英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

科捜研の女17 第9話「晴れ着と銃弾」

2018-01-19 21:34:10 | ドラマ・映画
「高橋來くんにコナンくんの格好をさせて、活躍させたかった」のだろう

突っ込み処は満載!
 狙撃犯はひとり。ひとりで狙撃とマリコを見張るのは不可能。
 マリコも照準が自分の額に当たるのをじっと待っているのも変だし、その後もいくらでも逃げ出せたはず。
 狙撃場所から肉眼で監視していたのならともかく、PCのカメラで監視していたのなら、マリコの挙動が怪しいのは一目瞭然。
 そもそも、あの控室に遺留品を残し過ぎ。来るかどうかと言うか……全く予期しない来訪のマリコを監視するためのようなPCも変。(置かれていた折り畳みの将棋盤が個人的には気になった)
 悟(高橋來)の活躍も、かなり無理がある。

 黒幕の社長は、正直に謝ればよかったのに……


………しかし、そんな突っ込み処を吹き飛ばすラストシーン!
「たまには着物も悪くないんじゃないか?」(土門、着物姿のマリコの画像を見せる)
「ちょっと、いつの間に?消してぇ!」
「確かに似合っている、似合ってる、似合ってるぅ!」(スマホを奪おうとするマリコを躱しながら)
「やめてよぉぅ!やめてっ!」
「消さないよ。あはは」
「やめてよぉぅ」
「似合ってるからいいじゃないか!」
(マリコ、あきらめて、追うのをやめ、立ち止まる)


…………中学生みたいなカップル振りであった


【ストーリー】番組サイトより
 政治的な影響力も大きく、政界の“影のフィクサー”とも呼ばれている柳原大造(品川徹)が会長を務める財団が主催するお茶会に、佐伯本部長(西田健)が出席することになった。男女同伴が条件となるため、佐伯はマリコ(沢口靖子)に声をかけるが、マリコはきっぱりと拒否。ところが佐伯が科捜研のための新しい機材の導入を交換条件として提示すると、手のひらを返したように同意。着慣れない和服を着て会場へと向かう。
 会場に到着したマリコは着物の帯がキツイと根を上げると、一人更衣室で洋服に着替える。ホッと一息ついたマリコが何気なく外を見ると、屋上の給水塔の上に人影を見かける。しかも一瞬だがライフルのようなものも…。会場に着いたときにライフルの照準レーザーのような赤い点を目撃していたマリコは胸騒ぎを覚え、屋上がよく見えるスタッフルームへと向かう。
 すると屋上には中庭の茶会の参加者を狙うようにライフルを構えた男の姿が!スマホを受付に預けていたマリコはスタッフルームを見回し、手近にあったパソコンから土門(内藤剛志)のスマホに「茶会で不審者発見」とメールを入れる。しかし、室内に設置されたCCDカメラでライフルの男はマリコの動きを監視していた。男はライフルの照準をマリコに向けると、トランシーバーを通して「少しでも動いたら撃つ」と脅す。
 マリコからのメールを見た土門と蒲原(石井一彰)は会場に駆けつけるが、民間のSPに止められ中に入ることすらできない。一方、マリコがいるスタッフルームのデスクの下から悟(高橋來)という少年が突然姿を現した。柳原会長の孫だという悟は、以前祖父が狙撃されたことを心配して二度と襲われないように“ソウサ”しているのだという。
 幸い悟は背が低いためCCDカメラに捉えられず、ライフルの男に気づかれていない。マリコは身分を明らかにして悟と同じ“正義の味方”だと安心させると、部屋にある証拠品らしいものを探させる。マリコに言われたとおりに手袋をはめて部屋の中を探す悟。やがて黒い粉が入った小袋とアタッシェケースに入った割れた陶器のカケラを発見する。さらにはシミのついた軍手も。マリコは悟に指示し、簡易鑑定用キットを使ってそれらの鑑定をさせようとするが…。

ゲスト:高橋 來、浜田 学、品川 徹、松永玲子、清水昭博

脚本:戸田山雅司
監督:田崎竜太
コメント (2)
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『BG ~身辺警護人~』 第1話

2018-01-19 19:11:53 | ドラマ・映画
【イントロダクション】
“BG=ボディーガード”


「武器を持たず、人を護る民間の警護人」
2018年冬、木村拓哉があなたを護る!

命を左右する緊迫した状況に丸腰で立ち向かうボディーガードたち――
人間描写の名手・井上由美子氏が
男たちの熱く、泥臭い戦いの日々を鮮烈に、そしてリアルに描く…

共演には江口洋介、斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗、石田ゆり子、そして上川隆也
さまざまな人々の思惑が交錯する濃密な人間ドラマが誕生する!

(番組サイトより)


 上記は番組サイトの「イントロダクション」の全文。非常に簡潔で、気持ちがいい(笑)

 とにかく、出演者が豪華!
 あまり豪華だと、脚本や演出が縛られる危惧もあったが、うまく配分されており、導入回としても無理がなく、面白かった。


 あまり突っ込み処がないので“登場人物”を非難。(トリックや登場人物の心情や行動について“あら捜し”するのが本ブログの主旨で、登場人物のキャラについて文句を言うのは筋違いだとは思いますが…)

記者・犬飼悟(勝地涼)
 嶋崎が手加減したという可能性もあるが、記者にしては強すぎ!
 記者なのに一人の女性議員に入れ込み過ぎで、その議員に裏切られたと思い、取った行動が短絡的過ぎ!

SP・落合義明(江口洋介)
 エリート意識が強く、民間人を見下し過ぎ!
 上司から着信で持ち場を離れ、その間に警護対象者を見失う失態を犯したにもかかわらず、少しも悪びれない。
 その失態をカバーしてくれた島崎を見下したまま、依然偉そう!
  
BD・高梨雅也(斎藤工)
 自信過剰で我儘そう。
 確かに、一緒に仕事をするのは嫌かも。
 今後彼が、島崎とどう関わっていくかが見もの。

議員・立原愛子(石田ゆり子)
 ≪脅迫を恐れず、マラソン大会のスターターを辞退しない≫ことをアピールしたが、脅迫は自演で、人気回復の為の狂言だった。
 そのことで、大会参加者、運営サイド、警護者など無茶苦茶迷惑をかけたが、全く意に介していない。自己中心の目立ちたがり屋。
 ゲスト出演と思って観ていたが、レギュラー出演のようだ。この女性に振り回されるシーンを見るのはストレスが溜まりそう。
 
(面白かったので、暫くは視聴すると思いますが、記事を書くかは未定です)


【ストーリー】番組サイトより
 極寒の路面補修工事現場――警備員の島崎章(木村拓哉)が勤務する現場に一台の黒塗りの車が通りかかる。助手席には黒っぽいスーツを着た男・落合義明(江口洋介)、そして後部座席にはサングラス姿の立原愛子(石田ゆり子)が座っていた。記者たちに追われ急を要する気配を察した章が抜け道を指示すると、急発進した車はコーンを飛ばして疾走。その様子を章はただ見送るのだった。残された記者の中には、週刊「時論」の記者・犬飼悟(勝地涼)の姿もあり…。
 その翌日、章は日ノ出警備保障の社長・今関重信(永島敏行)に呼ばれ、本社へ。そこで身辺警護課の新設とそこへの着任を打診される。数年前、とある出来事をきっかけにボディーガードの世界から身を引いていた章は、一度はその打診を固辞するが、今関の強い希望で受け入れることに…。
 高梨雅也(斎藤工)、菅沼まゆ(菜々緒)、沢口正太郎(間宮祥太朗)、そして村田五郎(上川隆也)といった、各部署から集められたメンバーとともに“新人ボディーガード”として身辺警護課に着任した章は、厳しい訓練を終え、ついに初の任務に就く。依頼人は隅田川で開催されるマラソン大会のスポンサーである会社会長の大久保佐助(伊武雅刀)。当日、大会に出席する際の警護が任務の内容だった。

 その頃、厚生労働大臣の愛子は“元ファン代表”を名乗る人物から脅迫状を受け取っていた。「退陣なくば、死の号砲が鳴る」という文面に警視庁SPの落合は、スターターとしての参加が予定されているマラソン大会への出席を取りやめるよう進言。しかし愛子は、脅迫に屈することはしない、と参加への決意を新たにする。

 「立原大臣の脅迫事件に巻き込まれるのは御免」と、執拗に警備を強化するよう迫る大久保。しかし章と高梨の間で、警備に対する考え方に食い違いが生じる。そんな中、ついにマラソン大会の日を迎えることになるが…!?



犬飼悟(勝地涼)
週刊『時論』の記者。日ごろから厚生労働大臣・立原愛子と懇意にしており、彼女の独占インタビューを取ることに成功するが…。

大久保佐助(伊武雅刀)
サスケフーズ会長。隅田川マラソン大会のスポンサーを務める。立原大臣への脅迫事件を受け、表彰式出席の際の警護を日ノ出警備保障に依頼してくる。

佐藤雄二(でんでん)
工事現場等の交通警備員。章とは同じ現場を担当し、知り合う。


脚本:井上由美子
監督:常廣丈太
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