有栖川宮記念公園

2015年08月20日 | 東京のお散歩
ビルが建ち並ぶ広尾の一角に、自然の地形を活かした公園があります。
旧有栖川宮邸跡地の有栖川宮記念公園です。

(有栖川宮記念公園)

江戸時代には陸奥盛岡南部家下屋敷で、明治二十九(1896)年に有栖川宮邸となりました。

威仁親王の薨去によって有栖川宮家が絶家となると
その祭祀と資産を引き継いだ高松宮家(宣仁親王妃喜久子さまは威仁親王の孫でもある)が
この御用地も継承しますが、自然や子どもの健康に格別のご関心をお持ちであった
宣仁親王より東京市に公園地として下賜されました。

(有栖川宮熾仁親王騎馬銅像)

公園向かいのインターナショナルマーケットや、すぐ近くの外苑西通りの喧騒とは
まったく別世界の渓谷美が広がっています。
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