世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ドライブ

2017年07月15日 | 100の力
レンタカーでドライブした。



目的の一つ、

2年前に名護にオープンした友人のカフェレストランを訪ねるために。

行く約束をしてたから。


連日連夜、

沖縄料理を食べ、泡盛を飲み、

海を満喫、瞑想する。

旅はまだまだ続きます🎵


危険な人生

2017年07月14日 | 熊本地震
プランは?ときかれ

No plan と答える。

いつまでいるの?と聞かれ、

さー、飽きるまでと答える。

ただただ酒をのみ、

地元の人と触れあう。


    沖縄の海はどこまでも青く、空へと続く


それは、

時に思いがけない展開を生む。

暮らすように旅をし、

旅するように暮らす。

それこそ、旅の醍醐味。

地酒を飲み、

地元の女を抱く。



お互いの寂しさを埋めるように

激しく求めあう。




パソコンに向かって原稿を書く横で、

満足そうな寝息をたてながら

裸の女が寝ている。

その光景に酔いしれ

キーボードを叩く指を触発する。


人は皆、

過去の悲しみを引きずり、

寂しさと共に生きている。

わずかばかりの悦びと幸せを求めながら。


思い通りにいかないのが人生。

だが、

思った通りになるのもまた人生。

焦る必要なんてどこにもないんだ。

想いに信念が乗り移ったとき、それは叶う。

新しい自分が生まれる。

心はいつもコロンブス。

旅するたびに新境地を発見する。

旅するたびに成長を重ねる。


それこそが自分の怪しい魅力となり、

また人を引き付ける。

それは、

怪しければ怪しいほど危険な魅力を増す。


好かれようとするから嫌われる。

追いかけるから逃げられる。

やがて、旅人は去り、

女は残る。

いずれその時がくることが分かっていながら、

肌を重ねる。

いや、

分かっているからこそ

その一瞬に命を賭ける。

旅人も、

どこで果てるかも知れず、

また旅を続ける。



フィクション「旅人よ」より

沖縄一日目

2017年07月12日 | 熊本地震
昨夜沖縄に入り、

そのまま友人の家にお世話になっています。

夏の日差しをうけ

しばらく海を見て過ごした。

打ち寄せる柔らかい波の上で

瞑想をしながら

さまざまな想いと向き合った。

しばらく滞在します。

気付きがあるかどうか

まだ分からない。

コバルトブルーと藍より青い海を見て

過ごす旅は

まだ始まったばかり。

ドップリ浸ってみます。

沖縄に移住します!?

2017年07月11日 | 100の力
さあ、旅支度も整った。

といっても今回は小さなキャリーケース一個。




重い荷物はかなぐり捨てて、

身も心も軽く出かけよう。


海辺の暮らしを満喫しに。


山の暮らしよさようなら、

海辺の暮らしよこんにちは。


新鮮な景色、

違った環境に身を置くことで、

新たな自分が現れる。

どんな自分に出会うのだろうか。


新しい出会い(出愛)もある。

恋を探しに行こう。


砂漠での恋は終わった。

今度は砂浜での恋。



恋多き男の夏全開!




7月10日(月)のつぶやき

2017年07月11日 | ライフスタイル

娘(次女)との再会を夢見て

2017年07月10日 | 100の力
facebookで5年前の思い出として当時のブログがアップされた。

当時の情景が、昨日のことのように思い出される。


5年前(2012年)の今日、

ボクはニューヨークのセントラルパークにいた。



娘の結婚式に出席するために。




だが、

それは思いもよらない結末に終わった。



このウエディングドレスの後姿を見たのが最後だった。


元気で幸せでいるならそれでいい。

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下記は、その時のブログの内容です。


http://blog.goo.ne.jp/dreamincountry/e/9b318149c2831c0a52776ca8fa3d22cc

娘の結婚相手とのバトル2012年07月10日 | 国際

ニューヨーク3日目にしてやっと娘とその結婚相手と会うことができた。

今回の目的は、その娘の結婚式への出席だったはずだが、花嫁の父親としてはその前に相手の男Davidに言わなければならないことがあった。
そして、彼の家族とも会わなければならない。

そのために、Davidには渡米前から会って話をしたいと再三言っていたにもかかわらず、本人は結婚の準備で忙しく、親も仕事が忙しく時間が取れないの一点張りだった。

このままでは結婚そのものを認めるわけにはいかないし、ボイコットも辞さない覚悟で単身ニューヨークに乗り込んだのだ。

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着いたその日にボクは彼の勤め先である5番街のユニクロを訪ねた。それは、機関店としての風格とセンスを兼ね備えるユニクロらしからぬゴージャスさを醸し出していた。
彼の働き具合をこっそり見てやろうという意地悪な魂胆が潜んでいた。

入口を入ると黒いユニフォームに身をまとった女性スタッフが、店内用のショッピングバッグを手渡している。ボクはそれを拒否して吹き抜の正面にあるエスカレーターで3階まで一気に上がった。広い店内には同じ黒のユニフォームを着た若いスタッフたちが働いている。一通り全フロアを見回ったが彼の姿が見当たらない。

スタッフの一人に彼の所在を聞いてみた。
「Davidはどこにいるのか」
ところが、そんな名前のスタッフは知らないという。
フロアが違うと分からないのかもというので各フロアで聞く。誰も知らないという。
ふと思い立ってマンハッタンにはほかにユニクロがあるのか聞いた。あるという。あと二か所。
「じゃあ、悪いが各店にDavidというスタッフがいないか聞いてくれ」
と男性スタッフに頼んだ。

しばらくすると彼が戻ってきて言うには
「Davidは確かにこの店で働いている。だが彼は今日はオフで来ていない」という。
「明日は出てくるのか、出てくるなら何時に来るのかを調べてくれ」と頼んだ。
またしばらく待つと、今度は店長らしい女性と一緒にやってきた。彼女が曰くに、
「Davidは結婚のため今日から休暇を取っている」という。そんなことも彼は教えてくれなかったのだ。


業を煮やして僕は電話を彼に入れてみた。3回ほどかけるとやっと彼が電話口に出た。明日会う時間が取れるか聞くと忙しいとまた言う。休みを取って何をするのだと突っ込むと、式場のあるセントラルパークでの打ち合わせがあるという。
「何時に終わるのか」
「6時ごろには終わるだろうと思う」、と心もとない返答。
「OK分かった。じゃあ、6時半、このユニクロで待っているから会おう」といった。
もし遅れそうなら電話をくれとも念を押した。

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そして2日目、約束の6時半ボクは再びユニクロにいた。
彼は来ない。電話もない。こちらから掛けてみた。1回、2回、3回、4回とかけても出ない。

どんなに辛抱強い僕でも、切れた。もう我慢ができない。
近くにいた女性のスタッフに声をかける。
「責任者を話がしたいのだが」
やがてスーパーバイザーだと名乗る黒人の男性がやってきた。
「私はDavidが結婚する相手の父親だ」と名乗った。
そうすると、
「オー、ちえりのファザーですか」と相好を崩して彼は答えた。
どうやら娘のことも知っているらしい。ボクはにこりともせず彼に言った。
「実はここで彼と6時半に合う約束をしたが来ないし、電話をしても出ない」
そうすると、
「たぶん遅れているのだろう、もう少しここで待ったいてください」と言って姿を消した。


しばらくすると、別の黒人のスタッフがにこやかな顔で寄ってきた。すきっ歯でエディマーフィにそっくりだ。
「ちえりのパパですね。ぼくはDavidの友人で、水曜日の結婚式に参加するんですよ」

嬉しそうに求める彼との握手を拒み、ボクはにこりともせずに彼にこれまでのいきさつを話した。
「きっと打ち合わせが長引いているのでしょう」とスーパーバイザーと同じようなことをいう。
「じゃあなぜDavidは電話に出ない。彼からの電話もない。悪いが君から彼にかけてみてくれないか」
彼は、僕の権幕にびっくりしたような顔つきでOKと言ってダイヤルした。出ない。
「きっとこちらへ向かう電車の中かもしれない」とかばう。
「もう少しここで待っていてもらえませんか」と気の毒そうな顔をしていった。

すでに約束の時間から小一時間が経過している。それから待つことさらに30分。
その間何度か電話を入れてみた。スタッフの彼も電話をするがDavidは出ない。

ボクはエディに言った。
「もう帰る。彼と連絡が取れたら伝えてほしい。私は非常に怒っている。今夜中に彼から連絡がなければ、Davidが私の娘と結婚することは許さないと」

彼は、真顔を装いながら分かったといった。ただ事ではないことを悟ったようだ。エディの顔からは笑顔が完全に消えていた。

別れ際、彼の名前を聞いた。オマールといった。エディではなかった。彼は僕に再度握手を求め、「水曜日に式場でまたお会いしましょう」と顔をひきつらせながら言う。
「水曜日に式場だって、君に会うことはもう二度とないかもしれないよ」ッと返すと、
「I hope」 とまたひきつった顔でオマールは付け加えた。
ボクも言った。「I hope too」 と。


ホテルへ帰ると、Davidからfacebookを通じてメッセージが入っていた。さすがに慌てたらしい。
相変わらずbusyだと言い訳が並びたてられている。
「ビジー、ビジーとセミみたいに鳴くな。誰だって忙しいんだ。俺だって忙しいのにこうやってニューヨークくんだりまで来てんだ。
それなのに会わないとは何事だ。明日も会わないつもりなら覚悟しとけ!」
とうとうブチ切れた。

「結婚式の準備でストレスがたまっているから」とまた言い訳を言う。
アメリカ人はなかなか謝ろうとしない人種らしい。
「言い訳は二度と言うな。結婚の準備でストレスだと。甘ったれるんじゃない、結婚したらもっとストレスがたまるぞ」
ボクは皮肉っぽく、事実を言った。
そう、男にとって結婚は墓場以外の何物でもないのだ。
彼はまだそれを知らない。いや彼に限らず男はみんな知る由もない。なぜなら、やることしか頭にないからだ。
結婚して初めて、その過ちに気付くのが大半だろう。(例外も稀にあるが)


彼は明日4時だったら時間が取れそうだという。
「OK4時だな、で場所はどこだ」
Davidは42丁目のスタバを指定する。
「よしわかった、明日4時、42丁目のスタバで会おう。遅れるなよ、もうサードチャンスはないぞ」

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そして、当日娘を伴ってDavidがやってきた。やっと来やがった。娘ともやっと会えた。
3年ぶりだ。少し顔色が良くないようだ。
「スッピンだし、あまり寝てないし」、と娘はいう。


この男のせいだと怒りがこみ上げるのを押さえて彼に言った。
「お前に話がある。もし娘と結婚するのなら父親としてお前にいくつか言っておきたいことがある。
いいかよく聞け」
彼は素直に頷いた。

悪い奴ではない。ただ煮え切らにだけなのだ。今風の草食系なのだ。アメリカ人も草食男子が確実に増えている。

ボクが彼に言いたいことは、言い洩らさないように前もってノートに箇条書きにしていた。

一つ一つ、噛んで諭すようにボクはDavidに語った。

「君は結婚すれば嫌でもボクの息子になるんだ。分かるな」
「娘も僕も日本人だ。日本には日本のしきたりがある。まず男は、お嬢さんをくださいと娘の父親に土下座して頼まなければならない。そうしたうえで、親御さんも挨拶に来るのが常識なのだ。そのどちらも未だない」

「だから、君に早く会いたかったし、君のご両親にも事前に会って挨拶と話をきちんとしなければならないのだ。結婚したら、娘は君の家族の一員となるのだから」
「君は空手5段だから武士道は分かるな。日本人は礼節を重んじ、目上を敬うのだ。
おもてなしの精神もきわめて深い。そのどちらも君や君の家族は欠けている。きちんと手順を踏まなければならない」
ボクは一気に彼に話して聞かせた。

今、離婚が増えていること、数多く目の当たりにしていることなどを加えて伝える。
そのうえで「娘をシングルマザーなんかにしたら承知しないぞ」と脅した。
もちろん自分のことは棚に上げた状態だ。

「今、給料はいくらか」と突っ込んだことも聞いた。
彼は正直に答える。
「結構もらってるな。俺より多いじゃないか(この野郎)」

ニューヨークのユニクロはかなり人件費に費やしている。お客はそこそこ入っていたるが膨大なテナント代や人件費で赤字だということが推測できる。維持するのに採算度外視でかなり無理しているように感じる。


あとは、宗教問題、人種問題にまで言及した。
延々一時間余り。それでも言い足りなさは否めない。

Davidは、結婚式前に彼の家族とも会食をすることを約束してくれた。
ぎりぎりセーフというところか。

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もちろん、娘とも話した。思ったよりしっかりしていた。
この3年、ニューヨークでもまれればしっかりせざるを得ないだろう。

日本人としての矜持を示しておきたかった。
一方的だが、これで結婚式にもすっきりした気持ちで出席できる。
エディ、いやオマールにもまた会えそうだ。

娘とバージンロードを歩くことになる。

花嫁の父の心境はまるで乙女心のように複雑だ。
嬉しくもあり、寂しくもあり、心配でもある。

サンフランシスコから息子も駆けつける。こちらも久しぶりの再会となる。
息子は彼女はできたのだろうか。青い目のブロンズの嫁さんを期待する。
男の方は気楽なものよ。



http://blog.goo.ne.jp/dreamincountry/e/5032c6bd57f52b76342824faf2987adc

バージンロードを歩けませんでした2012年07月12日


警察を呼ぶ、と言われました。


正直疲れました。

でも
スッキリしました。

これでよかったのだと思います。

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娘は望み通り結婚したし、
ボクは、
言いたいことをはっきり言った。

結局、式の当日まで親族と会うことはなかった。

しかも
相手のオヤジはこの日も来なかった。
臆病者としか言いようがない。

母親も気の強い女性だった。

いい訳ばかりで
謝ることをまったく知らない。

一方的に自分の主張を吐くだけで、
話に応じようともしない。

こんな家族に娘を入れるわけにはいかない。

何が悪いのか?
と開き直る始末。

相手の気持ちを微塵も考えようとしない。
そう、これがアメリカなのだ。

日本人はその場を取り繕うことにばかり気を配る。

まあいいじゃないか、
仕方がない、
せっかくのおめでたい日だ、
ここは丸く収めよう、と。

争いごとを避けたがるのは日本人のすごくいいところだ。

だが、事なかれ主義とは違う。

口角泡を飛ばすという言葉があるように、
喧々諤々議論を戦わせることは
グローバル社会には必須なのである。

ただにやにや笑ってNOと言えない日本人を
バカにしてる節があることは事実だ。

外交下手、交渉下手。
国際結婚はまさに外交と同じである。

どちらか一方が押し付けるのではなく
話し合いのもとで
フィフティフィフティに落としどころを持っていく努力をしなければならない。

その話し合いの席にすら出てこようとしなければ
先には進めない。

だが、
最初から妨害しようとか、
取りやめさせようとかいう気は毛頭なかった。

ただ、
挨拶もまともにできない連中に
素直に、はいそうですか、
娘を差し上げます、とはどうしても言えなかった。

誓いの言葉を交わしているときに、
I don't agree! (認めない!)
とボクは叫んだ。

一つだけ救いがあった。

それは、そこのガーデンのセキュリティーのおばさんだ。

「警察を呼ぶ」といったセキュリティ・ウーマンだ。
ボクは、「警官を呼べば」、と答えた。

だが彼女は首を横に振った。
そして言った。
「あなたの気持ちとてもよくわかるわ。
私も子供が5人いるから。

You are sad and pain.
(悲しくて心が痛いでしょ)」
その言葉に思わず泣いてしまった。

優しい言葉にめっぽう弱いから。

そして、もう一人は息子。
ずっとボクの傍にいてくれた。

「お前も式に出なさい。
お父さんは大丈夫だから」

そう言っても、ボクの傍から離れなかった。
出来た息子だ。

何といっても
ボクは最高に幸せ者だ。

これで父親としての責任は果たせたと思う。

一時的に娘を悲しませたが、
先は長い。

30年後、50年後、
父親であるボクが取った行動の意味が分かる日が必ず来る。

そう信じている。

どんなにグローバル世界になろうとも
日本人としての誇りは失いたくない。

もう少し詳しく書きたいが
疲れた。

夜10時を回ったところだが、
もう寝よう。



夏と旅と恋

2017年07月10日 | 100の力
若き商社マン時代は

一般のサラリーマンと同じく

夏が旅の季節であった。


だが、

ここ30年余り、

宿泊業の夏は稼ぎ時と

ずっと仕事で汗を流す日々を送ってきた。


今や、セミリタイアの自由な日々、

久しぶりの夏の旅を満喫したくなった。


それもそのはず、

短い初夏の恋を終えたばかりだからだ。


恋をするたびに旅に出かけ、

恋が終わると、また旅に出る。

(悪い癖がついたものだ)




夏と言えば、海。

無性に海が見たくなった。

海辺で暮らしたくなった。


     コスタデルソル(太陽の海岸・スペイン)


時代は日進月歩から、

秒進分歩。


光陰矢の如しから、

文字通り光の速度で目の前を通過する。


瞬きするごとに景色が変わり、

時代が移り変わってしまう。


余りの目まぐるしさに息が詰まる。


変化に対応できないものは

振り回され、振り落とされる。


だが、あえて

時計を逆回転させてみたくなった。


自然回帰、

アナログ回帰。


     一面のオリーブ畑(アンダルシア・スペイン)


デジタル武装した衣を脱ぎ捨てて

素っ裸になって海で泳ごう。