区役所に住民票の転出届など、家族に頼まれて書類を取りに行きました。
どの受付かなと迷いながら、周りを見回していたら、区役所の案内の方がいらっしゃったので、尋ねました。親切に「届出書はこれです、後の二つは取ってきます」と言われ、持って来ていただけました。サービスが向上したものだと感心しました。
順番のカードを取ってから記入するか、記入してからカードを取るか迷いましたが、待っている人がいないので記入してから取ることにしました。記入してカード取ると待ち1人で11番でした。
10番の方と区役所の方が声をかけてもどなたもいらっしゃいません。何度か声をかけたら、ちょうど書き終わった方が「私です」と。ちょっと複雑な思いをしましたが、嫌な思いはしませんでした。自分で少し余裕が持てるようになったかなと。
ちょうど新しい方に研修中で、先輩が後輩の横にいてアドバイスされながらの手続きが終わり、「3番の窓口で、この番号札(609)が呼ばれましたら、書類を受け取ってください」とのことでした。
待合所で番号札を見ると、4番窓口の表示板に番号が出ていたら、窓口まで取りに来てくださいと記載されていました。そこで、表示板を見たら、609番がありました。区役所もサービスが向上して処理が早くなったなと感心しながら、窓口に番号札をだしました。ところが誰も来てくれません。しばらく待っていると、尋ねられ、「表示板に609が出ていますので」と伝えました。係りの方は周りの書類を見たり、周りの人に尋ねたりされています。しばらくしてから、「申し訳ございません。前の方の番号を消すのを忘れていました。もうしばらくお待ちください」と言われました。
感心した気持ちだったのが私の評価が少し下がってしまいました。一つひとつをきちんとすることが今一歩の区役所だなと思いました。仕事は、この一つひとつを大切にしてきちんとすることが大きなトラブルを防ぎ、仕事がスムーズに進むと信じています。大きな仕事も分割すると小さな仕事の集まりであることが多いです。どれだけ、一つひとつを大切にするメンバーがいるかがよい組織だと思います。
神は細部に宿るとの言葉があります。大事は細部に宿る。この言葉を信じて、一つひとつを大切にしたいと思います。