世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ハマケンの元気塾

2006年12月22日 | 
濱田憲治
僕の25年来の友人。
「ギターを持った司法書士」とでも言おうか。

彼が書き綴った日記(blog)を本にした。
http://aozora-lcc.cocolog-nifty.com/genkijyuku

【元気塾便り  普段着の人間交流】という題。
裏表紙に『いいじゃない、こんな司法書士がいたって。』とある。

27~8年前、ふらっと当時オープンしたての僕のペンションに泊まりにやってきた。
ギターを抱え、酒をぶら下げ、女を従えて。
それ以来、僕は彼の生き様を見てきた。彼も僕の生き様を見ているであろう。

破天荒でがむしゃらな生き方。ロマンティストで寂しがりや。そのくせ変にいきがってる。
情熱的で一瞬一瞬を必死に生き抜いてる。だけどどこか危なっかしい。
鋼鉄のような強靭な意志とガラスのようなナイーブな感性。
それが彼の魅力を醸し出す。
そこに詩が生まれ、生活の源となる。

彼の口癖に,「ボチボチ急ぐ」というのがある。が、けっこう飛ばしてる。
言い聞かせて自分にブレーキをかけてるのだろう。
彼は自分の夢を実現させるためにタバコをやめ、浴びるほど飲んでいた酒を断った。(どうやらもう一つの○○○癖は抜けきれないらしいが)
ま、僕から見れば「ほどほどに嗜めば」いいのではないかと思う。(実はこの「ほどほど」が一番難しいんだよね)

タイプはまったく違うのに、どこか自分を見ているようで気の置けない奴。

彼の死に様が今から楽しみだ。
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