カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

東ティモール再訪

2012年09月02日 | 一般
 2002年に独立したばかりの人口100万人ほどの小さな島国です。最近、再度訪問する機会がありました。独立時と独立後の紛争により傷つきましたが、最近は平和で平穏な暮らしが戻り、経済も良くなってきていると感じました。
 経済は、石油が出るので、一人当たりGNIが2458ドル(2010年)と高いのですが、石油を除くと農業が主要産業で一人当たりGDPは570ドルとなります。最近は高度成長が続いており、2007年~2011年の5年間の平均成長率(石油を除く)は9.3%に達しています。経済が高度にドル化しているのもカンボジアと似ています。
 カンボジアと比べると、農業が主体で、ひとり当たりGDPがまだ低いものの高度成長が続いている点が似通っています。しかし、カンボジアはタイとベトナムに挟まれた地理的条件が良く、日本企業の進出が進んできていますが、東ティモールには民間企業がどんどん進出する状況にはないことが感じられました。
 首都のディリは、海に面した落ち着いた街で、ちょっと車で走るだけで「青医サンゴ礁」が広がります。のんびりとしたリゾート気分が味わえます。一方で大きなショッピングモールが開店し、グロリアジーンズコーヒーや大型スーパー等がテナントとして多くの地元客を集めています。今後の経済成長も期待されます。

外務省の東ティモールのページ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/easttimor/


チモール・プラザというショッピングモールも開店し、グロリアジーンズコーヒー等がテナントとして入っています。



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