7月22日(日)
場所:浅草橋街園(小樽市港町5番)
イベントタイム 12:00~21:00
先週に引き続き、再びやって来ました、坂と運河の港町、小樽へ。
このイベントも、3日間全てが晴天に恵まれて皆、安心してステージに集中できて良かったね。
今年も連日、地元小樽を中心に札幌、地方から数多くのバンドが集結しての熱演が続きました(東京からの参入組もあり!)
多種多様豪華絢爛なる参加数、この日だけでもなんと19バンド!!
でも、ちっともダレることなく最後まで盛り上がりっぱなし。
物凄いパワーですね。
写真を見てもらえばわかるとおり、会場は小樽と言ってまず最初に映し出されるあの運河にかかった橋の上「特設ステージ」です。
だから観客も音楽好き人間以外に観光客がごったがえしている状態(家族連れや海外からのお客さんもたくさんいたよ。可愛いちびっ子も)。
ステージ前の丸テーブル席はもちろんのこと、階段、車道にかかる段差、交差点角、歩道、橋の欄干、道路の向こう側にいたるまで見物客の多いこと。
会場近くの観光スポットを散策してみると、そこにまで景気のよいド派手サウンドがズンズンと響き渡ってきます。
あれなら迷う事無く無事にコンサート会場にたどり着けますね(´∀`*)
音の聞こえる方向に歩いて角を曲がるとグっと音量迫力倍増、観客が歩道にあふれかえっているのが遠目にも確認することができます。
「おお!!今年も遂にこの日がやってきたぜ!」(ワクワク~~)
あちこちで懐かしい仲間、ついこの間もタイバンを組んだ連中やお世話になっている人たちに次々と遭遇。
固い握手に和やかな会話、近況報告。
違う日に出演してまた遊びに来た人、残念ながら今年は都合がつかずに出演できなかった人、未だにこのステージを踏んでいなくて来年こそは!と目標を立てる人、もうこの日のステージを終えた人、もうすぐ自分の出番という人等様々・・・・。
もう何度も音響でお世話になっているスタッフの皆さんもキビキビとあちこち動き回っています。
さてステージに目を向けてみると、もちろん今年は雨よけ用屋根がないので広々としていて視界良好。
マリンフェスタと同じレッドカーペットも敷いてあります。
そしてドラムとアンプが雛壇上にセッティングされていて一段とグレードアップ。
プログラムを見てみるとよく知ってる名前がズラリ。
レベッカのコピー・バンド「ラズベリー」も弾けたステージを展開。
更にはSTAのオカチャン&シンちゃんが所属するバンド「SAWAKEN-BAND」も幅広いミュージック・ワールドを展開(オープニングナンバーは「ピック・アップ・ザ・ピーセス」)
そしてですね、ノブ・・・びっくりしたんだけどこの日は3ステージを務めることに。
まずは札幌近郊の街で「吾平バンド」でライブ。
そのまま、札幌を通過して真逆方向の小樽入り。
夕方再び「吾平バンド」で浅草橋ライブ(EW&F,ジェームス・ブラウン等相変わらずの派手派手グルーヴ・ダンシング)
その次にSTAですからね、スタミナ温存も大変なはず。
さあ、夕闇迫る頃にSTAの出番です(PM7:35~)。
***SET LIST***
1、I'M A MAN・・・CHICAGO
2、QUESTIONS67&68・・・CHICAGO
3、~FREE・FORM・INTORO
4、~DOES ANYBODY REALLY KNOW WHAT TIME IT IS?(一体、現実を把握している者はいるだろうか?)・・・CHICAGO
5、SATURDAY IN THE PARK・・・CHICAGO
6、25OR6TO4(長い夜)・・・CHICAGO
***MEMBER***
MASA・・・B VO PER
KENJI・・・PER CHO
NOBU・・・G
MITSU・・・TB PER
SHIN・・・KB
OKA-CHAN・・・AS CHO
KEN-SUKE・・・TP PER
KEN-ICHI・・・TP CHO
YASU・・・DR
ライブならではのアクシデントも何のその、あっという間のライブでした。
何といっても今回はSTAが長年ライブ活動をしてきた中で初のキーボード奏者フル参加という記念すべきステージです。
その辺も加味しつつ実験的要素プラスわがままちょっぴりでのぞんでみました。
いきなりベースのリフから開始というのも珍しいでしょ。
しかもブラスなし。
STAを知らない人達はこのラテンフレイヴァーてんこ盛りのナンバーで踊ってくれましたが、以前にライブを見たことある人なら戸惑いがあったはずです。
(シンのオルガン・サウンドもいい味を醸し出しているし、ブラス隊はコーラスとパーカッション担当と化す)
ケンジとヤスの打楽器ソロのあとに連続ブレイク、間髪いれずにマサが
「MEXT NUMBER,CHICAGO!!QUESTIONS67&68!!!」
ここからは怒涛のブラスセクション大活躍だあ。
曲を良く知っている人たちはステージ前方になだれ込んできて歌どころかブラスソロの旋律まで一緒に口ずさんでいるんですから脱帽です。
マサがモニターに左足を乗せれば客は靴を指差し、ステージ前方に歩み寄れば客もドドッとせり出してくる。
マサのジャンプでエンディングを迎えたままピアノ・ソロへ・・・。
これはマサがシンに「是非、シカゴのボビー風イントロを奏でてよ」とリクエストをしたところ、快く承諾してくれて短期間でオリジナルをまとめあげたもの。
これによって初期シカゴが必ずライブでやっていた前奏曲がSTAでも遂に実現の運びとなった訳です、パチパチ(ケンジのナレーションも重要なポジション)。
もちろん本編「一体、現実を把握している者はいるだろうか?」でも「クエスチョンズ67&68」同様にシンの軽快なピアノが主軸をなしてSTAに新たなノリを構成してくれます。
「この音が欲しかったんだ、いいねえ」イントロではケンイチのトランペット、エンディングではミツのトロンボーンソロが締めてくれます。
マサがブラス方向を指差して会場からも大きな拍手。(先週はここ2箇所をタクとタツが務めたんだよね)
MCではマサが会場を熱く煽りつつも喜びを声振り絞って伝えて残り2曲に突入。
もちろんシンが加入したんだからこの曲をやらないわけにはいきません。
シンとの初音合わせにもやった「サタディ・イン・ザ・パーク」
あの超有名な鍵盤シンコペーションが軽やかに紡ぎ出されるとメンバー達も後方を振り返り笑顔を送ります。
オカチャン&ケンスケものびのびとプレイに専念。
このポップでキャッチーな(実はとても緻密で難解な作りなのですよ)曲のメロディーにのってチークダンスをしている者まで現れました。
ステージと観客とのコール&レスポンスもここに極まれり。
「ラストです!」
上空の夕闇をマサが指差して・・・・
これももうお約束というか、やらなきゃあ絶対に許されなくなってきたとどめの一発「長い夜」!
もう狂ったようにぐちゃぐちゃにのりまくりました。
マサは一旦、ステージを降りて観客を掻き分けてノブのもとへ合流。
ギターソロを絡みで盛り立てます(最近、これを絶対やるのが普通にSTA内で取り決められたようで。もちろんノブのワウもだよ)。
ということで小樽STA3連続屋外ライブの第2回も無事に終了。
来月はまた場所を変えての初イベント参加です。
入場無料、無料駐車場あり、飲食用露天も多数出店ときちゃあ、もうじっとしてられないでしょ。
国の重要文化財前でのライブです。
その日も晴れることを祈りつつ・・・・。
追記・・・いつもSTAブログを楽しんでくれている皆さんに感謝♪
SPECIAL THANKS TO・・・HITOMI&TAMA&MR、JIN&KURAGE&PARTY’S&FIRE BALL&SAWAKEN-BAND&RASPBERRY&GO!HEY!BAND&NOUKYOU-SKA-PEARL-RICE-ORCHESTRA&STUFF&KAMOME!!