♬出てきた、出てきた山親爺。笹の葉担いで、シャケしょって。スキーに乗った山親爺!
北海道で、連日冬眠から覚めたヒグマが出没するニュースが流れていますね。山菜採りの方が目撃、もしくは襲われるなんていうことも。
毎年今時になると必ず報道されますね。恐ろしや…!皆さん山に入るときには気をつけましょう。
私が東京在住時、北海道が観光地としてダントツ人気でブーム真っ只中。
デッカいどう!北海道!!!なんて名コピーも。
内地の友人が
「北海には行ってみたいんだけど、熊がでるからなあ…」
おいおい、道産子で山奥出身の俺だっていまだにヒグマと遭遇したことないよ。
「北海道の川って
シャケがうじゃうじゃ泳いでるんだろ。道路はずっとまっすぐで信号もないし、両脇にはトウモロコシやメロン畑があって馬や牛がいるんだろ。地面を掘ったらジャガイモや石炭が出てくるんだろ」真顔で言ってました。
写真は私が小学校の修学旅行で洞爺湖温泉に泊まった時にお土産で買ったクマの木彫り。実家の居間にあったモノ。これはとても安かったなあ。クマの吠えた口や牙を彫るのは難しいから、シャケをくわえさせると制作が比較的楽だと当時聞きました。あ?!自分へのお土産は(?)星飛雄馬の投球フォームプラモデルでした(*^_^*)。
さてさて、23日に控えしSTA企画ライブイベント「リブレーション」のための最終スタジオ・リハーサルが、先日行われました。
集結したのは前回同様に6人。
トロンボーンのエビちゃんは、遠距離参加のためにブッツケ本番。若さと自信で挑戦。
マサからブラススコアが送られているので、きっと今頃は一人特訓で汗していることでしょう。期待しているよ。
マサとシン、クニとでマイクやスタンドを準備しながら、音量と音質、バランスを人数分セットアップ。
限られた時間内で調整練習のため、だらだらと行うわけにはいきません。
分単位で壁掛け時計や曲目表とニラメッコしつつも進行。
各メンバーのセッテイングとチューニングが完了次第、マサの号令と共に本番さながらに音出し突入だ。
なんせ前回アレンジがボロボロの状態だったため、反省も踏まえて厳しく曲ごとに危険箇所を集中まとめ。時間はドンドンと経過してゆく・・・・。
シカゴ初期のマニアックな2曲が新たに加わり(クニとファニーがブラス全パートスコアを書き上げ)、ライブ初披露のため力が入っていますよ。
微妙なズレやテンポも徹底的に話し合い、何度も何度も妥協なきまでに繰り返し演奏。
時代性を反映してか長尺なオリジナル曲は、ギター・ソロを半分にカットしてコンパクト化。
なんとか、ほどよく収まっています。ノブのギタートーンやフレーズが、一気にニューロックの夜明けをサイケデリックに歌い上げているかのようです。
シンも当初はボーカル・キーの高さに四苦八苦していたようですが、そこはそれでさすがに歌いこなす度、徐々に貫禄の熱唱で新境地を開拓。
鉄壁のリズムセクションに徹するべく、マサとセッキーも神経がひりつくほどにトレーニング。なんといてもユニゾンが変態的に絡み付いてきて、これでもかあ!というほどに追い込んできます。
長年温めてきた組曲も第3楽章を加えて更に一歩前進。
なかなか完奏できなかったので、重点的に問題点をあぶりだして納得がゆくまでプログレッシブなパートを更に分解。
なんとかかんとかエンディングにまでたどり着くことができたけれども、まだまだ不安要素は満載・・・・。次々に襲いかかってくる難関を無事に突破することができるのだろうか?まるでミュージシャンというよりもアスリート感覚であります。
クニもあいかわらずトランペット、コーラス、パーカッションにと八面六臂の大活躍。
ライブ当日までテナーサックスや、もう1本トランペットが加わるのかはいまだに、謎。
クニにかかる重圧は半端ではありませんが、そこはそれでクールに乗り越えてくれることでしょう。
野郎集団S・T・Aのワイルドなるブラスロックが本領発揮できるよい機会でしょ。
いままでも崖っぷちのライブを、スリリングに数え切れないほど乗り切ってきたツワモノ達が揃っているのですから。
しばらく休みだったシンが最近復帰してきたので、キーボードの響きがとっても新鮮で感動的。
やはり安定感ある鍵盤タッチは別格。
皆にもそれが自然と伝わっているようで俄然白熱のプレイ。グルーヴもおのずと、よりうねりだしてきます。
ライブが待ちきれないようです。ワクワク。
ビニーズ・バーでのライブはS・T・Aがトリ。
しかも曲数が多い。
でも1分ほどの曲やエディットバージョン、ソロもカット、メドレーにしたりして趣向を凝らしてるので大丈夫です。ただあまりやりなれてない構成が多いので、もしかしたら戸惑う者が出てくるかも・・・・。
熟練パワーとアイコンタクトで協力しあい楽しみたいと思います。だって何年も活動しているのに毎回同じ曲ばかりでネタばればれのライブで内輪受けしていてもしらけるだけでしょう。
だから毎月必ずセットリストは変更して、新たな曲を組み込むようにして自らに拍車をかけています(ライブ会場、観客、タイバン、イベントなどのカラーを計算に入れて)。
そうすることによって、いつまでたっても気の抜けない火花散るテンションの高い展開が望めるし、良い意味でのサプライズなんかも勃発しちゃうんだから。
もちろん事故って大恥をかくこともあるけれども、へこたれずにそれを肥やしとして成長してゆきます。
ジュンもブラス・スセクションはもちろんのこと、アクセントや速度、回数、小節数、強弱などを懇切丁寧に解説しながらサックスでブロー。
時にはガイドラインとして代理ボーカルもこなします。
今回のライブの内容はちょっと特殊なサウンドかもよ。
念願の流れが着実に現実味を帯びてきました。
夏のライブも正式決定して、益々意気軒昂なるS・T・A。
ライブ会場でお待ちしております。場所は駐車場完備のビニーズバー。
全6バンドでジャンルもバラエティに盛り上げていきますよ。
マサとノブはピンクフロイドのデヴィッド・ギルモアのソロアルバムや、レッド・ツエッペリンの映画「永遠の歌」DVDの話題であいかわらずオタク振りを発揮。
他を寄せ付けない空気をまた発散していました(笑!!)
大昔のシカゴ・カヴァーバンドLPをマサがゲットしたことを何気に語ってみたところ、以外にも殆どのメンバーが異様に食いついてきたのにはビックリ。
やはりライヴァル意識は旺盛?それとも研究材料としての興味?