こうして毎日自分の行動や考えを描いている。
恥ずかしいことも。
他人には言えないことも。
自分の恥部を曝け出すようなものだ。
ただ、モザイクは入れている。
時には
言葉にも文章にもフィルターをかけている。
バイアスをかけている。
それでまだ格好つけてる面は否めない。
自分を美化しようとしている。
正当化しようとしている。
弱みを見せないようにしている。
だがまた時には苦しい。
助けてほしいとも思う。
そんな時には、
正直に、
天に向かって吐露する。
「悪いことをしました」
「苦しいです」
「助けてください」と。
そうして
いつも自分に素直で正直であれば
天はすべてを受け入れてくださる。
涼しい顔をして
湖面をスイスイと優雅に泳ぐ白鳥も
水面下では必死に足のひれで
水をかいている。
その姿を誰にも見せることなく。
それに気付いた時
他人の苦労や苦しみが理解でき
受け入れ、許すことができる。
自分自身もまた
寛容になれる。