謀反を起こした村重に、秀吉、光秀が説得にあたるが、決裂。
村重「先のことを考えてみよ。いずれ信長に使い捨てにされる。そうなる前に身の振り方を考えるのじゃ、手遅れにならぬうちにな」
光秀「…………」
秀吉「お主の向かう道は、滅びの道じゃ!裏切りの道じゃぁ!うえぁ!…」(なぜか、台詞ブツ切り)
怒る信長、「村重討伐」の命を下す
竹中半兵衛、重病
政職、毛利に付く
やはり、血迷った政職
今回は台詞らしい台詞があった小河(おごう)良利(演:磯部勉)、村重配下の中川清秀と並ぶ、“余計な男”だ。
だし、村重説得するも、失敗
村重「わしが清秀の意見に引きずられておるとでも言うのか?ふっ、そのようなことはない」(ふっ、そのようなことだろう)
右近、暗い過去を話す。……争いや裏切りを繰り返してきた“罪深い男”だと。そして村重は右近の恩人であると。
松寿丸、窮地に!
黒田家会議
政職は、自分の息子・斎(いつき)の代わりに松寿丸を人質に差し出したというのにあまりの仕打ち(。
憤慨する黒田家の者ども「御着を討つべし」と。
しかし、官兵衛、黒田家は小寺家に拾われたという恩義を話し、
「恩を忘れてはならぬ。主君に弓を引くことは、わしが許さぬ。……
………お紺様が亡くなられ、周りの言うことに惑わされているだけであろう」
「ここで殿を見捨てては、黒田の義が立たぬ」
この官兵衛の台詞は、
右近の「殺される前に、殺さねばなりませぬ」
濃姫(信長)の「致し方なかったのではありませぬか、殺らねば上様が」
ただ、右近は「村重さまは私の恩人、何があっても裏切ることはできませぬ」と義の台詞も言う。
対して信長は「手ぬるかった。見せしめにしなければならなかった」と。
大河ドラマは対比が好きなのだが、今回は作りすぎだろう。
政職「よくぞ言った、さすが官兵衛じゃ!村重を説き伏せることができれば、わしも考え直す!」
官兵衛「では、早速、有岡城へ向かいます」
秀吉「ならぬ!命を捨てに行くようなものじゃ!」
官兵衛「命を捨てる覚悟でなければ、人の心は動きませぬ!」
秀吉「お主ならできるかもしれぬ…」
半兵衛「後を継ぐのはお主しかおらぬと思っている。お主に万一のことがあったら、だれが秀吉さまを支えるのじゃ」
官兵衛(黙って頭を下げる)
半兵衛「ふぅ~…はぁ~……播磨者は頑固でござるなあ」
官兵衛「よくご承知のはず」
半兵衛「ふふっ……ふぅ~」
ひとり“甘ちゃん”の官兵衛。有岡城行きを許す、秀吉も半兵衛も甘いぞ。
村重を説得するよりは、御着城を落とす方が容易だと判断できないものか?
小寺への義は十分に果たしているはず。
単身、有岡城に乗り込む官兵衛、
「官兵衛がそちらに行くので、殺してくれ」という政職の書状を見せられる。
村重の「手を組もう」という申し出に
官兵衛「お断りいたす。それがし、断じて裏切りは致しませぬ」
村重「おことこそ、裏切られたのだぞ!そのように人の良いことで、この乱世、生き残れぬわっ!」
官兵衛「足掻いて見せまする」
思い通りに人を動かせると過信。損得勘定、合理的考えもできぬ。
人の忠告を受け入れず、義だけを通し、一族の危険を顧みない。
………………………………………………ダメダメ官兵衛であった
【ストーリー】番組サイトより
村重が信長に謀反を起こし、高山右近ら摂津の諸将も反信長包囲網に加わった。秀吉の説得も物別れに終わるなか、官兵衛のもとに主君・政職まで毛利肩に寝返ったという知らせが入る。
政職を翻意させるには、まず村重を説得しなければならない。官兵衛は周囲の反対を振り切り、決死の覚悟で単身、村重の籠もる有岡城へ向かう。官兵衛にとってそれは人生最大の苦難の始まりであった。
村重「先のことを考えてみよ。いずれ信長に使い捨てにされる。そうなる前に身の振り方を考えるのじゃ、手遅れにならぬうちにな」
光秀「…………」
秀吉「お主の向かう道は、滅びの道じゃ!裏切りの道じゃぁ!うえぁ!…」(なぜか、台詞ブツ切り)
怒る信長、「村重討伐」の命を下す
竹中半兵衛、重病
政職、毛利に付く
やはり、血迷った政職
今回は台詞らしい台詞があった小河(おごう)良利(演:磯部勉)、村重配下の中川清秀と並ぶ、“余計な男”だ。
だし、村重説得するも、失敗
村重「わしが清秀の意見に引きずられておるとでも言うのか?ふっ、そのようなことはない」(ふっ、そのようなことだろう)
右近、暗い過去を話す。……争いや裏切りを繰り返してきた“罪深い男”だと。そして村重は右近の恩人であると。
松寿丸、窮地に!
黒田家会議
政職は、自分の息子・斎(いつき)の代わりに松寿丸を人質に差し出したというのにあまりの仕打ち(。
憤慨する黒田家の者ども「御着を討つべし」と。
しかし、官兵衛、黒田家は小寺家に拾われたという恩義を話し、
「恩を忘れてはならぬ。主君に弓を引くことは、わしが許さぬ。……
………お紺様が亡くなられ、周りの言うことに惑わされているだけであろう」
「ここで殿を見捨てては、黒田の義が立たぬ」
この官兵衛の台詞は、
右近の「殺される前に、殺さねばなりませぬ」
濃姫(信長)の「致し方なかったのではありませぬか、殺らねば上様が」
ただ、右近は「村重さまは私の恩人、何があっても裏切ることはできませぬ」と義の台詞も言う。
対して信長は「手ぬるかった。見せしめにしなければならなかった」と。
大河ドラマは対比が好きなのだが、今回は作りすぎだろう。
政職「よくぞ言った、さすが官兵衛じゃ!村重を説き伏せることができれば、わしも考え直す!」
官兵衛「では、早速、有岡城へ向かいます」
秀吉「ならぬ!命を捨てに行くようなものじゃ!」
官兵衛「命を捨てる覚悟でなければ、人の心は動きませぬ!」
秀吉「お主ならできるかもしれぬ…」
半兵衛「後を継ぐのはお主しかおらぬと思っている。お主に万一のことがあったら、だれが秀吉さまを支えるのじゃ」
官兵衛(黙って頭を下げる)
半兵衛「ふぅ~…はぁ~……播磨者は頑固でござるなあ」
官兵衛「よくご承知のはず」
半兵衛「ふふっ……ふぅ~」
ひとり“甘ちゃん”の官兵衛。有岡城行きを許す、秀吉も半兵衛も甘いぞ。
村重を説得するよりは、御着城を落とす方が容易だと判断できないものか?
小寺への義は十分に果たしているはず。
単身、有岡城に乗り込む官兵衛、
「官兵衛がそちらに行くので、殺してくれ」という政職の書状を見せられる。
村重の「手を組もう」という申し出に
官兵衛「お断りいたす。それがし、断じて裏切りは致しませぬ」
村重「おことこそ、裏切られたのだぞ!そのように人の良いことで、この乱世、生き残れぬわっ!」
官兵衛「足掻いて見せまする」
思い通りに人を動かせると過信。損得勘定、合理的考えもできぬ。
人の忠告を受け入れず、義だけを通し、一族の危険を顧みない。
………………………………………………ダメダメ官兵衛であった
【ストーリー】番組サイトより
村重が信長に謀反を起こし、高山右近ら摂津の諸将も反信長包囲網に加わった。秀吉の説得も物別れに終わるなか、官兵衛のもとに主君・政職まで毛利肩に寝返ったという知らせが入る。
政職を翻意させるには、まず村重を説得しなければならない。官兵衛は周囲の反対を振り切り、決死の覚悟で単身、村重の籠もる有岡城へ向かう。官兵衛にとってそれは人生最大の苦難の始まりであった。