1981年、スタジオやライブハウスの壁にtroubleなるバンドのポスターがベタベタと貼り出されていた。
メンバー達は皆、
リーゼントに黒の革ジャン姿。
見るからにキャロル!^_^
なんと、ジョニー大倉の肝いりとの事。
バンド名はエルビスの名曲じゃん。
デビュー曲は「ミスターリッケンバッカー」かい?!
「ミスターギブソン」ではないのかいなあ?!
もうそれだけで、明らかにサウンドが聴こえてくる!
で、渋谷エピキュラスで、彼らのデビュー直前ライブを観る機会があった。
もうビックリした。
想像以上の衝撃。
だって編成パートは当然として、レパートリーからルックス、使用楽器、衣装、アレンジまで、まるっきりキャロルなんだから。
特にめちゃ際だっていたのがベース&ボーカル!
アクション、表情からMC、仕草にいたるまで永ちゃんそっくり。
というか乗り移っているんじゃないの?と思うくらいのなりきりぶり。
声、節回しのクセまで感コピ。
相当に伝説の日比谷野音解散ライブ映像を観て研究したんですね。
その人が高橋ジョージだと知ったのは数年後。
バンド解散後は、第二のキャロルと言われて話題になったプリーズを結成。
ジョニーとウッチャンとの合体だからね。
このバンドも短命に終わる…ゴタゴタ問題を抱えていたのはワイドショーでも取り上げられていた。
そしてthe 虎舞竜に改名して「ロード」の大ヒット!
三船美佳との泥沼離婚に至るわけだ。
the 虎舞竜ではなくtroubleを観れたのはラッキーだった。
もう2度と見る事が叶わないキャロルを擬似体験できた感覚。
ちなみにtroubleは、舘ひろしの「朝まで踊ろう」もシングルでカバーしていますよ!^_^