築土神社

2016年01月16日 | 東京のお散歩
九段に鎮座する築土神社は、古くは皇居外苑付近の津久戸村にあり
のちに田安台に遷座し田安明神と呼ばれるようになりました。
元和二(1616)年に筑土八幡隣に遷座し、太平洋戦争後に田安近くの現在地に遷されました。



現在では、天津彦邇邇杵尊が主祭神ですが、古くは平将門公が主祭神、
将門公と菅原道真公が配祀されています。

江戸時代には将門公の遺髪や頭蓋骨が祀られていたとされ
戦災に遭うまでは、将門公の首を納めていた首桶や肖像画、坐像も存在していました。

将門公を祀ることから、武運長久の神社とされ、日本武道館もその氏子となっています。
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筑土八幡神社

2016年01月15日 | 東京のお散歩
神楽坂に近い、牛込の台地上に鎮座する筑土八幡神社。
ここにも平将門の伝説があります。



天海による江戸建設に際して、「平将門の祟り」を利用したとされますが
その中で、将門公の足を祀ったという伝説が作られたのが、筑土八幡神社です。



現在の当社は、応仁天皇、神功皇后、仲哀天皇を祀っていますが
江戸時代の元和二年に、田安にあった田安明神が筑土八幡隣接地に遷座し
津久戸明神社となった際に、田安明神の祭神である将門公を
八幡神社でもうまく利用させたものと考えられます。

現在では明神社は田安に近い九段へ再び遷座しましたが
筑土八幡に平将門の足が祀られているという伝説は、生き続けています。
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神田神社

2016年01月14日 | 東京のお散歩
神田神社は、神田明神として知られる神社で、平将門公を三宮の祭神として祀っています。



もともとは、将門塚のある場所にあった神社で、出雲氏系の氏族によるものでした。
主祭神が大黒様ということからも、その史実を伺うことができます。

そこに、朝廷(伊勢系)に対抗し自ら新皇を名乗った将門公を合わせて祀る神田神社を
江戸城からみて鬼門の方角へ遷座させた事は、家康公から家光の代まで
江戸幕府初期の宗教的ブレーンとして活躍(暗躍?)した
天海が
当時の朝廷に対して、遠まわしのアピールを行っていたと見る事ができます。

梟首された将門公の身体が暴れまわり、力尽きた場所が神田神社とも言われていますが
胴体は茨城県にある延命院に埋められているとされ、神田神社も現在の首塚の場所にあったのですが
伝承においては、神田神社に胴体が祀られているとされています。

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将門塚

2016年01月13日 | 東京のお散歩
東京随一のパワースポットともオカルトスポットとも言われる場所、平将門公の首塚です。



伝承によれば、京都に送られた将門公の首級は、故郷(下総国とされる)へ向かって飛んでゆき
この場所に力尽きて落ちたとされています。
(そのような場所は、数カ所存在しています)

鎮座している千代田区大手町のこの場所は、江戸城築城前には芝崎村と呼ばれる場所で
いくつか存在していた古墳のひとつとも考えられています。

しかし同じく芝崎村にあり、のちに湯島へ遷座した神田神社も
将門公を三宮の祭神としている事から、いくつかある首塚の中でも
もっとも畏怖、尊崇されている場所となっています。

周辺の企業や官公庁も、現在に至っても将門公の祟りを恐れ
塚に失礼のないように、机の配置や工事の際などに何らかの配慮をしているそうです。
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宝田恵比寿神社

2016年01月12日 | 東京のお散歩
寳田惠比寿(宝田恵比寿)神社は、日本橋本町三丁目にある神社です。
宝田は、この神社を鎮守としていた村の名前で、現在の皇居外苑付近にありました。

家康公の江戸城築城に際し、村ごと現在地に遷座してきました。
当時は宝田神社でしたが、大伝馬町の名主である初代馬込勘解由が
恵比寿像を拝受奉安した事から、宝田恵比寿神社となりました。

この付近が江戸初期からの商業地でもあった事から、古くから現在に至るまで
商売繁盛の神様として崇敬を集めています。

また、東京の晩秋の風物詩でもある「べったら市」が行われる神社としても有名です。

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宮仲公園

2016年01月11日 | 東京のお散歩
豊島区を走る旧癌研通りは現在、宮仲公園通りと呼ばれています。

その宮仲公園は、もともと渋沢正雄氏(澁澤榮一の三男)の邸地で
氏が200坪を東京氏に寄付し、公園となったものです。

この場所には真宗大学(眞宗大學、現在の大谷大学)が明治時代に開学していて
その記念碑が建立されています。



また、皇后宮御製の碑も建立されています。
こちらは、昭和十八年に良子皇后(香淳皇后)が、この付近の隣組の
防空演習のご視察に行幸された際に詠まれた御製の歌

なぐさめむ ことのはもがな たたかひの
にはをしのびて すぐすやからを

が刻まれています。



小さい公園ですが、遊具よりも石碑が目立つ公園です。
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街中に地下鉄

2016年01月10日 | 東京のお散歩
池袋の住宅街に突如として現れる真っ赤な地下鉄車両。

かつて丸ノ内線で活躍していた、500形という車両です。

ここは豊島学院、昭和鉄道高校、東京交通短大と
普通科だけでなく交通系学科の学校を併設した
豊昭学園という学校です。

丸ノ内線の車両は、帝都高速度交通営団(現 東京メトロ)から
平成四年に東京交通短大に寄贈された車両です。


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ヴァイオリン

2016年01月09日 | 徒然
今日は、予てから目をつけていたヴァイオリンを購入。

楽器街お茶の水を歩いていると、ついつい新しい楽器が欲しくなります。

もちろん、今まで使ってきた楽器にも愛着があるので
それらをぞんざいに扱うことはありません。
実用的なコレクションとして、仲間が増えてゆくのです。

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弦交換

2016年01月08日 | 徒然
所有しているギターの弦交換。
新年の恒例行事です。



普段は個別に交換するギター弦ですが
新年だけは一斉交換しています。

なお、ギターは5挺。
うち1挺は12弦ギターです。



はっきり言えば、面倒くさいですが、自分で決めた恒例行事なので
一人で黙々と作業しました。

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1月7日

2016年01月07日 | 徒然
今日は松納めで、七草粥の日。

ここ数年は、祝膳は食べていないので、胃を休める必要も無いので
簡単に野菜粥を作って食べるだけにしました。

松飾りは、当然さげました。

明日からは、旧暦の年末気分で生活です(笑
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小寒

2016年01月06日 | 徒然
二十四節気のうち、小寒。

昨日までが暖かすぎた所為か、今日は寒く感じるものの
平年よりは寒さの緩い寒の入りです。

今シーズンは、東京地方にどれだけ雪が降るでしょうか。

寒いのは嫌ですが、雪景色は見たいと思う
新春です。
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最後の最初

2016年01月05日 | 東京のお散歩
今朝、東京中央卸売市場築地市場で、「最後の」初競りが行われました。

築地市場は、今年11月に豊洲市場へ移転します。

ただし、場外市場は築地に残りますので築地の賑わいは、続くとは思いますが…。

マグロの初競りは、案の定すしざんまいが競り落としました。
築地での本当に最後の競りでも、豊洲での最初の競りでも
木村社長は期待に応えてくれると思っています。

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東京ゼロ紀行(7) 交無号

2016年01月04日 | 東京のお散歩
日本の土地の標高を決める水準点、それの基準になる水準原点、
そしてそれを決定する東京湾平均海面。
つまり東京湾平均海面が、日本の土地の標高を決める「ゼロ」になるのです。

東京湾平均海面を決定するのは、かつて隅田川河口の霊岸島にある量水標でした。

(量水標モニュメント)

その量水標から70mほど離れた中央大橋の西詰の袂に、交無号という水準点があり
量水標から交無号までを計測し、交無点から日本水準原点までの高低差を計測することで
日本水準原点の標高を決定しました。

(交無号水準点)

交無号とは、水準路線が交差するゼロ(無号)の地点という意味で名付けられました。
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箱根駅伝

2016年01月03日 | 徒然
東京箱根間往復大学駅伝競走。
略して箱根駅伝。

今年もドラマがありました。

ランナーたちも、箱根駅伝ファンも
もう来年の競走に向けてスタートしています。

こればかりは、鬼に笑わないでいただきたいものです。

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静かな帰省ラッシュ

2016年01月02日 | 徒然
年明けの地元は、穏やかでのんびりした空気が流れています。

親元を離れていった人たちが、孫の顔を見せに帰って来たりして
どこか田舎街のような雰囲気の、日本最大級のターミナル駅の隣駅です。

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