プノンペンの都バス「シティ・バス」は3路線に拡充されています。今回は2号線で、プノンペン都の南に隣接するタクマウまでの小旅行です。小旅行と言っても片道料金はわずかに1500リエル(約40円)です。
スタートは、リバーサイドのナイトマーケット前です。ここからリバーサイドを北上し、日本橋の下で左折して、オールドスタジアム前のロータリーに向かいます。そのまま直進してトゥールコックのテレビ塔に向かい、そこから南下して税務総局の前から毛沢東通りを進みます。インターコンチネンタルホテル前を通過して、カルテックスで右折してモニボン通りを南下します。モニボン橋の立体交差で右折して、あとは国道2号線を南下し、縫製工場をたくさん見ながら、タクマウに向かいます。平日昼間で、出発からタクマウまでは1時間20分ほどでした。
タクマウでは、中国支援で工事中の、バサック川を渡るタクマウ橋を見に行きましたが、既に概ね完成していました。車両通行も許されていて、40フィートコンテナを積んだトラックも行きかっていました。橋の上では、多くの釣り人がバサック川に釣り糸を垂らして、10cmほどの小魚を結構釣り上げていました。この橋は、プノンペンの南側でプノンペンを迂回する外郭環状船の一部となる予定で、国道4号線から市街を通らずに新プノンペン港までを結ぶ重要な路線となるものと期待されています。そこで、バイクタクシーで、工事中(未舗装)の環状線を橋って国道1号線まで行ってみました。途中には、タイガービールを作る工場もあります。国道1号線に出て少しプノンペン側に行くと、シティ・バス1号線の終点がありますので、そこからバスに乗ってプノンペンに戻りました。1号線の最後の4キロは間もなく日本の支援で拡幅改良される予定です。途中には、ベトナムのチョーライ病院もほぼ完成しています。
小旅行とは言っても、インフラ調査の様になってしまうのは、職業病でしょうか。タクマウまで行くと結構田舎に来たと感じさせてくれますが、いろいろなものがどんどんできていて、高度成長も実感することができました。
ほぼ完成したタクマウ橋
タクマウ橋の上の釣り人たち。結構な高さですが、うまく釣れているようです。
工事中の外郭環状線。早くもコンテナトラックが行きかっています。
日本の支援で改良が間もなく始まる国道1号線。今はひどい状況です。
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