カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

サッカーカンボジア代表のワタナカ選手 J3藤枝と契約

2017年01月18日 | 経済
 1月13日、 サッカーJ3の藤枝MYFCは、カンボジア・プノンペンで記者会見を行い、サッカーカンボジア代表のチャン・ワタナカ選手が12月末までの期限付き移籍で加入すると発表しました。カンボジア人初のJリーガーとなります。ワタナカ選手は、「カンボジアのメッシ」」「カンボジアの至宝」と呼ばれる国民的スターで、代表戦28試合に出場して10得点を挙げています。また、カンボジアのCリーグで2年連続最優秀選手に輝いています。ワタナカ選手は、「日本で新たな経験を積み、様々なことに挑戦したいです。アジアで一番サッカーが優れている日本でプレーできることは非常に良い経験になると思います。この移籍は次の世代のための道標になると思っています。」と語りました。
 今季のJ3リーグは17チームが参加し、3月11日に開幕する予定です。今季からは従来の外国人枠5人の他に「Jリーグ提携国枠」の選手は、外国籍扱いしないルールに変更されたこともあり、カンボジアをはじめとするアジアの提携国の選手達がJリーグへ入りやすい環境となっていました。
 ワタナカ選手は、2015年のワールドカップ2次予選で、日本代表との試合にも出場して活躍しました。カウンター攻撃で日本のディフェンス(吉田選手だと思います)をぶち抜いて、ゴール前に突進した姿は忘れ難いものがあります。日本での活躍も期待しています。
(写真は新聞発表より)

藤枝MYFCの新聞発表
http://myfc.co.jp/news/20170113/17894/



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米国の外国口座税務コンプライアンス法 カンボジアとの政府間協定が発効

2017年01月17日 | 経済
 米国の税法である外国口座税務コンプライアンス法(Foreign Account Tax Compliance Act: FACTA)は、米国の納税義務者が、米国以外での金融機関の口座を利用して米国の税金を逃れることを防止するために制定されました。日本を含む各国は、この法律に関連して自国の金融機関における手続きを定めた協定を締結したり声明を発表したりしています。2016年12月23日、カンボジアと米国が締結していた政府間協定(IGA)が正式に発効したと米国財務省が発表しました。
 この協定により、カンボジアで預金口座を初めて開設する際や米国への転居をされる際などに米国の納税義務者(米国人等)であるかを確認するための手続が必要となります。納税義務者は、米国人(米国国籍保有者)、グリーンカード保有者、米国居住者(滞在日数等による)等です。米国人等に該当する場合、氏名、住所、口座番号、納税者番号、口座残高、利息等を定期的に米国税務当局へ報告することが金融機関に求められています。
 海外の金融機関を利用した税金逃れ等については、世界的に規制の網が厳しくなりつつあります。カンボジアでもこうした規制がきちんと運用されることが望まれます。
(写真は商業銀行最大手のACLEDA銀行本店)

米国財務省のサイト
https://www.treasury.gov/resource-center/tax-policy/treaties/Pages/FATCA.aspx


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2017年01月16日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
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鉄道南線 旅客列車が追突事故

2017年01月16日 | 経済
 1月7日朝9時ころ、カンボジアの鉄道南線(シアヌークビル州プレイヌブ郡ビールレン付近)で停車中の貨物列車にプノンペン行き旅客列車が追突する事故が発生しました。この事故で、外国人2名を含む乗客3名が軽傷を負ったとのことです。また、追突された貨車1両と旅客列車(ディーゼルカー)の前面が損傷しました。原因は特定されていませんが、ブレーキの不具合、運転手のブレーキのかけ遅れ等ではないかと見られています。
 プノンペンとシアヌークビルを結ぶ鉄道南線は、これまでも、踏切事故等が起きており、安全面での更なる努力が必要との指摘があります。また、旅客列車は国王陛下も利用されたばかりであり、事故によるイメージ悪化は、南線だけでなく、シアヌークビル観光にも影響を与えかねません。運行、維持管理を請け負っている民間のロイヤル鉄道社の更なる努力と、カンボジア公共事業運輸省鉄道局の監理・指導の強化が望まれます。
(写真は、クメールタイムズより)


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シアヌークビルへ行く途中のお休みどころ The Stop

2017年01月15日 | 生活環境
 国道4号線でプノンペンからシアヌークビルへ向かう途中のお休みどころ「The Stop」です。プノンペンからシアヌークビルまでは、230キロほどあり、車で4時間ですが、今までは途中にきれいなお休みどころがなく、ご苦労された方も多いのではないかと思います。プノンペンから約100キロの地点の峠で休まれる方が多いかと思いますが、峠のプノンペン寄り1キロほどのところ(国道4号線の北側)にできたお店がこのCafé/Rest StopのThe Stopです。お店はいわゆる「長屋」の真ん中ぐらいなので、車のスピードが速いと見つけにくいかもしれません。店内は、普通のカフェですが、奥に広くて清潔なトイレがあります。私が寄ったときには、ちょうどバスがついていて、西洋人の団体客で一杯でした。コーヒーやビール等のドリンク類、軽食等があります。ドリンク類のお値段は、カフェとしては普通ですが、地方のお店としてはちょっと高めです。シアヌークビルに往復される際には、お勧めのお休みどころです。

The Stop  Café/Rest Stop
https://www.facebook.com/The-Stop-Cafe-Rest-Stop-105171599859714/


店内は、団体さんで一杯でした。



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クラフトビールのビアガーデン Hops

2017年01月14日 | 生活環境
 プノンペン中心部に開店したクラフトビールのビアガーデン「Hops Brewery and Craft Beer Garden」です。場所は、元イタリアンのDuoがあったところで、Kemaの斜め向かいです。お店は、真ん中が店名通りにビアガーデンになっています。それを取り囲むように、クラフトビールの醸造所、2階もある室内客席スペース、ダーツやビリヤードが楽しめるプールバー等があります。メニューは、もちろんビールがメインで、4種類のクラフトビールがありました。全部試してみましたが、私は、普通のラガー「Golden Angel」が好みでした。おつまみ類も、ドイツ風のソーセージやアジアンテーストのものが揃っています。乾季で涼しい間は、ビアガーデンで一杯も悪くありません。お客さんは、地元の若い方や外国人のグループ等でした。お試しください。

Hops Brewery and Craft Beer Garden
17, St. 228
https://www.facebook.com/hopsbeercambodia

店内にはビール醸造の設備があります。


こんなカッコいいプールバーもあります。ダーツもありました。



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初の光海底ケーブル ついに接続工事完工

2017年01月13日 | 経済
 1月10日、カンボジアとアジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)を接続する光海底ケーブルの建設を行っているカンボジアのEZECOM社は、これまで進めてきた光海底ケーブルの敷設工事が完了し、1月5日に、シアヌークビルのケーブル基地局での接続を完了したと発表しました。この事業は、3か国の通信事業者(カンボジア:EZECOM、タイ:シンフォニー・コミュニケーション、マレーシア:テレコム・マレーシア)が共同で3か国を結ぶ光海底ケーブルを敷設し、マレーシアで、光海底ケーブルの国際的幹線の一つであるアジア・アメリカ・ゲートウェイに接続するというものです。この光海底ケーブルは、30兆バイト/秒(Tbps)の容量があり、カンボジアのインターネットの高速化、低料金化に貢献するものと期待されます。
 なお、カンボジアではこの他、NTTコミュニケーションズ等によるアジア・サブマリンケーブル・エキスプレス (ASE)に接続するための光海底ケーブル、カンボジア光ケーブルネットワーク (CFOCN) によるアジア・アフリカ・ヨーロッパ-1(AAE-1) に接続する光海底ケーブルの計画が進められています。


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シアヌークビル国際空港を改修へ

2017年01月12日 | 経済
 12月24日、シアヌークビル国際空港のターミナルビル改修工事の起工式が、ソク・アン副首相も参加して開催されました。シアヌークビル空港の利用客数は次第に増加しており、2016年全体では、前年比54%増の15万人程度まで増加したものと見られます。このため、既往のターミナルビルを拡張することとし、床面積を80%増の4800平方メートルとする計画です。総工費は1500万ドル(約17億4000万円)の見込みです。この拡張により、年間50万人まで対応可能となります。また、併せて、ショップやレストランも拡充する計画です。更に、荷物の取り扱いや税関・入国手続き等の迅速化も図りたいとしています。
 シアヌークビルは、ビーチリゾートとして、アンコールワット・プラスワンの観光地として人気を集め始めており、シェムリアップからの航空便でシアヌークビルを訪れる観光客も増えている模様です。また、シアヌークビル港に寄港する大型客船で入国する観光客がアンコールワットを訪問する需要も増加しています。既存のインフラを最大限活用して、観光振興に役立てることは、カンボジア経済にとっても重要な役割を果たすものと期待されます。
(写真は、既存のシアヌークビル空港ターミナル)


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チェンマイ・イニシアティブを改革へ

2017年01月11日 | 経済
 新聞報道によりますと、日本やカンボジアを含むアジア各国は、金融危機の際に多国間でドルを融通する「チェンマイ・イニシアティブ(CMIM)」を改革する方向で検討しているとのことです。「チェンマイ・イニシアティブ」は1997年のアジア通貨危機を踏まえ、日本・中国・韓国とASEAN10か国が整備してきたもので、外国為替市場の急激な動揺を防止するために、国際的な協調を基に為替介入等を実施するための外貨融通の枠組みです。
 CMIMの資金規模は全体で2400億ドル(約28兆円)ですが、このうち各国の合意だけで貸し出せる比率(IMFデリンク割合)は全体の30%(720億ドル)であり、残り70%は国際通貨基金(IMF)が協調支援を決定することを条件として融通できることとなっています。IMFの支援決定については、アジア通貨危機の際に、大きな問題もあったと指摘され、各国の信頼度が必ずしも高くないこともあり、加盟各国の合意だけで融通できる割合を引き上げるべきだとの意見が大勢を占めているとのことです。このため、IMFデリンク割合を現在の30%から40%に引き上げる方向で検討されているとのことです。なお、IMFデリンク部分の判断に当っては、各国が協同して設置したASEAN+3マクロ経済リサーチオフィス(AMRO)が、各国の状況を精査した結果を活用することとしています。
 カンボジアについては、貢献額は2.4億ドル(約280億円)ですが、引出可能総額は、その5倍の12億ドル(約1400億円)となっています。高度にドル化したカンボジア経済にとって、外貨準備額に加えて、このような国際的な外貨融通制度があることは、万一の場合の備えばかりでなく、平常時でも信頼度の向上やリスクの低減の効果も高いものと見られ、米国の利上げに伴うドル高が見込まれる昨今において、今回の改革が果たす効果が期待されます。

ブログ「カンボジア経済」2014年7月25日「チェンマイ・イニシアティブの規模を倍増」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/34420d8c0d8befea6a0ec512022ca4ab


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鉄建建設 カンボジア国道5号線パッケージ1を受注

2017年01月10日 | 経済
 1月5日、鉄建建設は、大有建設と共同企業体を構成し、カンボジア公共事業運輸省発注の国道5号線改修事業(バッタンバン~シソポン間)パッケージ1を受注したと発表しました。2016年12月22日、カンボジア・プノンペンの公共事業運輸省にて、発注者代表のトイ・チャンコサル(Tauch Chankosal)公共事業運輸省次官と共同企業体との間で契約調印式が執り行われました。
 この事業は、本線道路の改修(現在の2車線から4車線の高規格道路に:延長22.35km)、バッタンバン市街を迂回するバイパス道路の建設(延長23.92km)を実施するもので、契約金額は約89億円とのことです。この事業は、日本の円借款の支援により実施されるものです。工事は2017年2月初旬に着手し、本線道路改修とバイパス道路を2020年2月初旬までに完成する計画です。
 国道5号線は、タイ・バンコク~カンボジア・プノンペン~ベトナム・ホーチミンを結ぶ南部経済回廊の重要な路線であり、その輸送能力増強と輸送効率改善によって、メコン地域の産業大動脈として更に重要な役割を果たすことが期待されます。

鉄建建設の新聞発表
http://www.tekken.co.jp/cms/whats/20170106_083623520f.pdf


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2017年01月09日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
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日本の農水省のGIマーク カンボジアでも商標登録完了

2017年01月09日 | 経済
 12月27日、日本の農林水産省は、2015年6月1日に運用を開始した地理的表示(GI)保護制度において、登録された農林水産物等に付される登録標章(GIマーク)について、カンボジアにおいても商標登録されと発表しました。
 地理的表示(GI)保護制度は、品質、社会的評価等の確立した特性が産地と結び付いている産品について、その名称を知的財産として保護するものです。農林水産省では、登録された地理的表示と併せて貼付することで、真正な地理的表示産品であることを証することとなるGIマークが海外で模倣使用されることを防止するため、農林水産物等の主要な輸出先国において、商標としての登録申請を行っています。今回の登録により、カンボジアでも不正にGIマークを貼付して農林水産物等を販売した場合、商標権者として差止要求を行うことが可能となり、GIマークにより真正な日本のGI産品であることが確認できるようになるとしています。カンボジア以外では、韓国、台湾、フィリピン、マレーシア、ミャンマー、ラオス、EU、オーストラリア、ニュージーランドで商標登録済とのことです。
 地理的表示の例としては、「神戸ビーフ」「夕張メロン」等があります。中国で「青森」等の日本の地名が勝手に登録されていて苦労した例もあり、農産物の安全性やブランドを守るためのこうした地道な対応が、今後も期待されます。

農林水産省の新聞発表
http://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/chizai/161227.html


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カンボジアでお召列車 国王陛下がシアヌークビルまで

2017年01月08日 | 社会・風土
 12月30日、シハモニ国王陛下とモニカ皇太后は、カンボジアの鉄道南線の旅客列車でプノンペンからシアヌークビルまでの旅を楽しまれました。列車には、フン・セン首相ご夫妻も同乗されたとのことです。日本では、天皇陛下が利用される列車は「お召列車」と呼ばれています。カンボジアでも、2016年4月の南線(プノンペン~シアヌークビル)での旅客列車運行再開以降、初となる「お召列車」が走ったこととなります。お召列車は、南線の沿線各地で大変な歓迎を受けたとのことです。
 お召列車の編成は、通常の旅客列車と変わりなく、ディーゼル機関車が牽引する客車と電源車の組み合わせだったようです。ただ、機関車の前面には国旗と王室紋章旗が掲げられていました。
 鉄道北線(プノンペン~ポイペト:タイ国境)は、国境付近での修復工事が続いていますが、全線で旅客列車が運転できるようになるには、まだ相当の時間がかかるものと思われます。北線でもお召列車が走る日が来ることを期待してやみません。
(写真は、AKPより)


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西武ライオンズが野球用具を寄贈 3カ国で大会も開催

2017年01月07日 | 社会・風土
 12月27日、埼玉西武ライオンズは、カンボジアで「アジアベースボールマッチ supported by 埼玉西武ライオンズ」を開催したと発表しました。ライオンズが2013年から続けている野球用具寄付プロジェクトの一環として、用具を寄贈するだけでなく、野球振興を目指す取り組みとして野球用具を使う機会を提供するために、大会協賛という形でカンボジア初となる国際親善試合の開催を支援したものです。ファン・選手・球団からの用具合計4534点は、試合に参加した、カンボジア、マレーシア、ベトナムの各チームに寄贈されました。
 試合の結果は、ナショナルチームのカテゴリーでは、カンボジア対ベトナムで決勝戦を行い、カンボジアが勝利し、優勝しました。U-15のカテゴリーでは、カンボジアのコンポントム州のチームが優勝しました。
 カンボジアで人気のスポーツはサッカーですが、昭和世代としては野球の魅力もぜひ広げてほしいと願っております。その意味で、埼玉西武ライオンズ、輸送に協力された郵船ロジスティクスを始めとして関係者の方々のご尽力に感謝したいと思います。カンボジアでも、いつか野球が人気のスポーツの一つとなることを期待しています。

埼玉西武ライオンズの新聞発表
http://www.seibulions.jp/news/detail/12325.html



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フランス プノンペン水道整備を支援

2017年01月06日 | 経済
 12月26日、カンボジア政府は、フランス開発庁(Agence Française de Developpement:AFD)と3000万ユーロ(約37億円)の借款契約に調印しました。この資金は、プノンペン上水道公社が実施するチャムカーモン浄水場のリハビリと配水管拡張の事業に使用されます。AFDからの借款は4回目で総額8700万ユーロ(約107億円)となります。この事業により、チャムカーモン浄水場の設備能力は、これまでの1万4000トン/日から5万2000トン/日に拡大されます。また、配水管も増設され、急増するプノンペンの水需要に応えるものとなる見込みです。
 プノンペン上水道公社は、日本、世界銀行、フランス等の支援を活用して、効率的な水道事業を運営しています。日本からは長年、北九州市による協力が続いていることに加え、円借款によるニロート浄水場建設等により、「プノンペンの奇跡」とも呼ばれる素晴らしい水道事業を支援してきました。プノンペン上水道公社の今後の発展が期待されます。
(写真は、日本の円借款により完成したニロート浄水場)

AFDの発表(英文です)
http://www.afd.fr/lang/en/home/pays/asie/geo-asie/cambodge#



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