ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

行政法の講義を履修している学生に、とっておきの参考書

2020年06月03日 18時11分30秒 | 本と雑誌

 大東文化大学法学部の「行政法1A」および「行政法1B」、社会学部の「行政法」、国学院大学法学部の「行政法1A」および「行政法1B」、中央大学経済学部の「行政法」、そして東洋大学大学院法学研究科の「行政法演習ⅡA」および「行政法演習ⅡB」を履修している学生に。

 次の本を、参考書として追加します。

 石川敏行『新プロゼミ行政法』(実務教育出版) Proseminar des Verwaltungsrechts

 わかりやすいだけでなく、中身の濃い教科書です。石川先生らしいなと思ったのは、最近の行政法の教科書では珍しく、英語やドイツ語の単語(勿論、専門用語などにあてられています)がふんだんに散りばめられていることです。

 私が学部生であった時に『はじめて学ぶプロゼミ行政法』が発売されました。私も買い、長らく読み続けていました。その時には有斐閣アルマシリーズと同じくらいのサイズであったと記憶しています。

 しばらく絶版になっていましたが、サイズも大きくなり、復活しました。読みやすさは前のプロゼミ以上になりましたし、内容も大変に濃くなりました。本のサイズからすれば凝縮されたという印象を持ちます。私も再勉強しようという気になっています。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする