世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ベトナムの拠点づくり

2012年12月07日 | 
今回の旅も終盤戦に入った。

最近のハノイにしては晴れ渡り、気温も26度と爽やかだ。


だがその天候とは裏腹に今回の旅は正直荷が重い。

タフな旅になっている。

お気楽海外旅行とは違い、ビジネスが主体の旅である。

それも複数の重い懸案を抱え、日々それをこなさなければならない。


選択、決断、そして行動の連続だ。

これがグローバルビジネスの実態なのだから。


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クアラルンプールから帰ったばかりだが、

休む暇もなく、カフェの買収計画に乗り出す。


同行の池田君と合流、まずはベトナム料理で腹ごしらえ。

腹がへってては戦には勝てませんからね。


     お気に入りのレストラン






    もちろんビールも (昼からビールがベトナムのいいところ?)


さてバイクに飛び乗り(後部座席)いざ出陣。




    池田君も嬉しそう



目指すは、ハノイの中心から北へ17キロ離れたHai Boiというところ。



バイクの洪水を抜け

数百メートルもあろうかという橋を渡ってRed riverを超える。



Red riverはまるで海のよう。

ハノイを流れる一番大きな川だ。





バイク専用道路(?)をひた走る。




途中まではノイバイ空港方面に向かい、橋を渡ったところで右に折れる。




やがて看板が見えてくる。







     ますますご機嫌


町並みに入る。



物価も安そう。







狭い町並みを通り抜けると、目指すそのカフェはあった。




    敷地は広い



20本ほどある立木が南洋の風情と心地よい雰囲気を醸し出している。
    


早速ベトナムコーヒーで一服。



完全にアウトドア型カフェだ。





タイルの床が凝っている。

カフェというより、ビアガーデンだね。

カフェ内にバイクも入れるところが乙。



    メニューもチェック

定番のコーヒーを注文する。

15,000ドン(60円)


おもむろに中を偵察。


  かなり広いがガラ~ンとしている

中にもテーブルが置けそうだ。

雨の日対策としては必用かも。


女の子が一人でやっている。


  中にバイクも置ける


   七輪でお湯を沸かしている



   こうしてコーヒーを入れている






    トイレも広くて、意外ときれい




ナント、ベッドルームまであった。


    キングダブルベッドサイズだ。

おばさんが毛布にくるまって寝てた。



プロパンが置いてある。

ここでお湯湧かせるのになー。


冷蔵庫も大型の液晶テレビもある。

炊飯器や電気コンロも。


トイレの横には洗濯機まであった。




シャワーは外でじゅぶん。


こりゃあ、ここで生活できるぞ。

空港からも近いし、拠点とするにはうってつけかも。


特にボクのようなアウトドア人間にはパラダイスだ。

そもそもベトナム人は、アウトドア型だと思う。


だから合うのだろう。


店舗と住居が同時に入手できれば願ってもない展開になる。



後は、経営的にやっていけるかどうかが問題だ。

台風や大雨の時には、休業しなきゃならないな。


平均客単価を30,000ドン(120円)以上にし、

一日入り込み客数が50人あれば成り立つ。


事業計画書を綿密に作らなきゃ。



その上で出資者を募ります。

ベトナムが好きな方。

ベトナムを拠点に東南アジア各国に足を延ばしたい方。

いろんなメリットがありますよ。


興味ある方は、ご一報ください。




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さて、今日はもう一つの懸案、


「招きくまモン」の試作品ができることになっている。

またバチャンまでロング・バイクドライブだ。


ヤットここまで漕ぎつけた感がある。

嬉しくもあり、心配でもある。



まだまだ先は長い。

どこまで突っ走れるかは誰にもわからない。


まず目の前の懸案を一つ一つ片づけていかなくっちゃネ。


小さくても着実な一歩が大きな成果を生むのだから。

これは、ボクにとって世界平和への小さな架け橋なのだ。