8月22日に国際的格付機関のムーディーズは、カンボジアのソブリン債の格付けを今年も「B2」で変わらずと発表しました。高い成長率を評価する半面、経済の規模が小さいこと、経済の多様化が進んでいないこと等が格付けを改善する足かせとなっているとしています。
ムーディーズでは、透明性の不足、弱いガバナンス、ドル化経済下での限られた金融政策等のため、カンボジアの制度面の強靭さについては「非常に低い(very low)」評価としています。
一方、2013年~2014年のカンボジアの成長率を7%程度と予測しています。この高成長の要因として、好調な海外直接投資、輸出産業の回復、上向きの建設業等を挙げています。また、国際収支については、貿易収支の赤字は続いているものの、海外からの援助や海外直接投資によって赤字を埋め、外貨準備を積み上げていると評価しています。更に、貿易面での十分なバッファーの存在、比較的安定的な政府、健全な銀行セクター等の要因から、海外からの金融的・経済的・政治的ショックに対して高い耐性を維持していると分析しています。
ムーディーズの発表
https://www.moodys.com/research/Moodys-Cambodias-rating-constrained-by-narrow-economic-base-and-policy--PR_280757
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一方、2013年~2014年のカンボジアの成長率を7%程度と予測しています。この高成長の要因として、好調な海外直接投資、輸出産業の回復、上向きの建設業等を挙げています。また、国際収支については、貿易収支の赤字は続いているものの、海外からの援助や海外直接投資によって赤字を埋め、外貨準備を積み上げていると評価しています。更に、貿易面での十分なバッファーの存在、比較的安定的な政府、健全な銀行セクター等の要因から、海外からの金融的・経済的・政治的ショックに対して高い耐性を維持していると分析しています。
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