ショーケンの俳優人生開眼のキッカケになったという「影武者」
世界の黒澤が手掛けた3時間にもおよぶ大作。
完成までには色々あったけど、結果は大ヒットしましたね。
私の知人も武者役で富士まで行って出演しています。あの人数だからどこにいるのかわからないけどね…^_^。
昨夜放送された「追悼インタビュー トップランナー萩原健一」でも語っていましたが、相当に過酷なロケだったらしいです。
ショーケン曰く、黒澤監督って世間のイメージとは違って優しく正直な人。
ただただ感謝しかないとのこと。
でも役作りに関しては厳しい。
落下したら間違いなく死んじゃうような高さのところギリギリに延々と座らされた。ずっと落ちた時の事を考えていたらしく、甲冑はガードになるか、重いからかえって衝撃が増すか、とか。
乗馬シーンでも中々オーケーが出ない。なんで?と思った。どうやら馬のウイリーを期待していたらしい。でも調教された馬はそういう危険なことはやらないらしいです。
別シーンでショーケンが馬もろとも転倒した時のこと。
「馬は大丈夫か?」と駆け寄ってきた監督の一言にはさすがに頭にきたそうですよ(爆笑)
この映画のクライマックス「長篠の戦い」の舞台は北海道で去年9月に地震災害があった厚真町。
そこの原野に幅400メートルにわたって馬防柵を設置して行われたそうです。
もちろんショーケンも根津甚八さんと共に参加。
馬はもちろん道産子。
隠れたテレビドラマシリーズの傑作とはこの「ガラスの知恵の輪」のことを言うのではないでしょうか。
昭和57年放送。
音楽はグレンミラーの名曲群を使用。
主演のショーケンはピエロ青年役。脚本は大巨匠の倉本聰先生。
昨夜、久しぶりにこの脚本を読み始めたら面白くて一気に引き込まれてしまいました。
共演はぶりっ子新進女優役の大竹しのぶさん。
多分いまだにビデオ、DVD化、再放送もないのでは?
この放映前後にショーケンの逮捕、大竹しのぶさんの略奪愛事件とかもありました。そう、あの頃。
だから私もこの作品は多分未見のはず。
でもさすが倉本聰さんの脚本。
読んでいる最中に頭の中で勝手に映像が浮かんできて鳥肌が立ってきたり、笑ってしまいました。
ショーケンの「あやあ〜⁈」と慌てふためくシーンとかもね。
ストーリーは…ピエロ青年のショーケンが偶然にも売れっ子若手人気女優の大竹しのぶさんとプレイボーイ俳優との熱愛を知ってしまい、そのことを友人の週刊誌記者に教えてしまうことからはじまります。
場所は東京から小樽へ。
ふとした事からショーケンが追いかけ回すレポーター達から大竹しのぶさんを車にかくまうことに。
車内で身の上話を始めた2人。
なんと2人の出身地が同じ小樽だった事が判明。
途端に意気投合。しかも実家が近所で共通の知人までいた。
最初に鳥肌が立った場面でしたねー。
色内、手宮、国鉄官舎、三叉路、拓銀、仏壇屋、自転車屋、薬局、運河、蒲鉾屋さん、小学校がポンポンと飛び出してくる。
結局、マスコミから逃れる為に2人はショーケンの父親が
営む小樽ガラス工房へ身を寄せることに。
タイトル「ガラスの知恵の輪」がここで大きなポイントとなってきます。
これ、北一硝子で実際に販売されていたそうなんですが、今も製作しているのかなあ。是非とも欲しい。
倉本聰作品の名場面や有名なセリフが随所にここでも使われています。
マスコミに追いかけ回されるシーンは「昨日、悲別で」の石田えり扮するオッパイにもありました。
ショーケンと大竹しのぶさんの以前の住まいが近くて盛り上がるのは「北の国から」での五郎さんとコゴミさんでもあったシーン。
プレイボーイ俳優が大竹しのぶさん演じる女優を持て遊び、怒った兄のヤクザに駐車場で刺されるシーンは「玩具の神様」にもありました。
記者役の火野正平さんへショーケンが言う「汚ねえ野郎だな、お前は相変わらず」これは「北の国から」で正吉がジュンに言うセリフ。
ヤクザ達がリンカーンコンチネンタルで乗り付ける場面は「前略おふくろ様」でもあり。
ショーケンが大竹しのぶさんから病院へ代理見舞いを頼まれるシーンは「拝啓父上様」で二宮和也くんもやらされていましたね。
ショーケンの父親がボケて過去の栄光に浸るシーンは「北の国から」での豆大臣役の笠智衆さん。
茄子の呪い揚げパーティは「やすらぎの郷」そのまま!
大竹しのぶさんが小樽を思い出しながら地図を書くシーンは同じ小樽が舞台の「幻の街」
大竹しのぶさんがショーケンを待って何時間も待ち続けるシーンは「北の国から」でのジュンを待つ宮沢りえさん演じるシューちゃん。
オカマに振り回されるヤバいシーンは「昨日悲別で」でもあり。
週刊誌の記事を気にするシーンは「北の国から」でのラーメン屋さんでもあり。
他にもまだまだたくさんあります。
初期倉本聰ワールド満載。
ショーケンのパントマイムも重要な場面で演じられていますが、見たいなあ。
どうしても大竹しのぶさんが若い清純派女優として今の自分には浮かんでこないのは仕方ないね。無意識のうちに有村架純ちゃんが演じてるのだ!^_^
是非とも有村架純ちゃんでリメイクして欲しい。
バッチリだよ!
しかし倉本聰常連組のガッツ石松さんが演じるオカマヤクザの力さんがコワモテで最高!!
ショーケンの父親から届いた手紙に
「小樽運河はいよいよなくなります。
仲間たちが保存運動に関わっています。ガラス細工が観光ルートにのってきました」とあります。
うーむ、なんとかして見たいなあ、このドラマ。
絶対に面白いはずだ。
昨夜の「らららクラシック」めちゃくちゃに楽しかったあ!
よくぞこんな番組を作ってくれたね。NHKさん、ありがとう!一気に子ども時代にワープしたよ。
トムとジェリーの全編に流れる緻密な音楽。
キュートでテクニカルでコミカル。
なんたって画面の細部にわたってピッタリとシンクロする見事なまでの作風。
笑い声、騒音、駆けっこ、心情表現までをもクラシックオーケストラで表現。
実際にクラシックコンサートのアニメドタバタ劇まで出てきた。
それらを懇切丁寧に愛情込めて解説。
いつの間にやら涙流して笑みが浮かんできた。
純粋な気持ちに戻れた。
ラストはベルリンフィルがトムとジェリーコンサートを開催。パーカッションの人達がブルドッグのスパイクおじさんの吠える真似までやってくれた。とにかく観客大熱狂と笑いの渦!
素晴らしい。あれCD、DVDで欲しい。コンサート観たい!
久しぶりに映像ソフトを引っ張りだしてみるかなあ。
ちなみにジェリーのカントリーギタリストお爺さんも面白かったね。すぐに弦が切れてしまうあれ。その弦の代用はというと……^_^⁈
富良野在住の倉本聰先生。
言うまでもなく日本テレビ脚本界においての大巨匠。
「君は海を見たか」
その氏の代表作「北の国から」以前に書き上げた、これは当時流行していた難病、医学物を扱った中々に重いテーマで、まだ若かった頃の私もストーリーがどんどんとショッキングなシーンに発展していくにつれて我が事のように深刻になってしまったものです。
三度映像化されていて、最初のドラマでの主演は平幹二朗、映画化の際には天地茂、そして「北の国から」スタッフ総動員でフジテレビがリメイクしたときの主演がショーケンでした!
このドラマを見ていた方は相当な通かも。
内容は…
仕事人間の父親は一人息子とのコミニケーションなど皆無。
親子のふれあいなど一切無し。
ところがある日、その我が子が不治の病に侵されている事を知る。
それまでの振る舞いを深く反省した父親は仕事を投げ出して息子の病気をなんとか治すべく必死に取り憑かれたかのように奔走する。
ショーケンの遅すぎた我が子に対する愛情表現の熱演や台詞回しはあまりにもリアル過ぎて鬼気迫るものを感じます。
ちなみに息子役は「北の国から」で夕張炭鉱事故で父親を亡くし富良野にやってきたパソコンマニアで生意気なあの子です。ジュンと正吉とでイカダに乗って溺れてしまい、パンツ脱がされ裸のまま雨に濡れて肺炎になり入院してしまったんだよね。
壁画は、建築物や洞窟の壁・天井などに描かれた絵画。 人類の最も古い絵画は、洞窟の凹凸を利用して描いた壁画であり、人類が建物を作るようになって以後もその壁面に絵画が描かれるなど、絵画は居住空間や神聖な空間の壁と切り離せない存在だった。絵画は次第に洞窟や建物の壁面から離れ、独立した板や布に描かれるようになった。 ウィキペディア
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「祭ばやしが聞こえる」
柳ジョージさんの数ある名曲の中でもダントツに私のお気に入りなのがこの曲。
正にジャパニーズブルースロックシンガーの最高峰とも言える魂の咆哮。
これほど「ベイビー」の繰り返しが渋く様になるかっこいい日本のボーカリストはいないでしょう。ハスキーボイスがたまらなくセクシーだし。
まだレイニーウッド前の作品。
最初から最後まで延々とプレイされるギターのボリューム奏法が素晴らしい効果を生み出しています。鳥肌もの!!
巨匠 大野克夫さんが手腕を発揮。
ブラスセクションも光ってる。
ショーケン主演のテレビドラマ主題歌です。
刑事、探偵、板前に続き今度の役柄はなんと競輪選手!
当初はF1レーサー役の構想があったらしいのですが、予算が合わずに断念…!
ショーケンは当然自転車競技がシーンにあるために猛特訓したそうです。
他にも色々と出演作品はありますが人気絶頂の頃の割に、この作品は印象が薄いのです。
煮え切らないストーリー展開に加えてショーケンの盟友でもある室田日出男さんが麻薬で逮捕されてしまい後半の流れがギクシャクしてしまったためかなあ…。私は毎週楽しんで観ていましたが。
夕暮れ時、富士山をバックにショーケンが自転車を走らせる場面とこの曲がシンクロして今でも脳裏に焼き付いています。
ちなみにショーケンもレイニーウッドをバックメンバーに従えてこの曲を熱唱していますよ。
ショーケンがいしだあゆみさんと出会った作品でもあり、ストーリーでは恋仲になる2人。実際にこの後結婚しましたねー^_^。
石膏(せっこう、gypsum、ジプサム)とは硫酸カルシウム(CaSO4)を主成分とする鉱物である。 硫酸カルシウムの1/2水和物がバサニ石(CaSO4・0.5H2O)、2水和物が石膏(CaSO4・2H2O)、無水物が硬石膏(CaSO4)。
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〜ウィキペディアより〜