世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

塾禁止令

2006年12月27日 | 
ノーベル化学賞受賞者で、政府の教育再生会議の座長の野依良治氏が「塾の禁止」を提唱している。当然異論、反論も多い。

僕は、今の日本をおかしくしている主要因に次の四項目を挙げる。
①塾 ②保育園 ③サラ金 ④パチンコ

この四つは微妙に関連がある。いずれもお金が絡む。時間の効用性も関係する。もう一つは他人任せ。
特に前者の二つはアウトソーシングだ。育児、教育の外注。

一見利益を蒙っているように見える子供たちが一番損をしている。そして同様にその親もまた最大の特権を自ら放棄している。しかもお金まで払って。

保育料や塾代を稼ぐため親は共稼ぎをして働く。親の愛や温もりを知らずに、お金や物を与えられながら、他人任せにされて育った子供はどういう大人になるだろうか。答えが昨今の異常な社会事情に出ているのではないだろうか。