カンボジア経済

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有名ブランド13社 ILO査察受け入れを求める

2013年10月23日 | 経済
 これまで国際労働機関(ILO)の査察を受け入れてきたカンボジア縫製製造業協会(GMAC)は、ILOが来年1月から労働法を遵守していない工場の企業名を公表する方針に反発して、ILO単独の査察には応じなくても良い旨の通達を会員企業約450社に発出しています。これに対し、カンボジア縫製品の主要発注者である、ギャップ、H&M、リーバイス、ナイキ、プーマ等の有名ブランド13社は、GMACにこれまで通りILOの査察を受け入れるように求める書簡を10月15日に発出しました。書簡では、GMACの通達に対する懸念を表明し、ILOのベターファクトリー事業(BFC)へのこれまで通りの協力を求めています。
 ILOでは、今のところBFCについて、特段の問題は起きていないとしています。ILOとGMACの鍔迫り合いの早期収拾が望まれます。

ブログ「カンボジア経済」2013年10月2日「ILO 労働法違反の縫製工場名を公表へ」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/9cd04dc68e824f2ca0660b456bb8c517

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