世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

冬眠の時期なのに

2012年01月23日 | 人生
年が明け、



冬休みが終わると



本来


春先までは



冬眠をする。






これが


33年間


宿泊業(ホテルビジネス)に携わってきた




ボクの習わしだった。







もちろん



熊のように


食い溜めをして


穴倉でじっと動かいわけではない。







確かに


人気のない家では





暖炉に火をともし


ビールやワインを傾けながら




一人静かに


思索の日々を送るのだが。





そして


旅に出る。








そのための


蓄えは



年末年始のお客さまを迎えることで




可能であった。







だが



今年は




2つの点で


様相が激変した。







一つは、


年末年始の宿泊のお客様が



激減したのだ。





ここ数年は


減少の傾向にあった。





それでも節約することで


何とか凌いできた。








も一つの


生活環境の変化は




言うまでもなく



昨年4月


フリートークをオープンさせたことだ。




初めての冬を迎えている。










冬眠している暇はない。





ほとんど毎日のように



イベントに次ぐイベントを



行っている。






このブログはもちろんだが



facebook をはじめとする



SNS関連の更新は欠かせない。






お客様の反応も多く


ありがたいことだと感謝している。






まさに


貧乏暇なし状態なのだが





やりがいにも事欠くことはない。





これほど



「生かされている」 という



実感を覚えたことはない。






そのわずかな間隙をぬって


ささやかな休息を取る。





思索の時間が減ったのは事実だが




その分


効率的に考え


行動する事を知った。






人間の脳は


使わなければ




退化の一途を辿るだけだが




使えば使うだけ


発達する。






自分の限界への挑戦でもある。




新たな自分の発見へもつながる。








何もしなければ



悠々自適なのにと


思われるかもしれないが、





自ら


自分の冬眠生活という


コンフォートゾーンを抜け出して





敢えて



凍てつく荒波に漕ぎ出すのも





また自分の性格のなせる技なのかもしれない。







一旦



漕ぎだし


大海の海原に出たからには




もう引き返すわけにはいかない。





目指す目的の途中に



新大陸を発見することだってありうる。






あるいは



座礁し


難破するかもしれない。





もう


寝ている暇はない。





嵐の中を出港し、



今だ




その嵐の中から抜け出せないのだから。






はたして



この先に


穏やかな海原はあるのか。






視界も良好ではない。



五里霧中。









ただ


ただ





今は





自分の信念という


コンパスを頼りに




舵を操るだけだ。







Still alive.




Still moving.





Never sleep


untill die
.