岐阜に住む友人一家がやって来てくれた。
30年来の付き合い。
彼は、5年ほど前、胃がんを患い、全摘した。
元気だ。
死をも覚悟しただろう。
そのとき、大学生と中学生の息子を抱えて、奥さんの心中もいかばかりか、察して余りある。
幼い頃の彼の息子たちを知るボクは、彼らの成長を我が子と照らし合わせて嬉しく思った。
まったく逆の立場だが、ボクも、子供がまだ幼稚園と小学生のころ、妻の死を覚悟したことがあるから。
それから、十余年が経つ。
彼ら夫婦は、26~7年前、当時ボクの経営するペンションで結婚式を挙げた。
しかも、乗馬結婚式というスタイルで、新聞にも載った。
今まで、ボクの宿泊施設では数組のカップルが結婚式を挙げたが、その中でも別れずにしぶとく残っている数少ないオシドリ夫婦だ。
あやかりたいところだが。
近くの山女料理屋で食事を共にし、お互い生きてるうちにと、再会を誓って別れた。
友とは、実にいいものだ。
30年来の付き合い。
彼は、5年ほど前、胃がんを患い、全摘した。
元気だ。
死をも覚悟しただろう。
そのとき、大学生と中学生の息子を抱えて、奥さんの心中もいかばかりか、察して余りある。
幼い頃の彼の息子たちを知るボクは、彼らの成長を我が子と照らし合わせて嬉しく思った。
まったく逆の立場だが、ボクも、子供がまだ幼稚園と小学生のころ、妻の死を覚悟したことがあるから。
それから、十余年が経つ。
彼ら夫婦は、26~7年前、当時ボクの経営するペンションで結婚式を挙げた。
しかも、乗馬結婚式というスタイルで、新聞にも載った。
今まで、ボクの宿泊施設では数組のカップルが結婚式を挙げたが、その中でも別れずにしぶとく残っている数少ないオシドリ夫婦だ。
あやかりたいところだが。
近くの山女料理屋で食事を共にし、お互い生きてるうちにと、再会を誓って別れた。
友とは、実にいいものだ。