10月31日は、ASEAN貯金の日でした。ASEAN貯金の日は、ASEAN各国で金融包摂の重要な柱である貯金の重要性への理解を促進する日となっています。カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)は、国家金融包摂戦略2019~2025年(National Financial Inclusion Strategy 2019-2025)に基づき、金融包摂に向けた活動を行っています。
今年は、カンボジア銀行協会、カンボジアマイクロファイナンス協会とともに、「あなたと家族のための貯金習慣」と題するASEAN貯金の日ワークショップをコンポントムで開催しました。貯金は、将来や緊急時への備えとして非常に重要な役割を有しています。特に、カンボジアにおける貧困層や中間層にとっては、貧困削減に向けて貯金の効果や重要性は高いものがあります。NBCでは、所得が多くなくともその一部を少額でもいいので貯金に回していくことが望ましいとしています。NBCや銀行協会では引き続き貯金文化の振興や貯金マインドの振興に向けて、一般の人々の理解増進に努めていきたいとしています。
日本でも昭和の高度成長期には、民間セクターの資金需要に対応する観点からも銀行貯金が促進されていました。カンボジアでは、ドル建て・リエル建てともに期間1年の定期預金の金利は現在7%前後となっており、利息収入を得て貧困から脱出するという意味でも、貯金の振興は重要な意味を持つものと見られます。今後とも、NBCや銀行協会の地道な努力が期待されます。
(写真は、最近完成したウィング銀行ビル)
カンボジア国立銀行のサイト(英文です)
https://www.nbc.gov.kh/english/news_and_events/news_info.php?id=581
カンボジア銀行協会のサイト(英文です)
https://www.abc.org.kh/events/asean-savings-day-workshop/
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今年は、カンボジア銀行協会、カンボジアマイクロファイナンス協会とともに、「あなたと家族のための貯金習慣」と題するASEAN貯金の日ワークショップをコンポントムで開催しました。貯金は、将来や緊急時への備えとして非常に重要な役割を有しています。特に、カンボジアにおける貧困層や中間層にとっては、貧困削減に向けて貯金の効果や重要性は高いものがあります。NBCでは、所得が多くなくともその一部を少額でもいいので貯金に回していくことが望ましいとしています。NBCや銀行協会では引き続き貯金文化の振興や貯金マインドの振興に向けて、一般の人々の理解増進に努めていきたいとしています。
日本でも昭和の高度成長期には、民間セクターの資金需要に対応する観点からも銀行貯金が促進されていました。カンボジアでは、ドル建て・リエル建てともに期間1年の定期預金の金利は現在7%前後となっており、利息収入を得て貧困から脱出するという意味でも、貯金の振興は重要な意味を持つものと見られます。今後とも、NBCや銀行協会の地道な努力が期待されます。
(写真は、最近完成したウィング銀行ビル)
カンボジア国立銀行のサイト(英文です)
https://www.nbc.gov.kh/english/news_and_events/news_info.php?id=581
カンボジア銀行協会のサイト(英文です)
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