幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

区役所の対応から 大事は細部に宿る

2013-10-28 18:01:38 | ブログ

区役所に住民票の転出届など、家族に頼まれて書類を取りに行きました。

どの受付かなと迷いながら、周りを見回していたら、区役所の案内の方がいらっしゃったので、尋ねました。親切に「届出書はこれです、後の二つは取ってきます」と言われ、持って来ていただけました。サービスが向上したものだと感心しました。

順番のカードを取ってから記入するか、記入してからカードを取るか迷いましたが、待っている人がいないので記入してから取ることにしました。記入してカード取ると待ち1人で11番でした。

10番の方と区役所の方が声をかけてもどなたもいらっしゃいません。何度か声をかけたら、ちょうど書き終わった方が「私です」と。ちょっと複雑な思いをしましたが、嫌な思いはしませんでした。自分で少し余裕が持てるようになったかなと。

ちょうど新しい方に研修中で、先輩が後輩の横にいてアドバイスされながらの手続きが終わり、「3番の窓口で、この番号札(609)が呼ばれましたら、書類を受け取ってください」とのことでした。

待合所で番号札を見ると、4番窓口の表示板に番号が出ていたら、窓口まで取りに来てくださいと記載されていました。そこで、表示板を見たら、609番がありました。区役所もサービスが向上して処理が早くなったなと感心しながら、窓口に番号札をだしました。ところが誰も来てくれません。しばらく待っていると、尋ねられ、「表示板に609が出ていますので」と伝えました。係りの方は周りの書類を見たり、周りの人に尋ねたりされています。しばらくしてから、「申し訳ございません。前の方の番号を消すのを忘れていました。もうしばらくお待ちください」と言われました。

感心した気持ちだったのが私の評価が少し下がってしまいました。一つひとつをきちんとすることが今一歩の区役所だなと思いました。仕事は、この一つひとつを大切にしてきちんとすることが大きなトラブルを防ぎ、仕事がスムーズに進むと信じています。大きな仕事も分割すると小さな仕事の集まりであることが多いです。どれだけ、一つひとつを大切にするメンバーがいるかがよい組織だと思います。

神は細部に宿るとの言葉があります。大事は細部に宿る。この言葉を信じて、一つひとつを大切にしたいと思います。


声をかける勇気 体験から

2013-10-28 00:44:42 | ブログ

日曜日の朝、新宿駅で中央線に乗り換えたら、全盲の方が白杖で電車とドアを確認しながら乗って来られました。ドアの入り口にいらっしゃったので声をかけました。「空いている席がありますが、座られますか?」「はい座ります」と答えられたので、席まで案内しました。

次の中野で降りられました。私も同じ駅だったので降りて様子を見ていると少し迷っておられるようでした。「どちらにいかれますか?」と尋ねると「東西線は何番ですか?」ということでした。降りたホームは5、6番線でした。見ると隣のホームに東西線の電車があったので、「3,4番線は隣です」と返答し、エスカレーターまで案内しました。降りた通路側は点字ブロックがなかったので、「点字ブロックは右側ですが」と伝えると「左側から行きます」と言われたので、3,4番線ホームへ上がるエスカレーターまで案内しました。

前は視覚障がい者の方がいらっしゃっても声をかけることができませんでした。もう10数年前になりますが、共用化推進機構(E&Cプロジェクト;シャンプーとリンスを区別するためにシャンプーにギザギザを提案した団体)にボランティアとして参加し、取扱説明書班に属して数年活動したことがあります。そこに弱視の方も一緒に活動していました。自動改札機の開閉の音を騒音の中から聞き分けて(まだ改札口が見えない場所から)改札口の方向を知ると言われ驚いたことがあります。

また、朗読ボランティアをしていたこともあり、全盲の方と一緒に旅行してお風呂に一緒に入るなどのヘルプをしました。一緒に行動した時に、どういうヘルプをするのが良いかを教えて貰いました。その時に、電車で席が空いているかがわからない。空いているなら座りたいと言うことも聞いていました。ガイドヘルプする時は自分の右腕を貸します。視覚障がい者の人の右手は目と同じ(白杖を突いている)なので、右手を引っ張れると困るとのことでした。階段などはその前に階段がありますとか、様子を説明します。視覚障がい者と一緒に電車に乗ると二人で一人分の運賃になります。

一番良いのは尋ねる。つまり、何かお手伝いしましょうか?と。それ以来、白杖を突いている方を見ると、その方の様子を見て、困っておられるようなら声をかけるようにしています。体験と基本的なことを知っていると、声をかける勇気を与えてくれるようです。それと最初は勇気が要りますが、何度か体験するとそのハードルも下がるようです。