世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

もう一度世界一周

2006年12月02日 | 
世界一周をして10年が経つ。
またもや放浪の虫が蠢き出した。いや常に蠢いているが単発的に旅することでガス抜きしてきた。だがそれでは間に合わなくなってきつつある。
僕は、O型、射手座、ねずみ年、おまけに金星(+)ときている。狩猟民族的血が流れているのだろうか。これじゃ死ぬまで落ち着くわけがない。いや、死んでも成仏できずに彷徨うんだろうな、そんな気がする。
一所にじっと住み続けると、いろんなしがらみや責任とか義務感みたいな煩わしさが生じてしまう。行動がパターン化しちゃうんだろうな。いつも同じ人間とばかり接する。同じ学校、同じ会社、同じ地域。それでいい人は良い。僕なんか酸欠状態に陥る。
旅人になると、そういった煩わしさから開放されてすこぶる自由になれる。フレッシュエアーをおもいっきり吸い込める。っていうか、ぶっちゃけよそ者は無責任でいられる。気が楽だ。
気に入らなければ他へ移ればいい。逃げるといってもいい。逃げれることはいいことだと思う。逃げれる場所を見付けられる人は幸せだと思う。
だって今の世の中、追い詰められることが多くない? なんだかんだと、いろんな意味で。で、逃げるとこないとどうなる? 逆切れして爆発する。とことん追い詰められて「窮鼠猫を噛む」状態になるか、自決する。

だから僕はたびたび旅をする。
そうすると今度は酸欠から金欠に陥るけど・・・。まっ、いいか!