等々力渓谷

2012年08月16日 | 
等々力渓谷は都内に残された
数少ない…というよりも、唯一の渓谷。

昔は王子滝野川なども渓谷として
江戸市民の行楽地となっていたようだが
現在はこの等々力だけが、自然の渓谷として遺されている。

この渓谷は、山手の河川ではなく
多摩川に注いでいる。

多摩川の東側は崖になっている箇所が多く
湧水が豊富なようである。

天然のクーラー。
節電(省エネというよりも値上げに対抗して)に
是非、行きたい渓谷である。
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烏山川と世田谷八幡の崖

2012年08月15日 | 徒然
烏山川は高源院の鴨池を水源の一つとして
八幡山を抜け、世田谷八幡の前を流れ
国士舘大学の校舎の間を通り
三宿で北沢川に合流する、現在でも開渠が残る川。

谷戸を流れる川ではあるが農業用水などとしても
使われていたようである。

さて、中流にある世田谷八幡は
烏山川の谷につきだした崖にある神社だが
ここには奉納相撲のための土俵がある。
現在では東京農大相撲部が毎年神事として相撲を奉納している。
この土俵は、ちょうど崖の中腹にあって
このためにこのあたりの地形がよくわかる構造にもなっている。

最寄駅は東急世田谷線の宮の坂駅だが
神社の境内の横にある坂道が宮坂と呼ばれていて
これに由来している。

また、この付近には現在でも宮坂姓の家が数件存在している。
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北沢川

2012年08月14日 | 徒然
北沢川は既に暗渠となってしまった川。
周辺各地の湧水だけでは水量が少ない川だったようだが
江戸時代に玉川上水からの分水が流れるようになって
水量は増えたようである。


東急世田谷線の山下(小田急線豪徳寺)駅付近が流路であったようで
世田谷線は、この駅の南側が勾配となっている。

なお、山下駅前の通りの「満来」のラーメンは
とっても安くて、とっても美味しいという事を
特記として書いておく。

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目黒川

2012年08月13日 | 
目黒川は北沢川と烏山川が池尻付近で合流して
そこから天王洲までを流れる河川。

河口から目黒までは
海上輸送の船が出入りしていて
「品物」が行き交う「川」ということで
品川と呼ばれていた。

目黒の荷揚げ場で扱われていた品の中には
鮮魚もあって、そう考えると「目黒のさんま」が美味しいのは
あながち間違えでは無いことになる。

神田川同様、下流域には大手印刷工場が立地している。
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笄川有栖川宮支流

2012年08月12日 | 
笄川は、青山墓地周辺を水源として
西麻布、広尾を流れ、天現寺橋で古川(渋谷川)に注ぐ川。

途中、根津邸支流(東武の創設者根津嘉一郎の邸宅。現在の根津美術館)
や、高樹町からの支流などが合流する。

その中で一番下流で合流するのが有栖川宮支流。
現在の有栖川宮記念公園を源流としている。

水源まではたどり着くことができないが
公園の敷地の崖から
うっすらと水が湧き出ているのを見ることができることもある。

広尾という都会のど真ん中。
じつは、東京はこんな風に緑豊かで
湧水も多い都市なのである。
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いもり川

2012年08月11日 | 徒然
日赤医療センター(広尾)の西側は
とても深い摺鉢地形になっている。

谷底には「いもり川」という渋谷川の支流があった。
青山学院を水源に、常陸宮邸、東京女学館の脇を流れ
渋谷川に注いでいる。

渋谷駅や恵比寿駅からの学バスに乗ると
東京女学館の脇の坂道を
なるべく信号待ちなどにかからないように
調整しながらバスが登ってゆく。
(プロでさえ坂道発進を避けたくなるぐらいの急な坂なのだ)

坂道を登りきれば日赤の正面玄関だが
もったいぶるかのように左折して東京女学館の前に止まってから
日赤の構内に入ってゆく。

まるで、登坂で乱れた呼吸を整えるために
女学館に寄っているようにも見える。

ちなみに、日赤の東側も谷になっていて
こちらは笄川の谷である。
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渋谷川本流

2012年08月10日 | 徒然
渋谷川は新宿御苑や明治神宮の池を水源としていて
現在、渋谷駅付近、国道246号線の南側から下流が
開渠として目にすることができる状態となっている。

暗渠となっている流路は
その道の形状からひと目で「川」とわかる道で
隠田付近は、護岸壁が、歩道と車道を隔てる役目を果たしている。

かつて隠田水車があったこの集落も
いまではその面影を微塵も遺していないけれど
川の記憶はしっかりと道の形状に遺されている。
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宇田川

2012年08月09日 | 徒然
渋谷区宇田川町。

宇田川はもちろん川の名前。

渋谷区西原(消防学校のある場所)を中心とした
代々木九十九谷から流れ出す渋谷川最大の支流で
代々木八幡付近で「春の小川」のモデルになった
河骨川と合流して宇田川となる。

西武百貨店のA館とB館の間は
地下は繋がっていない。

じつは、ここを宇田川は流れている。
現在も暗渠として流れているので
地下で繋げられないのである。

西武を過ぎて、JR線を潜ったあと
宮下公園のしたで渋谷川本流と合流する。

この付近に水車小屋があった頃の人々が
今の渋谷を見たらどんな反応を示すだろうか。
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神楽坂

2012年08月08日 | 徒然
神楽坂は、かなり急な坂である。
JR飯田橋との神楽坂の頂上ではかなりの標高差がある。

飯田橋駅は、江戸城の外堀沿いにあるのだが
この外堀自体、じつは自然の地形を利用して作られたもので
外堀のある谷は、もともと紅葉川という神田川系の流れがあった。

この紅葉川は富久町や余丁町、荒木町付近の湧水を集めたもので
靖国通りも、この流路の上に作られている。

四谷、市ヶ谷、飯田橋界隈の急な坂道は
この紅葉川が作った谷によるものなのである。
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石神井川の旧流路はどこだ

2012年08月07日 | 徒然
石神井川は、小平市を水源として
練馬区、板橋区、北区を流れ隅田川に注ぐ川である。
途中、北区で滝野川と呼ばれ
王子を過ぎて音無川とも呼ばれている。

石神井用水は、東京の沖積平野、いわゆる下町の平野部の
上水路として王子から分水された上水路で
武蔵野台地と沖積平野の境の崖の下を流れて山谷堀へ注いでいる。

この石神井川、実は中世以前は現在の不忍池に注いでいた。

滝野川の醸造試験所付近から南東に曲がり
西ヶ原を流れ、染井を水源とした流れに合流して
谷田川、藍染川を名を変え、不忍池へ注いでいた。

谷根千を通る、くねくね曲がった「へび道」は
この旧石神井川の流路である。

染井からの流れは、いまでもはっきりとその痕跡はわかる。
西ヶ原での合流地点までは
上流側の現在の石神井川の治水で、本流が深く、カーブもゆるくなり
また宅地造成や道路の工事などで流路跡がわかりにくくなっているが
変に曲がりくねった路地や、微妙に谷になっている地形が残っていて
そこが中世以前の流れのあとであることがわかる。

写真は、都電荒川線の飛鳥山-滝野川1丁目。
西ヶ原4丁目から谷をおりてきた都電は
飛鳥山との間で更に少しだけ凹んだ窪みを通過する。

河岸段丘状の谷の、まさに本流の跡の窪みである。
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東京の川 谷端川

2012年08月06日 | 徒然
東京は、下町だけが東京ではなくて
実際には古代から武蔵野と呼ばれる丘陵地帯
つまり「山手」には人が住んでいて
縄文時代や旧石器時代の遺跡も発掘されている。

山手には谷が多い。
これは、箱根や富士が噴出した火山灰による
「関東ローム層」を水の流れが削った跡であって
もちろん今でも川として流れている他にもあれば
近代以降に暗渠になってしまったもの
中世以降の流路変更で、すでに流れていないものなど
いろいろ存在している。

山手の谷を大きく分けると
北から石神井川系、神田川系、渋谷川系、目黒川系にわけられる。


谷端川は、その谷の北側の尾根を流れる千川上水と
椎名町の淡島神社の池を水源として
池袋本町、下板橋、滝野川谷端、大塚三業地、小石川と流れ
水道橋で神田川と合流する川。

途中、名もない支流をいくつも集めていたようで
川筋の道を歩いているといくつも
おそらく小さな流れがあったであろう跡の細い路地が
「自然な」かたちで合流してくる。

今では全区間暗渠となっていて、下水の幹線としても
水害防止の役割を果たしている。

JR板橋駅のホームの中程の谷は
この谷端川の侵食によるものである。
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奈良交通の特急バス

2012年08月05日 | 
奈良交通の「八木新宮線」は
全長166.9㎞ 停留所数は167、高速道路を使わない路線では、
日本一の走行距離を誇る路線バスです。

全線乗り通すと、途中の休憩を入れて6時間半の旅路です。

車両はいわゆるトップドア車ですが、一般のワンマン路線バスなので、
運転席の横には料金箱があります。

高速道路は通行しませんので、乗客はシートベルトをしめる必要がありません。


狭隘路あり、登坂ありの路線を、運転手は交代なしで乗務しますが
乗務時間の関係もあって、新宮営業所のドライバーによる
葛城営業所での1泊勤務という体系のようです。

1日3往復、毎日無事故でこの路線を走っています。

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ドアラさん

2012年08月04日 | 徒然
中日ドラゴンズのマスコット、ドアラ。

中京地区の「自由奔放(傍若無人とも言う)なキャラ」の
やななさんが引退してしまいますが
ドアラさんにはいつまでも頑張ってもらいたいものです。

ただ、ドアラさんは肉体的パフォーマンスが多いから
年齢的に…

あ、中の人などいません!!
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名古屋はええよ

2012年08月03日 | 徒然
名古屋はええよ~。
京都・大阪に出るのも東京に出るのも
新幹線使えば1時間半くらいで行けるがね。

ただ、地下鉄(特に東山線)がそうましいだで
まああかんね。

歌の通りに、鶴舞公園で
オリンピックやらにゃ、いかんでかんわ。


あ、でも2020年の夏季大会は東京なので
そこは譲れませんw
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PL

2012年08月02日 | 徒然
高校野球や花火大会で有名なPL教団。

最近知ったのですが、神道系だそうです。
その名前「パーフェクト リバティー教団」からして
キリスト教系かと思ってました。

聖地、富田林には万国の戦没者たちを超宗派で慰霊する
「超宗派万国戦争犠牲者慰霊大平和祈念塔」があります。

近鉄長野線の車窓から、よく見えます。
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