神鋼環境ソリューション 水処理設備を発受注

　神鋼環境ソリューションは、カンボジアのSOMA社より簡易水道向け浄水設備を受注したと9月3日に発表しました。日系企業が商業ベースでカンボジアの水道事業者へ浄水設備を納入する初めての案件となります。
　この水道設備は、SOMA社がタケオ州でカンボジア政府より水道事業のライセンスを取得し、自社従業員他周辺住民への上水供給を行う際に使用されるもので、水源となる湖の水を浄化し、飲料水として供給するものです。今回の設備の処理能力は約1,000立方メートル/日と小規模ですが、鋼板製の急速濾過タイプであり、カンボジアでの採用は今回が初めてとのことです。
　現在、カンボジアにおいて地方都市では上水普及率が約30%と低く、カンボジア政府は2015年までに50％まで引き上げる目標を設定しています。同社では、本件をきっかけに地方都市への上水供給に加えて、日本企業が投資を進めている工業団地への用水供給事業等も含めて、更にカンボジアの水道の普及に貢献していきたいとしています。

神鋼環境ソリューションの新聞発表
http://www.kobelco-eco.co.jp/topics/news/2013/20130903.html


↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓

にほんブログ村