世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

友、遠方より来たり

2008年09月21日 | 人生
岐阜に住む友人一家がやって来てくれた。

30年来の付き合い。


彼は、5年ほど前、胃がんを患い、全摘した。


元気だ。

死をも覚悟しただろう。


そのとき、大学生と中学生の息子を抱えて、奥さんの心中もいかばかりか、察して余りある。

幼い頃の彼の息子たちを知るボクは、彼らの成長を我が子と照らし合わせて嬉しく思った。



まったく逆の立場だが、ボクも、子供がまだ幼稚園と小学生のころ、妻の死を覚悟したことがあるから。

それから、十余年が経つ。




彼ら夫婦は、26~7年前、当時ボクの経営するペンションで結婚式を挙げた。

しかも、乗馬結婚式というスタイルで、新聞にも載った。


今まで、ボクの宿泊施設では数組のカップルが結婚式を挙げたが、その中でも別れずにしぶとく残っている数少ないオシドリ夫婦だ。

あやかりたいところだが。



近くの山女料理屋で食事を共にし、お互い生きてるうちにと、再会を誓って別れた。


友とは、実にいいものだ。
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