世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

小賢しくなれ

2015年08月08日 | 100の力
テーマ: 小賢し力, 強か力


世界を相手にするには、日本の美徳とされる武士道や大和魂は通じない。

卑怯という感覚も無力だ。

騙し合いが日常茶飯事。

いや、これは駆け引きであり、生活や生命を賭けた一種のゲームなのだ。


その中から外交交渉能力は生まれる。


アメリカ人気質はよく知っている。

彼らは本音に弱い。

自分の気持ちを正直に伝えるのだ。

そうすれば、ほとんどのことは理解してくれる。


その国のお国柄を知ることが肝心だ。

うわべだけではない、本質を見抜くことだ。


ボクは、インド人と渡り合った。

だって、インドの会社のNo.3(CBDO)だったのだから。

インド人と何日も何日も旅をした。

彼はそれはそれは強かだった。


タクシーの値切り方から、ビジネスの仕掛け方までインド人のやり方を観察した。


もちろんベトナム人とも何度も渡り合った。

ベトナムでいくつかの事業を立ち上げた。

その経験で、ベトナム人のやり方を学んだ。


内弁慶ではやっていけない。

このままだと、本当に日本はヤバい。


内気、控え目、シャイ、と表現は様々あっても、

自己主張、自分の意志をはっきり伝える術を持たなければ

相手の言うがままに乗せられるだけだ。


とくにビジネスと政治の世界においては、

生き馬の目を抜く(Water sleeps, the enemy wakes.)ほどの手腕が必要とされる。


ただし、最終的には人間味を忘れてはいけない。

やはり、最後に勝つのは誠意であり、誠実さに勝るものはない。


「戦いに負けて勝負に勝つ」(To win the game and lost the battle)という言い回しがある。

これは、

試合という形式上は勝ったものの、

お互いの心理的な面や体裁、または争いが収まった後の状態まで含んだ勝ち負けという点では負けているという意味の言い回し。

例えばスポーツの試合において正々堂々と戦う相手に対し姑息な戦法をとり勝利したというような、

試合記録としては白星を得たものの

むしろ負けた相手側のほうが多くの者に称えられるような場合などが

「試合に勝って勝負に負けた」という言葉に該当すると言える。


日本の大東亜戦争での敗北をそう称える向きもある。

ややもすれば負け惜しみに聞こえる。

国際社会では、負けは負け。

勝ってなんぼの代物なのだ。


日本人はこれから国際社会の中で生き残っていくためには

もっと強かで小賢しくならなければならない。

その上で、日本の古き良き美徳を貫く姿勢が必要だ。


失われつつある日本人の誇りと自信を取り戻すためにも。



8月7日(金)のつぶやき

2015年08月08日 | 100の力

安倍の頭の中には核武装があるのです。
首相、非核三原則に触れず 被爆者・野党から懸念:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASH86…


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