世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

日本人の不幸

2012年12月30日 | 国際
日本人は極めて優秀な民族である。

世界に誇れる民族である。

世界中のほとんどの人々が認めるところだ。


疑いがない。


だが、ただ一つ残念なことがある。

屈辱ともいえる欠如だ。


日本人は、中国韓国を除く多くに国で尊敬の念を持って迎えられる。

ほとんどの国は親日的だ。


まず、日本人の特徴としてあげられる言葉に

polite (礼儀正しい)がある。

サービス、笑顔、謙虚さにおいても他の国を圧倒する。


だが、裏を返せば、そのことが唯一の欠点に由来するものだともいえる。


多くの国、特に東南アジアに行くと

日本人にはリスペクトを抱かれていることを感じる。


ただ、逆にバカにされることが一つある。


それは何か。


日本人は、どこの国よりも英語が話せない、ということだ。

不幸なことにこれは共通した日本人への認識だ。


日本語という世界に稀をみる美しい日本語を話せる代わりに

英語力を奪われてしまったのは皮肉な巡り合わせだ。


日本語を話せることは、本当はそれだけでも幸せなのだが。

むしろ、英語しか話せないアメリカ人やイギリス人は不幸だともいえる。


とはいえ、現実は英語が話せないことは致命的だ。

日本の衰退の原因の一つだといってもいい。


日本人が、英語が話せるようになり

英語感覚が身につけば世界最強になれると思う。


英語感覚とは

積極性や交渉力などのコミュニケーション力のことを言う。


だからといって、日本人の奥ゆかしさや謙虚さを失っては本末転倒だ。

大和魂(武士道精神)とフロンティアスピリッツ(開拓、革新、チャレンジ精神etc,)を

併せ持つことが出来るのは日本人の特質だ。


世界のいたるところで英語を流暢に操る日本人を想像してほしい。

最強の日本人(優しくて力持ち)が世界を闊歩する日はそう遠くない。


そうあって欲しい。