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グリーフケア

2020年12月09日 | ライフスタイル
昨夜は、

「グリーフケア」についての研修を受けた。


グリーフ (grief)は、深い悲しみの意であり、

身近な人と死別して 悲嘆 に暮れる人が、

その悲しみから立ち直れるようそばにいて支援することである。



2025年問題を待つまでもなく、

日本はすでに、超高齢化社会であり、

多死社会に入っている。


また、

同時に、長寿国でもあり、

「グリーフケア」もより一層必要性が高まっている。


孤独死や自殺者が増えることも想像に難くない。



死生観や倫理観は人それぞれに違う。


深い悲しみがもたらす反応も様々。


一般に、

激しいショックを受け、

喪失感が襲ってくる。


孤独感と無関心と諦めから、

うつ状態に入る人も多い。


日本人が、

心の傷が癒されのにかかる時間は

4年半ともいわれる。



相談を受けるものとしては、

傾聴に努め、

寄り添うことが求められる。



しかし、

人はだれしも不完全であり、

答えは一つとは限らないし、

そもそも、

解決策は、本来相談者の中にある。


つまり、

支えとなりつつも

相談者が自ら気付くことを促すことが肝心だ。


下手にアドバイスしたり、

解決策を示すものではない。



そんなことを学んだ

貴重な研修であった。


ありがとうございました。