世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

行き詰った時、どうするか

2012年01月11日 | 苦境
「ピンチはチャンス」


とか言われる。




だが


それは


後から振り返ってみた時に言えることであって



ピンチの真っただ中にいて、


これはチャンスだ、なんて





なかなか思えない。







今、


資金繰りに苦しんでいる。




このままだと


破産だ。





金策に走る。




当然の行動だろう。





しかし


当面の苦境は逃れても



所詮、


一時凌ぎにすぎない。





根本的原因を解決しなければ


すぐにまた



行き詰る。





根本的原因とは、



売り上げを伸ばし、


利益を上げること





これが事業の鉄則だ。





薄利多売で



売り上げを確保しても


利益が出なければ


同じことだ。





ただ


忙しいだけで


徒労に終わることは目に見えている。





基本は


利益を上げること、だ。






今までのやり方では


客足が激減したわけだから、




やり方を変えなければならない。





値下げはもっとも簡単なやり方だが、


先ほど述べたように



利益を圧迫し、


かえって自分の首を絞めることになりかねない。





サービスを強化する、ことも考えられる。




システムを変えることだってできる。




どれも


即効性はないものが多いから




持ちこたえる


忍耐が要求される。




なにくそ



という負けん気だ。






そうして


もがき苦しむことが




新たな展開を生む元になることがある。





それゆえに


ピンチがチャンスにもなるのだ。




ただ


それは



結果論にすぎない。






ピンチの時は


やはり



どうもがいても



ピンチであることに代わりはない。






折れないよう


ただ踏ん張り続けるしかない。




その中で


その苦しみの中で




救いの一手を見出すしかないのだ。





それが


事業であり、




人生なのだから。









【追記】



土俵際の粘り腰。



これが



サバイバル力だ。





だが


もし、



それでも



土俵を割ったら、



どうするか。






鍛えなおし、



次の勝負に賭けるか。







その時



鍛えなおす


余力、



気力は残っているか。





はたして


次の勝負に臨めるのか。




巻き返しができるのだろうか。







ピンチはチャンス







いくら言い聞かせても




ピンチの最中にあっては


どうしても




弱気が頭をもたげてくる。







相田みつお風に



人間だもの


と言ってしまえば



それまでだ。





ひとは




往々にして


弱者の論理、



負けの構造にひかれる。




人とは


弱いものだ。








だが



諦めてはいけない。


Be strong!



There is surely a way,





強くなれ、


道は必ずあるものだ。







泣き言は言うまい、


愚痴はこぼすまい、




ましてや


人のせいにはするものではない。






死ぬまでは



生き続けることに



必死であれ。





【追記²】


人の真価が問われるのは



順調な時ではない。




ピンチに立たされた時こそ


その人の


真価が試される。





そして


今、



まさに


真価が試されようとしている。