弦巻川

2012年08月19日 | 
弦巻川は、現在の東京芸術劇場とホテルメトロポリタン付近を水源に
雑司が谷を通り、護国寺から目白川の崖下を通って
江戸川橋で神田川に注いでいた川。

かつて、まだ池袋駅の西口が
木の生い茂った公園だったころ
そこに池があったのを幼い記憶として覚えている。

その池は弦巻川の水源池のようであるが、
実際には少し南側に明治時代の地図などでは池が描かれている。
実際に、メトロポリタンや池袋警察周辺は
摺鉢状の地形となっていて、大雨の際には、
水が溜まりやすい場所にもなっている。

なお、現在でもこの周辺は多くの水が湧いているようである。


雑司が谷という名前も、この川の谷の名前である。
都電は、ゆっくりとこの谷の勾配を降りて
谷底の少し手前から一気に加速して
上り勾配を登りきる。



北側の台地にはサンシャインが見え
南側、神田川の谷を更に越えた向こうには
新宿の高層ビル群が望める、この谷の両岸は
そちらも都電撮影の名所でもある。
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