カンボジア経済

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2013年7月の物価上昇率

2013年09月20日 | 経済
 国家統計庁から発表された2013年7月の物価上昇率(対前年同月比)は、4.1%の上昇となりました。物価上昇率は、2012年5月以降、安定的に推移しています(2011年9月6.7%、10月5.2%、11月5.7%、12月4.9%、2012年1月5.8%、2月5.4%、3月5.4%、4月4.8%、5月2.2%、6月1.8%、7月1.3%、8月2.2%、9月1.4%、10月1.2%、11月1.4%、12月2.5%、2013年1月1.8%、2月1.7%、3月1.0%、4月1.0%、5月2.8%、6月2.9%)。なお、6月と比べると7月は1.0%の上昇でした。
 7月の物価は、国民議会選挙戦と政治情勢への不安から上昇したものと見られます。対前年同月比上昇率は、ガソリン8.1%、ディーゼル8.7%、米2.4%等となっています。日本でも大幅な金融緩和が実施されつつあり、今後の石油や農産物等の一次産品の価格上昇は引き続きリスクのひとつです。ニューヨークの原油価格(WTI)は110ドル前後となっています。
 国際機関は、カンボジアの物価上昇率を安定的と見ています。国際通貨基金(IMF)は、2013年の物価上昇率を3.1%、アジア開発銀行は3.0%と予測しています。


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