変成作用によって大理石化した。スカルン化作用を受けて生じた珪灰石が大量に含まれ、
透輝石、ベスブ石、ざくろ石が形成されている。一方、粘板岩のほうもホルンフェルス化して、
黒雲母、菫青石が生じている」とのことで、なんのことかよく分からないが、
たいへん貴重なものらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/12/a6cf625da90921a88f93437d1cc6c993.jpg)
ヒミズ谷出合小屋を通過。
ヒミズは、モグラの親戚のような動物もいるが、ここの地名は日不見谷という、
日の光がよく当たらない谷という意味らしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/00/24ec882a422808b2c83b665c65233fcb.jpg)
ヒミズ谷の橋を渡り、植林帯の登山道に入る。
雪がとけて、登山道はドロドロのぬかるみ状態だ。
地形的にはたいへんな一本登りの急坂なのだが、ジグザグにルートが刻まれ、実際に歩くと
急登とは感じない。1合ごとに標識があり、距離まで書かれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/92/8a3fc4b9ddeeafbff3f1e3290ec6bda8.jpg)
3合目でいったん林道に出て、またすぐ登山道に入る。
あざみ小舎は、板壁が2方向のみに付けられている。ここは通過。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/eb/2f3d20a7aaac1952f8f51a7cda4e45bf.jpg)
赤い屋根がかわいらしい五合目小屋に到着。ここは地元では大曲りと呼ばれる場所だ。
天気が悪いものの、小屋の前からは琵琶湖や三上山が見える。
ここでアイゼンを履くことにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/61/03e564c2f557ba5f6a346cc6e1283a60.jpg)
だんだん雪が増えてきた。
肉球の跡がクッキリ。タヌキかな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/80/ef1ff90999090f06fec878c96bb6b0f2.jpg)
突然、開けたブナ群落が現れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/59/0fc0ecc42ea0d6a4bbeca43fa64b8975.jpg)
7合目の行者コバ(山伏コバ)に着いたのだ。ここで昼食タイム。
またもポツポツと小雨。濡れて困るほどではないのだが、この先が心配だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/84/10ac48bf6cf9adc7a6314c76d9c09a32.jpg)
7合目からは尾根を直登する冬道をとる。斜面をトラバースする夏道は危険なため閉鎖。
冬道はなかなかの急登だ。
本来はここからが霧氷スポットなのだが、思った通り、何もない。残念だが仕方ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/e8/d50e1076aa5bdade400a2f8f0f358392.jpg)
冷たい風が吹き抜ける山頂に到着。
「青年の塔」と名付けられた巨大なケルンと、大嵩神社の祠がある。
東側には鈴鹿山系の大パノラマが広がるが、この日は曇りがちで、眺めもいまひとつ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/33/4136ba74cdd63d0fc453c4b119501d4c.jpg)
今にも雨が強くなりそうだが、もちろん、ここまで来たからには、ブナの珍変木
「幸福ブナ」にも立ち寄る。
一人ひとりくぐって、幸せを願った。
また、こういう場所でこんな遊びができることそのものが幸せなのだ。
下山は往路を戻るのみ。
天候悪化が最後まで心配で、できるだけ急いで下山。皆さんもがんばってついてきて
下さった。
あざみ小舎で、ドロドロになったアイゼンをようやく外し、周辺の雪で軽く泥を払う。
さらに、ヒミズ谷出合小屋では沢に下りて、その流れでアイゼンを洗った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/12/0f38c85a3661b9c46cf7de37a5987a4e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/71/854b2358571f5cae2c4ef0247861388c.jpg)
想定より少し早く下山できたので、近江八幡駅で解散する前に、「クラブハリエ」と
「たねや」に寄って、スイーツお買い物タイム。
山ですれ違った若者パーティの顔もあって、やっぱりセットで寄るんだと思った。
綿向山の山頂から、鈴鹿山系の雨乞岳、鎌ヶ岳を望む。
■今回のコース
御幸橋駐車場→ヒミズ谷出合小屋→あざみ小舎→五合目小屋→行者コバ→綿向山→幸福ブナ→
(往路を戻る)→御幸橋駐車場
冷え込めば霧氷が美しい綿向山。
これまでの"勝率"は6割くらいだが、今回はどうか。
近江八幡駅に着いたとき、既に小雨がぱらぱら。気温は8度。これでは霧氷はダメかー。
それでも御幸橋駐車場はクルマであふれていた。
いつ雨になっても大丈夫なよう、武装していく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/e4/a0f9c102829b5b614267acef886b9053.jpg)
駐車場から、しばらく川に沿って進み、右の林道に出る。
ほどなく右手に、綿向山麓の接触変質地帯(天然記念物)を示す標石をみる。
接触変質は、現在では接触変性と呼ばれている。
ここの接触変質地帯は、「石灰岩と粘板岩に花崗岩が貫入したもの。まず石灰岩は
変成作用によって大理石化した。スカルン化作用を受けて生じた珪灰石が大量に含まれ、
透輝石、ベスブ石、ざくろ石が形成されている。一方、粘板岩のほうもホルンフェルス化して、
黒雲母、菫青石が生じている」とのことで、なんのことかよく分からないが、
たいへん貴重なものらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/12/a6cf625da90921a88f93437d1cc6c993.jpg)
ヒミズ谷出合小屋を通過。
ヒミズは、モグラの親戚のような動物もいるが、ここの地名は日不見谷という、
日の光がよく当たらない谷という意味らしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/00/24ec882a422808b2c83b665c65233fcb.jpg)
ヒミズ谷の橋を渡り、植林帯の登山道に入る。
雪がとけて、登山道はドロドロのぬかるみ状態だ。
地形的にはたいへんな一本登りの急坂なのだが、ジグザグにルートが刻まれ、実際に歩くと
急登とは感じない。1合ごとに標識があり、距離まで書かれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/92/8a3fc4b9ddeeafbff3f1e3290ec6bda8.jpg)
3合目でいったん林道に出て、またすぐ登山道に入る。
あざみ小舎は、板壁が2方向のみに付けられている。ここは通過。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/eb/2f3d20a7aaac1952f8f51a7cda4e45bf.jpg)
赤い屋根がかわいらしい五合目小屋に到着。ここは地元では大曲りと呼ばれる場所だ。
天気が悪いものの、小屋の前からは琵琶湖や三上山が見える。
ここでアイゼンを履くことにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/61/03e564c2f557ba5f6a346cc6e1283a60.jpg)
だんだん雪が増えてきた。
肉球の跡がクッキリ。タヌキかな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/80/ef1ff90999090f06fec878c96bb6b0f2.jpg)
突然、開けたブナ群落が現れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/59/0fc0ecc42ea0d6a4bbeca43fa64b8975.jpg)
7合目の行者コバ(山伏コバ)に着いたのだ。ここで昼食タイム。
またもポツポツと小雨。濡れて困るほどではないのだが、この先が心配だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/84/10ac48bf6cf9adc7a6314c76d9c09a32.jpg)
7合目からは尾根を直登する冬道をとる。斜面をトラバースする夏道は危険なため閉鎖。
冬道はなかなかの急登だ。
本来はここからが霧氷スポットなのだが、思った通り、何もない。残念だが仕方ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/e8/d50e1076aa5bdade400a2f8f0f358392.jpg)
冷たい風が吹き抜ける山頂に到着。
「青年の塔」と名付けられた巨大なケルンと、大嵩神社の祠がある。
東側には鈴鹿山系の大パノラマが広がるが、この日は曇りがちで、眺めもいまひとつ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/33/4136ba74cdd63d0fc453c4b119501d4c.jpg)
今にも雨が強くなりそうだが、もちろん、ここまで来たからには、ブナの珍変木
「幸福ブナ」にも立ち寄る。
一人ひとりくぐって、幸せを願った。
また、こういう場所でこんな遊びができることそのものが幸せなのだ。
下山は往路を戻るのみ。
天候悪化が最後まで心配で、できるだけ急いで下山。皆さんもがんばってついてきて
下さった。
あざみ小舎で、ドロドロになったアイゼンをようやく外し、周辺の雪で軽く泥を払う。
さらに、ヒミズ谷出合小屋では沢に下りて、その流れでアイゼンを洗った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/12/0f38c85a3661b9c46cf7de37a5987a4e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/71/854b2358571f5cae2c4ef0247861388c.jpg)
想定より少し早く下山できたので、近江八幡駅で解散する前に、「クラブハリエ」と
「たねや」に寄って、スイーツお買い物タイム。
山ですれ違った若者パーティの顔もあって、やっぱりセットで寄るんだと思った。