THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

暦の上ではディセンバー

2013-12-04 04:16:03 | リハーサル

若き頃は、夜な夜な札幌中心街をうろちょろして地下鉄終電のお世話になったものですが、ここのところはまったくといっていいくらい御無沙汰です。

久しぶりに一人で大通のイルミネーション、地下街、テレビ塔近辺を散策、そして常連だった蕎麦店で冷やしタヌキに舌鼓。

あいにくデジカメを忘れてしまったのでスマホで撮影したのですが、どうも上手く使いこなせないなあ・・・。

まあ、いずれにしてもイルミネーションは直に観たほうが断然感動的です。

 

ここのところ、連日MR・EKB&B・N・Pのギタリスト、てっちゃんとの音楽談義を楽しんでいます。あの若さであらゆるジャンルにわたって盛り上がれるなんて素晴らしいし、こっちも嬉しくなって調子に乗り例によってドンドンとコアな話題にはまり込んでしまい周囲がドン引きしそうな勢いです(笑)。

 

数多くのバンド仲間達からちょくちょくライブ出演のお誘いを受けますが、こちらは大所帯なので月に1~2本が限界。メンバー全員のスケジュール調整、確認が直前のオファーだと非常に難しい・・・。

ライブ大好き人間の集団なので都合がつけば喜んでどこでも演奏したいのですが現実問題としては厳しい・・・。

誘ってくれたみんな、ごめんなさいね。これに懲りずまた根気よく声掛けてください。

また、各バンドのリーダー達とも最近はよく活動運営についてのノウハウを語り合ってもいます。皆さん、いろいろと大変みたいですね。

なにせミュージシャンはエゴと個性の塊みたいな生き物ですから、そいつらを束ねて前進していくのは至難の業。とてもじゃあないけど、ノーマルな感覚でまとめ上げるのはまず無理。

そこをやりくりしてライブにまでもっていくのは目に見えないストレスとの戦いでもあります。でもやっぱりなんだかんだ言ってもあのスポットライト輝く中でのサウンド、拍手に酔いしれる味を知っちゃうと嫌なことも消し飛んで病み付きになっちゃいますね。脱退も解散も活動停止も簡単なことです。「や~めた」と一言言えば楽になるのですから。

STAが8年以上、ずっと活動し続け現在の時点で87回毎月ライブを行ってきたことを知り驚かれる方々がよくいます。(結成以来、練習&ライブ皆勤賞はマサのみ、その後、加入以来の皆勤賞はケンのみ)これもひとえに現在の素晴らしいメンバーたちの力と影ながら応援してくれている仲間たちの温かい励ましの言葉に囲まれているからなのです。

 

12月初のバンド練習です。さすがに師走ともなれば多忙の者も続出、体調不良者もいて6人が集合(ゲスト含)。皆さん予防接種しましょうね。

2時間のスタジオ練習程度ならば休憩なしでぶっ通しでプレイに徹したほうが集中力が途切れなく効果テキメン、体力強化にももってこいです。(ポール・マッカートニーやジョン・ウエットンらはあの年齢で演奏&歌を長時間休みなしでこなしながらも水分の補給をしないそうですよ。ミツ曰くポールはバックのメンバー達にも同様のことをやらせているそうです。リンダ存命中は夫婦揃ってベジタリアンなのでメンバー以外にもスタッフまでも飲食、喫煙などにとても厳しい規制が施されていたとか)

前半の1時間はブラスなしの5人でゲスト中心に3曲を延々リフレインで演奏。今までにないくらいに濃厚なひとときです。

コーラス、エンディング部分、リフから歌い出し部分のタイミングをチェック。

しつこいくらいに連発するブレイク部分にはかなり拘ってみました。全員が切れ味鋭くファンキーなタイミングを掴むまで要求。3回目がピッタリあったとおもったら今度は4回目がずれる・・とほほ・・・。

ノブからは「目印の音はないほうがかっこいい。聞いてるほうにネタばれだし、突飛な演出が軽くなる。ヒント丸出しで安易」と厳しい意見。

シンが自らアレンジしたキーボードが益々磨きがかかってきて感動的です。

マサ、ノブからまたもや絶賛。センスが光る旋律に鳥肌がたちます。なるほど、こういう対抗策もあったのか・・・と勉強になります。

バラードでもその力量を思う存分に発揮しています。オリジナルでは壮大なるオーケストレーションが彩りを添えているのですが、そこを華麗な味付けで演出。

ケンもパーカッション的打法やワイヤーブラシの強弱で感情移入しています。

ゲスト・ボーカルも熱心に研究の成果を発揮、シカゴのやっかいな曲構成にも打開策を見出したようですよ。

さあ、ここでトランペットのタツが登場。俄然、音にも厚み、迫力が加味されます。

時間切れまでセットリストをドバッとメドレーでかっ飛ばしです。

はたから見たら鬼気迫るくらいの空気感だったのではないでしょうか。

床に置いたカンニングペーパーがバスドラム・トップヘッドから発せられるキック風圧で吹っ飛んじゃいました。

管が1人なので数週間ブラス・ファンファーレのインストできずにカット。

彼らの個人鍛錬に期待しましょう。以前、4管揃った時の荘厳なる響きにしびれたものです。

細かなミスもかなり軽減されてきたけど苦手な16ビートにぎこちなさを感じるなあ。

3拍子は中々な仕上がり、体もほぐれてきてノリが出てきたころにリハーサル終了です!!

 

ロビーでは店長から美味しいホット・コーヒーの差し入れ。御馳走様でした!他のスタジオから出てきた馴染みのバンド連中とも近況報告。

今時期はクリスマスパーティーや忘年会と、即席宴会バンドが動き出すのです。

さあ!来週は2013年STAしめくくりスタジオ練習です。

 

 

 

コメント
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