毛利庭園

2015年08月04日 | 東京のお散歩
六本木ヒルズの足下には、長門長府侯毛利甲斐守の屋敷地であった
毛利庭園が広がっています。



現在の庭園は、ひょうたん池と呼ばれる池と、そこに注ぐ流れで構成されています。



毛利邸は、元禄の時代には赤穂浪士の討入り後、浪士10名の預け先となり
この屋敷で切腹しました。

幕末には邸内侍屋敷にて、乃木希典が誕生しています。

その後、個人宅となったあとにニッカウヰスキー工場となり
テレビ朝日(当時全国朝日放送)が、日本教育テレビから社名変更の際(昭和五十二年)に
同地を買収しました。
このため、その頃を知る人は、この池をニッカ池と呼んでいたりします。

毛利庭園は、六本木ヒルズの一部として各種イベントも行われるため
日本庭園というよりはイベント会場のような雰囲気ですが
高層ビルに囲まれた緑の空間は、癒しの空間でもあります。

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