12月24日、フン・セン首相は、シアヌークビルで開催されたシーフェスティバルの開会式の演説で、間もなく就任するトランプ米国大統領に対し、カンボジアのロン・ノル政権が1970年代に米国から受けた借款(4億4500万ドル)の返済免除を改めて要求しました。ベトナム戦争当時、中立を志向したシアヌーク政権は、CIAの支援を受けたといわれる親米派のロン・ノル政権によるクーデターで政権を追われました。これが、泥沼の内戦の引き金を引いた形となり、ロン・ノル政権は、米国から受けた借款を軍事に転用し、武器・弾薬を購入して内戦を戦ったと言われています。ロン・ノル派とも戦ったフン・セン首相は、この借款を「穢れた借款(Dirty Debt)」と呼んで、絶対に返済しないとし、繰り返し米国と交渉してきました。
この件については、フン・セン首相の主張に分があると思われます。アメリカ上院にもキャンセルしてはどうかとの声もあるようで、両国間での交渉が早期に進展することが期待されます。
ブログ「カンボジア経済」2011年3月22日「アメリカとの債務について交渉」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/cf872086c8ea32c4fa185e0addbf2497
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