烏山川と世田谷八幡の崖

2012年08月15日 | 徒然
烏山川は高源院の鴨池を水源の一つとして
八幡山を抜け、世田谷八幡の前を流れ
国士舘大学の校舎の間を通り
三宿で北沢川に合流する、現在でも開渠が残る川。

谷戸を流れる川ではあるが農業用水などとしても
使われていたようである。

さて、中流にある世田谷八幡は
烏山川の谷につきだした崖にある神社だが
ここには奉納相撲のための土俵がある。
現在では東京農大相撲部が毎年神事として相撲を奉納している。
この土俵は、ちょうど崖の中腹にあって
このためにこのあたりの地形がよくわかる構造にもなっている。

最寄駅は東急世田谷線の宮の坂駅だが
神社の境内の横にある坂道が宮坂と呼ばれていて
これに由来している。

また、この付近には現在でも宮坂姓の家が数件存在している。
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