洗足池

2015年08月25日 | 東京のお散歩
広重の江戸名所百景にも描かれた洗足池は、古くから千束(千僧供)と呼ばれた地にある
付近に点在する湧水地の中でも最大の池で、大池とも呼ばれています。

(洗足池)

(洗足池弁才天)

明治時代には、晩年の勝海舟がその滸に居を構えた事でも知られています。

洗足池そのものが湧水地であるだけでなく、近隣の湧水が池に合流しています。

(洗足池に注ぐ用水路)

清水窪弁財天からの流れは、途中まで暗渠となっているものの
いまでもその谷筋ははっきりとわかり、また池の手前からは開渠となっていて
その澄んだ水を見ることができます。

(清水窪からの暗渠)

洗足池から流出する川は「洗足流れ」と呼ばれ、下流で呑川に合流し東京湾に注ぎます。

池ではボートに乗ることも出来る上に、東急線の駅前という立地もあり
休日には多くの人で賑わう公園となっています。

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