東京は、下町だけが東京ではなくて
実際には古代から武蔵野と呼ばれる丘陵地帯
つまり「山手」には人が住んでいて
縄文時代や旧石器時代の遺跡も発掘されている。
山手には谷が多い。
これは、箱根や富士が噴出した火山灰による
「関東ローム層」を水の流れが削った跡であって
もちろん今でも川として流れている他にもあれば
近代以降に暗渠になってしまったもの
中世以降の流路変更で、すでに流れていないものなど
いろいろ存在している。
山手の谷を大きく分けると
北から石神井川系、神田川系、渋谷川系、目黒川系にわけられる。
谷端川は、その谷の北側の尾根を流れる千川上水と
椎名町の淡島神社の池を水源として
池袋本町、下板橋、滝野川谷端、大塚三業地、小石川と流れ
水道橋で神田川と合流する川。
途中、名もない支流をいくつも集めていたようで
川筋の道を歩いているといくつも
おそらく小さな流れがあったであろう跡の細い路地が
「自然な」かたちで合流してくる。
今では全区間暗渠となっていて、下水の幹線としても
水害防止の役割を果たしている。
JR板橋駅のホームの中程の谷は
この谷端川の侵食によるものである。
実際には古代から武蔵野と呼ばれる丘陵地帯
つまり「山手」には人が住んでいて
縄文時代や旧石器時代の遺跡も発掘されている。
山手には谷が多い。
これは、箱根や富士が噴出した火山灰による
「関東ローム層」を水の流れが削った跡であって
もちろん今でも川として流れている他にもあれば
近代以降に暗渠になってしまったもの
中世以降の流路変更で、すでに流れていないものなど
いろいろ存在している。
山手の谷を大きく分けると
北から石神井川系、神田川系、渋谷川系、目黒川系にわけられる。
谷端川は、その谷の北側の尾根を流れる千川上水と
椎名町の淡島神社の池を水源として
池袋本町、下板橋、滝野川谷端、大塚三業地、小石川と流れ
水道橋で神田川と合流する川。
途中、名もない支流をいくつも集めていたようで
川筋の道を歩いているといくつも
おそらく小さな流れがあったであろう跡の細い路地が
「自然な」かたちで合流してくる。
今では全区間暗渠となっていて、下水の幹線としても
水害防止の役割を果たしている。
JR板橋駅のホームの中程の谷は
この谷端川の侵食によるものである。