素敵なレストランバー The Exchange

　ワットプノンの北、フランス通りにできた一軒家のレストラン＆バー「The Exchange」です。瀟洒な洋館を利用した建物で、内装は煉瓦を活かした重厚な中にブルー系の色を活かした新旧良くマッチしたものです。外には芝生のテラス席もあります。店名の「The　Exchange」は、証券取引所を意味しているようで、メニューには、「デリバティブ」「先物（Future）」「バブル」「ブルーチップ」「ロング」「ショート」といった証券専門用語をもじったものが並びます。生ビールが1杯1.8ドルというのもありがたいですし、3ドル前後の小さなおつまみがたくさんあるのも嬉しいです。頼んでみたおつまみのグリーンとベーコンの炒めものは出色の出来でした。おつまみの盛り合わせ「ビッグボード」もお薦めです。客層は、フランス大使館、イギリス大使館が近いこともあってか、素敵なカップルや西洋の方が多いようです。
　お薦めです。ぜひ一度お試しください。

The Exchange
#28, St. 47 (France Street)
http://theexchange-cambodia.com/home.php

内装は、煉瓦を活かしながらも新しい感覚もあって、なかなかです。


とても美味しかった小さなおつまみ。ビールとおつまみだけでも満足です。


おつまみの盛り合わせ。写真は「オーシャン」。


　

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マイクロファイナンスのPRASAC ドイツから大口借款獲得

　カンボジアのマイクロファイナンス機関で最大手のPRASACが、ドイツの政府系金融機関のDeg-Deutsche Investitions Und Entwicklungsellschaft Mbh (DEG)から、1500万ドル（約12億円）の借款を受け入れたと発表しました。借款の金利は、5.5％／年で、PRASACの預金金利よりも低くなっています。また、償還期間も7年と長期です。この借款の資金によって、PRASACでは、中小企業向けの融資を更に促進したいとしています。中小企業の成功は、カンボジア経済の成長に貢献するだけでなく、雇用の創出を通じて、所得の向上にも繋がるものと期待されています。


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中国の大盤振る舞い続く

　フン・セン首相は、9月2日に新疆ウイグル自治区ウルムチでと中国の温家宝首相と会談した際に、総額5億ドル（約400億円）にのぼる融資などで合意しました。4億2000万ドル分についてはその場で署名され、残る8000万ドルは年内に署名の予定です。また、2400万ドルの無償資金協力も供与されました。
　更に、温家宝首相は、カンボジアでの製鉄工場の建設に20億ドル（約1600億円）を投資することも約束しました。向こう5年間に毎年3億～5億ドル（約240億円～400億円）の融資をカンボジアに供与していくことについても前向きに検討する意向を示したとのことです。
　今回の融資について、ASEANの一部では、「これまでの議長采配への『報酬』と、11月のASEAN首脳会議などへ向けた『奨励金』だ」として警戒する声も上がっている模様です。

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世界競争力レポート2012 カンボジアは85位に躍進

　世界経済フォーラム（ダボス会議の主催団体。本部スイス）は、9月5日に「世界競争力レポート2012」を発表しました。
　カンボジアは、昨年の97位から一気に12か国をごぼう抜きして85位に順位を上昇させました。一昨年は109位でしたので、2年間で24か国を抜いたことになります。
　調査対象は今年は144か国でした。周辺国は、タイ38 位（前年39位）、インド59位（56位）、ベトナム75位（65位）、フィリピン65位（75位）、バングラデシュ118位（108位）でした。（なお、1位はスイス、2位はシンガポール、日本は10位です）
　項目別内訳では、得点が高いのは労働市場の効率性（28位）、商品市場の効率性（50位）、得点が低いのは高等教育とトレーニング（111位）、初等教育と保健（102位）でした。
　問題点として挙げられているものは、汚職問題、労働者への教育不十分、非効率な官僚制度等でした。

世界経済フォーラムのサイト（英文です）
http://www.weforum.org/issues/global-competitiveness


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郵船ロジスティクス カンボジア・ミャンマー・バングラデシュ最新物流セミナー開催

　郵船ロジスティクス株式会社は、8月27・28・30・31日の4日間、大阪、名古屋、東京の3都市において現地駐在員・長期出張者による「カンボジア・ミャンマー・バングラデシュ最新物流セミナー」を開催しました。
　郵船ロジスティクス社では、チャイナ・プラスワンとして注目を集めている、カンボジア、ミャンマー、バングラデシュに早くから駐在員、長期出張員を派遣し、同地域での展開を物流面でサポートしてきています。物流サポートの一環として、「カンボジア・ミャンマー・バングラデシュ最新物流セミナー」を初めて開催したものです。カンボジア・ミャンマー・バングラデシュに関心のある多くの企業・組織から363名が参加したとのことです。
　セミナーでは、現地事情に精通したカンボジア現地駐在員、バングラデシュ・ミャンマー長期出張者が、各地の輸送ルートや空港、港湾の特色等に加え、各種の経験も交えて物流事情を説明しました。

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カンボジア 米国と投資協定の協議開始へ

　8月30日にカンボジアと米国は、二国間投資協定の交渉を開始することで一致したと発表しました。米国のロン・カーク通商代表は、二国間投資協定は、カンボジアの投資環境の改善につながり、米国からの投資を更に促進するとの期待を述べています。カンボジアのチャンプラシット商業大臣は、カンボジアは米国との貿易・投資の促進に期待しており、投資協定の交渉開始はまさにグッドタイミングであると述べています。
　日本とカンボジアの投資協定は、既に発効しており、日本からカンボジアへの投資促進に大きく貢献しています。投資協定は、投資の保護、送金の自由、最恵国待遇、内国民待遇等について規定するものです。


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ミス・カンボジア

　2013年にカリフォルニアで開かれるミス・コンテスト「クイーンオブユニバース」に、カンボジア出身の歌手、パニット・ソバンさんが「ミス・カンボジア」として出場します。
　ソバンさんは1989年にタイ国境のカオイダン難民キャンプで生まれました。ご両親はキャンプでのつらく危険な生活を乗り切り、ソバンさんが2歳の時に米国・カリフォルニアに家族で脱出することができました。ソバンさんは、6歳の時には教会で歌い始める等、カリフォルニアで音楽の才能を開花させました。
　国際的なミス・コンテストにカンボジア代表が出場するのは2006年以来とのことです。
（写真はThe Phnom Penh Post紙より）


ミス・カンボジアのサイト（英文です）
http://misscambodia2013.khmerican.com/


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ピアノ生演奏の聞けるカフェバー The Piano

　バンケンコン地区にオープンしたピアノ生演奏の聞けるカフェバー「The Piano」です。オーナーは、日本（広島）に6年間留学してピアノを勉強したSoronos So さんで、隣にピアノ学校をお持ちです。インテリアは、広々とした感じで、ヤマハのグランドピアノが目立っています。ピアノ学校で学んだ生徒さんが生演奏を聞かせてくれます。グランドピアノの演奏をすぐ近くで聞けるのは嬉しいものです。
今回はちょっとお酒を飲んだだけなので、食事はしていませんが、メニューはいろいろと取り揃えているようです。昼間はカフェとして美味しいコーヒーもあります。お試しください。

The Piano
St.57 (St.334とSt. 352の間)
093 599 615

グランドピアノの生演奏です。



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トンレサップ航空も株式市場への上場準備へ

　カンボジア証券取引所への民間企業の上場が期待される中で、新聞報道によれば、トンレサップ航空も上場準備を行う意思を固めたとのことです。ただ、上場の基本的条件として、3年間分の監査済み財務諸表が必要なため、新規株式公開手続き（IPO）を始めるまでにはまだ時間がかかる見込みとしています。台湾系のプノンペン証券がIPOの主幹事を務める見込みです。
　トンレサップ航空は、2010年10月にカンボジアと台湾の合弁企業として設立され、2011年1月から、シェムリアップを起点に台湾（台北、高雄）、中国等との間で運行を開始しています。


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フン・セン首相 中国で温家宝首相と会談

　カンボジアのフン・セン首相は、新疆ウイグル自治区で開催されている第2回中国・アジア・ヨーロッパ博覧会に出席するために中国を訪問し、9月2日に中国の温家宝首相と会談しました。
　温首相は会談で、「今年のASEAN議長国であるカンボジアは、中国とASEANの友好関係の維持に大きな役割を果たしており、中国は高く評価している。中国はカンボジアと密接に協力し、今年のASEAN首脳会議などの主催を支持し、共に東アジアの健全な協力発展を推し進め、新たな成果をもたらしたい。」と述べました。
　フン・セン首相は、「カンボジアは、中国とハイレベル交流を密接に行い、双方が地域的、国際的な事項でも協力し、経済・貿易などの分野での協力も更に進めたい。更に、文化、青少年交流も広げ、両国の全面的な戦略協力パートナーシップを推し進めたい。」と述べました。

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米ASEANビジネスサミット

　8月30日にカンボジア・シェムリアップで、初めての「米国・ASEANビジネスサミット」が開催されました。サミットは、ASEAN諸国の経済大臣とアメリカの民間部門が話し合う貴重な場となりました。カンボジアのチャンプラシット商業大臣、米国通商代表部のロン・カーク通商代表、米国商工会議所の東南アジア担当上級部長等が参加しました。
　カンボジアについては、米国側から、金融・ITサービスが経済成長に欠かせないとの指摘がなされました。特に、e―コマース、電子取引、ネット決済（PayPal等）、クレジットカード等のデジタルインフラの必要性が指摘され、これらの手段へのアクセス向上がカンボジア経済に柔軟性を与える効果が大きいとされました。同時に行われたビジネス満足度調査では、カンボジアについては回答者の44％がこの点について不満足であるとしています。
　なお、満足度調査では、カンボジアがASEAN10か国の中で米国から見て最も投資機会が大きい国となりました。回答者の81％がカンボジアへの投資を有望とみています。


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パシフィックネット カンボジアで中古オートバイ市場に参入

　パソコンやOA機器などの回収を手掛けるパシフィックネット社は8月24日、カンボジアの首都プノンペンに子会社を設立したと発表しました。中古のオートバイの売買などを行う予定です。子会社の社名は、パシフィックネット（カンボジア）、資本金は12万5000ドルで、パシフィックネットが100％出資しています。従業員数は約10人で開始されます。
パシフィックネット社はASEAN諸国でも特に経済成長が著しいカンボジアに着目したとしています。オートバイは、カンボジア国民の生活必需品として非常に需要が大きく、今後も市場拡大が予想される中古オートバイ関連のビジネスに参入することを決めたとしています

パシフィックネット社の新聞発表
http://www.prins.co.jp/ir/release.html


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ASEAN経財相会議 シェムリアップで開催

　8月27日から31日まで、シェムリアップでASEAN経済閣僚会議が開催されました。この会議には、アメリカ（ロン・カーク通商代表）、日本（枝野経済産業大臣）、中国、韓国、インド、オーストラリア、ロシア、カナダ、ニュージーランド等の関係閣僚が参加しました。会議では、ASEANの経済統合の加速によって投資、貿易を活性化させることで合意しています。また、カンボジア等のASEAN後発国に対する支援と投資促進によって、先発国とのギャップを縮小していくことについても協議されました。
　更にASEANは、「RCEP（地域包括的経済連携）」と呼ばれる新たな自由貿易圏の創設を提唱しています。ASEAN加盟国に日中韓、インド、オーストラリア、ニュージーランドを加えた最大16カ国の参加を呼びかけ、今年11月の正式交渉開始を目指しています。今回の会議では、自由化交渉に知的財産権の保護などを含めることや、後発開発国への例外規定といった交渉の大枠について協議されました。
　カンボジアのチャンプラシット商業大臣は、RCEPは米国主導のTPPと比べて「アジア主導の枠組みでアジア各国の要求を満たす」と強調しています。TPPはASEAN内の後発開発国にはハードルが高すぎるとし、「カンボジアも現時点でTPP交渉に参加する計画はない」との立場です。


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東ティモール再訪

　2002年に独立したばかりの人口100万人ほどの小さな島国です。最近、再度訪問する機会がありました。独立時と独立後の紛争により傷つきましたが、最近は平和で平穏な暮らしが戻り、経済も良くなってきていると感じました。
　経済は、石油が出るので、一人当たりGNIが2458ドル（2010年）と高いのですが、石油を除くと農業が主要産業で一人当たりGDPは570ドルとなります。最近は高度成長が続いており、2007年～2011年の5年間の平均成長率（石油を除く）は9.3％に達しています。経済が高度にドル化しているのもカンボジアと似ています。
　カンボジアと比べると、農業が主体で、ひとり当たりGDPがまだ低いものの高度成長が続いている点が似通っています。しかし、カンボジアはタイとベトナムに挟まれた地理的条件が良く、日本企業の進出が進んできていますが、東ティモールには民間企業がどんどん進出する状況にはないことが感じられました。
　首都のディリは、海に面した落ち着いた街で、ちょっと車で走るだけで「青医サンゴ礁」が広がります。のんびりとしたリゾート気分が味わえます。一方で大きなショッピングモールが開店し、グロリアジーンズコーヒーや大型スーパー等がテナントとして多くの地元客を集めています。今後の経済成長も期待されます。

外務省の東ティモールのページ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/easttimor/


チモール・プラザというショッピングモールも開店し、グロリアジーンズコーヒー等がテナントとして入っています。



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キノコ尽くし ASHIMA

　モニボン通りのゴールドタワーのすぐ近くにオープンしたキノコ料理の店「ASHIMA」です。ベトナムで成功して、プノンペンにも開店したそうです。
　内装は一般的ですが、料理が本当にキノコ尽くしです。前菜のエノキのサーモン巻等、ちょっと驚くようなメニューが並んでいます。メインは、キノコ鍋です。いくつかの種類から「特殊キノコ汁（スペシャルキノコスープ）」を選んでみました。ここにお好みのキノコや野菜、肉類、魚介を入れていきます。キノコの種類が豊富で、日本では聞いたことのないものもあります。鍋は、キノコの出汁がほど良く効いていて日本人でも問題のない味かと思います。キノコだけしかないというメニューがちょっと変わっていますが、何となく元気がでそうです。お値段はプノンペンとしては破格です。

ASHIMA
336C, Monivong Blvd.
023 801 222
http://www.facebook.com/pages/ASHIMA-Phnom-Penh/332779156765640


生のエノキタケのサーモン巻


メインのキノコ鍋


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