富良野在住の倉本聰先生。
言うまでもなく日本テレビ脚本界においての大巨匠。
「君は海を見たか」
その氏の代表作「北の国から」以前に書き上げた、これは当時流行していた難病、医学物を扱った中々に重いテーマで、まだ若かった頃の私もストーリーがどんどんとショッキングなシーンに発展していくにつれて我が事のように深刻になってしまったものです。
三度映像化されていて、最初のドラマでの主演は平幹二朗、映画化の際には天地茂、そして「北の国から」スタッフ総動員でフジテレビがリメイクしたときの主演がショーケンでした!
このドラマを見ていた方は相当な通かも。
内容は…
仕事人間の父親は一人息子とのコミニケーションなど皆無。
親子のふれあいなど一切無し。
ところがある日、その我が子が不治の病に侵されている事を知る。
それまでの振る舞いを深く反省した父親は仕事を投げ出して息子の病気をなんとか治すべく必死に取り憑かれたかのように奔走する。
ショーケンの遅すぎた我が子に対する愛情表現の熱演や台詞回しはあまりにもリアル過ぎて鬼気迫るものを感じます。
ちなみに息子役は「北の国から」で夕張炭鉱事故で父親を亡くし富良野にやってきたパソコンマニアで生意気なあの子です。ジュンと正吉とでイカダに乗って溺れてしまい、パンツ脱がされ裸のまま雨に濡れて肺炎になり入院してしまったんだよね。
壁画は、建築物や洞窟の壁・天井などに描かれた絵画。 人類の最も古い絵画は、洞窟の凹凸を利用して描いた壁画であり、人類が建物を作るようになって以後もその壁面に絵画が描かれるなど、絵画は居住空間や神聖な空間の壁と切り離せない存在だった。絵画は次第に洞窟や建物の壁面から離れ、独立した板や布に描かれるようになった。 ウィキペディア
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