THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

LIVE BAR 澄川MODAN TIME VOL,36

2010-05-17 22:56:14 | Live Set List
STA独占企画主催ライブ「liberation」の第1回がここMODAN TIMEでした。
今回が第7回目。
久々に帰ってきた澄川です。
この日は物凄い暑さだったなあ・・・・。

5月16日(日)
午後6時開演
恒例となったシカゴ旗がステージ後方の鏡上部に貼り付けられました。
いつものように、全てジャンル違いの5バンドがそろい踏みです。
皆さん、とてもマナーがよく時間以内にライブを終了してくれるので、かなり早めに進行しました。
アンコールが、かかっても余裕のタイムテーブルでした。

1バンド目は、MASAの故郷の先輩でもあるカークさん率いる「beer please」
カントリーロックやビートルズ、デル・シャノン、坂本九などのナンバーを演奏してくれました。
ボンゾの影響を受けたというドラムの方は帯広からの参戦。
文字通りパワフルでした。
アンコールではブルースを披露してくれました。

2バンド目は「those guys」
多国籍バンドでベースのロブがアメリカ人、ドラムのアランがカナダ人です。
こちらのバンドはトベ君をはじめ何度もタイバンを組んだ仲。
ナベさんは去年まで[MJBB」を率いていました。
パワーステーション、パープル、シン・リジー、ステッペンウルフ、クリーム等を豪快にプレイ。
「バッジ」が秀逸でしたね。
ロブはパープルをやってもアメリカンですね(笑)

3バンド目は、当店のマスター率いる「modan time」
トリオ編成ながら円熟のサウンド。
ビートルズの曲も意外性タップリなアレンジでにやり。
各メンバーのソロを織り交ぜながらの余裕の進行。
タケさん、真っ赤なテレキャスがお似合いです。

4バンド目は、がらっと雰囲気を変えて3人編成(ピアノ、ベース、ドラム)でラテンやジャズを楽しませてくれました。
一切のMC無し、珠玉の5曲を一気に聞かせてくれました。
会場も思わず唸るのみ・・・。
ピアノのチカさんは最後には、立ち上がっての熱演で拍手をもらっていました。

そしてトリのSTAにバトンタッチです・・・・。



*****SET LIST*****
1,free(自由になりたい)・・・・chicago
2,~gimme some lovin'・・・・・the blues brothers
3,loneliness is just a word(孤独なんて唯の言葉)・・・・・chicago
4,~petergunn・・・・・the blues brothers&sarah vaughan
5,i can't turn you loose(お前をはなさない)・・・・・the blues brothers
6,~soulman・・・・・the blues brothers
7,~superstition(迷信)・・・・・stevie wonder
8,make me smile(ぼくらに微笑を)・・・・chicago
9,~now more than ever(愛は限りなく)・・・・chicago

--------encore--------
10,25or6to4(長い夜)・・・・chicago




*****MEMBER*****
MASA・・・・B VO CHO
NOBU・・・・G
SHIGE・・・・TP
KO-CHAN・・・・TS
MITSU・・・・TB
KEN・・・・DR CHO
RABA・・・・PER CHO
KAZU・・・・VO CHO PER

special thanks to・・・・noborikawasan&papermoonsan&tomochan&kontasan&hitomisan&syu




タイバン達の倍近くの人数でステージに陣取り開演のアナウンスを告げると「待ってました!」と拍手喝采!オープニングは定番のブラスロックナンバー(コーラスパートがかみ合ってるね)で攻め、そこから一転してペーパームーンさん&カークさんお気に入りのスペンサーディビスグループのスタンダードナンバー「ギミ・サム・ラヴィン(シカゴもカヴァーしています)」へ。
この日は、マサの故郷の方達が応援に駆けつけてくれまして(beer pleaseを含めて)差し入れまでいただきました。
ご馳走様でした!



御挨拶のあとは、STA中、もっとも構成の難解なブラスロックファストジャズワルツ・・・イントロでのシゲが発するいななきペットソロのあとに、突発的事故が発生して急遽,editされてしまいましたが(笑)なんなくクリア!
(ハモンド奏者不在の為、ノブがソロ担当。)
普通ならこの展開の激しい構成でこの事態に陥ると8人編成の場合、かなり修復が難しいものですが、さすがツワモノ集団、涼しい顔して完奏。
左サイドでプレイしている私自身、笑みがこぼれてしまうほどでした。



続いてメドレーのインスト。
STAがライブ活動はじめた時の、最初のお披露目ナンバーです。
サックス~ボントロ~ギターとリレー形式でスムーズにソロを繋ぎます。
ただ、今回からあの車のCMでもおなじみのサラ・ヴォーンのヴォーカルヴァージョンも導入・・・・ところがここで第2次災害勃発(笑)・・・それでも不敵な笑みを浮かべてエンディング部ブラス隊のメインリフとユニゾンで連動してヴォーカルを絡めつつパワーアップフィニッシュ!
恐ろしいくらい、逆境をバネに素晴らしいくらいに盛上げていく男達に、鳥肌が立つほどだ。
しかし、サプライズはまだまだ続くのであった・・・。
やはりステージには魔物が潜んでいる・・・。
マサのベースギターが大爆音を発して床に落下!
長年ライブをしていますがこんなこと、初体験。
ストラップが外れないようにシャーラー製ストラップロックピンを装備しているのですが、なんとストラップではなく取り付けているパーツ同士が金属疲労を起こしていたのが原因でした。
練習には外れないのに、何で本番で外れるかなあ・・・。
まあ、1弦のチューニングをするだけで事無きを得て、事情を懇切丁寧に説明しつつも、オーティス・レディングの曲「お前をはなさい(シカゴもカヴァーしてますよ)」。
ここでもコーちゃんの切れ味鋭いソロが冴え渡る!



今時期は、公私共に多忙を極めるメンバー達。
リハもままなりません。
と言うわけでして、月一にしか顔を合わせないメンバーもいて、つまり全員揃っての練習は一度もなく本番当日も、もちろんリハなし(毎回ですが)のぶっつけ本番です。
中には、ここ最近はライブ会場の時にしか会えないメンバーもいます。



そんなことは微塵も感じさせないくらいの空気感を漂わせつつ、ソウルナンバー「ソウルマン(無名時代のシカゴも取り上げています)」。



思いっきりダンサンブルにはじけて、そのまま「迷信」へ。
クラビのリフはノブがギターで再現。



アクシデントは続くもので、2度あることは3度ある・・・4度も・・・。
またロックピンが外れた!
今度は直前にベースをおさえたので落下は防げたものの、応急処置を施して演奏開始(終演後にアロンアルファで接着しているのにも関わらずワッシャーが落下・・・)

新加入のカズを含めたメンバー紹介のあとはラストナンバー、定番のシカゴで派手に決めたのですが、どこからともなく「あれ、長い夜は?アンコール!!」の声。

ということで、豪快に正真正銘最後の曲は「4時25、6分前!」
やっぱりこの曲をやらないと、終わらせてくれないのね!!(爆)
STAの2代目ドラマー,シュウも激励に駆けつけてくれ旧交を温めました。
マサが帰宅後、一番にやったこと・・・・もちろんストラップロックピンの交換作業であります。
じっくりと観察してみるとビックリ!
金属に角がなくなり丸く擦り減っていました。
ここまで削られていたとは・・・。

MASA


コメント (3)
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EDWARDS JAZZ MODEL TROMBONE

2010-05-17 05:26:59 | 楽器館
使い手はとても希少ですが、とても扱いやすく、重量は軽いけれども深みのある良い音が出ます。
私の好きなウディ・ハーマン楽団のリード奏者だったジム・ピューが使っている楽器でもあります。(現在はmanhattan jazz orchestraなどで活躍中)。

MITSU
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