カンボジア経済

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2017年01月30日 | 一般
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ILO カンボジア縫製業報告書第5号

2017年01月30日 | 経済
 1月11日、国際労働機関(ILO)は、カンボジア縫製業・製靴業報告第5号(2017年1月)を発行しました。この報告は、カンボジアの縫製業の現状を、豊富な統計と現地情報を基に分析したものです。
 今回の報告では、海外要因によるカンボジア縫製業への影響を分析しています。大きな要因として、英国のEU離脱、カンボジアの低所得国から低位中所得国への格上げ、米国向け旅行バック等の免税を挙げています。
 英国のEU離脱の影響としては、これまで通りの関税免税(EBA)が維持されるかどうかと、ポンドの対ドル為替レート変動が考えられます。このうち、後発開発途上国(LDC)向けの関税免税については、EUと同じスキームではなくなる場合、自由貿易協定等を締結する必要はあるものの、すぐに大きな影響はないと見られます。他方、英国ポンドは、対ドルで大きく値下がりしており、ドル化経済のカンボジアからの輸出にはかなりの影響が出ていると分析しています。英国は、EU域内でカンボジア縫製品の最大の輸出先であり、その動向には十分な留意が必要としています。
 次に、世銀分類による低位中所得国への格上げについては、すぐに特別特恵関税の対象国分類である国連のLDC分類に波及するものではないため、影響は中期的なものと予測しています。
 最後に、米国による旅行用バック等への免税適用については、カンボジアの縫製業に大きなチャンスとなりうるとしています。
 2016年上半期(1月~6月)の縫製品・履物の輸出は、前年同期比10.8%増の34億9100万ドル(約3940億円)となり、堅調です。輸出先は、EUが最大で45%、米国が25%、日本・カナダ等のその他が30%となっています。

国際労働機関の報告(Cambodian Garment and Footwear Sector Bulletin)
http://ilo.org/asia/whatwedo/publications/WCMS_541288/lang--en/index.htm


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