英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

相棒 season16 第13話 300回記念スペシャル・「いわんや悪人をや」 前編

2018-01-31 17:59:33 | ドラマ・映画
キャスト総動員の300回記念スペシャル
瀬戸内米蔵(津川雅彦)……元法務大臣、難民に支援物資を送る為、横領の罪を犯し服役。今回、仮出所。
蓮妙(高橋惠子)……瀬戸内の兄弟弟子である尼僧。過去の事件で特命係との縁がある。
片山雛子(木村佳乃)……元衆議院議員。野心に溢れ、したたかささを持つ人物。雛子の父と瀬戸内は盟友。
社美彌子(仲間由紀恵)……有能で底の見えない人物。ロシア人スパイ・ヤロポロクとの間で娘をもうける。警視正。
風間楓子(芦名星)……『週刊フォトス』に所属する記者。冠城と仲が良い(私の主観)

このほかにも、甲斐峯秋(石坂浩二)日下部彌彦(榎木孝明)大河内春樹(神保悟志)
さらに回想シーンで亀山薫(寺脇康文)小野田公顕(岸部一徳)も登場。


前後編の前編ということで、記事にするのを控えようかと思ったが(雪かきに追われて、時間と体力が……)、この話だけ抜けるというのも気になるので、記事をアップした次第。

 白骨死体に纏わる謎……犯人は?殺害理由は?第一発見者の檀家総代の息子・常盤(矢野聖人)との関わりは?雛子の得度の真意は?美彌子への手紙の送り主は?
 後編に期待したい。

【些細な突っ込み】
遺体を埋める場所に関する右京の推理に疑問。瀬戸内の寺・徹正院の実情に詳しくなくても、塀のある荒寺なら人目につかないし、人も寄り付かないので、死体を埋めるには、うってつけの場所のように思うが…

 
第1話「検察捜査」
第2話「検察捜査~反撃」
第3話「銀婚式」
第4話「ケンちゃん」
第5話「手巾(ハンケチ」
第6話「ジョーカー」
第7話「倫敦からの客人」
第8話「ドグマ」
第9話「目撃しない女」
第10話 元日SP「サクラ」
第11話「ダメージグッズ」
第12話「暗数」


【ストーリー】番組サイトより
出所した元法務大臣・瀬戸内米蔵!!
発見された白骨遺体を巡り、様々な運命が動き出す!!


 横領罪で懲役10年の刑に服していた元法務大臣の瀬戸内米蔵(津川雅彦)が、仮出所の日を迎えた。身元引受人は、瀬戸内の兄弟弟子である尼僧の蓮妙(高橋惠子)。また、どこから情報を得たのか、出所の瞬間を狙って週刊誌の記者・風間楓子(芦名星)が取材に来ていた。さらに、実家の寺に戻った瀬戸内のもとに、旧知の間柄である元衆議院議員の片山雛子(木村佳乃)が現れ、意外なことを願い出る。
 その後瀬戸内は、檀家総代の息子で、幼い頃から知る常盤臣吾(矢野聖人)とも再会。荒れた寺の手入れを手伝ってもらっていると、二人は墓地の一角で白骨遺体を発見する。瀬戸内から連絡を受けた右京(水谷豊)と亘(反町隆史)が捜査に乗り出すが、遺体の身元は不明。そんな中、広報課長の美彌子(仲間由紀恵)から意外な情報がもたらされる。

身元不明遺体と美彌子に思わぬ関係が?
議員辞職した雛子の意外な申し出とは…!?
瀬戸内と特命係が再び不可解な事件と対峙する!


ゲスト:津川雅彦 木村佳乃 高橋惠子 矢野聖人 芦名星

脚本:輿水泰弘
監督:兼﨑涼介
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『99.9-刑事専門弁護士- SEASON Ⅱ』 第3話

2018-01-31 17:02:22 | ドラマ・映画
【東京地方裁判所・所長代行川上(笑福亭鶴瓶)の本性】
判決の際は、被害者や被告の心情を汲み取った言葉を発し、部下たちにも寛容な助言をするが、それは上辺だけで深山が批判する≪裁判官は引かれたレールの上で裁判を進めるだけ≫で良いという考えの持ち主
 ………検察の意図を汲み取り、それに沿った判決を下す。
 ………法廷に提出された証拠、証言のみで判断し妥当な判決を下す(この“妥当”は“適当”に意味に近い)
 ………迅速に案件を処理するのを優先

 それらに反し、出張裁判や裁判の延期を行い、真実を追求しようとした山内(松尾諭)は左遷されてしまった


【今回の事件の解決ポイント】
・石川(安達祐実)の目撃証言が偽証であることの立証
・凶器にジョーカー茅ヶ崎(宇崎竜童)の指紋が付いていたカラクリの解明

 この2点の解決に関しては面白かったが……
①真犯人の殺人の動機が、インサイダー取引の件で強請られていたことだが、動機としては弱いような気がする。
 ジャーナリスト・安田(伊藤高史)殺害はともかく、偽証してくれた恋人を殺すものなのだろうか?
②恋人に偽証を頼み、恋人の目の異変も気づかない……殺人事件の偽証だよ。そんな奴など、さっさと見切りをつければいいのに。
③裁判のポイントとなる目撃者の目に異常があったのは、かなりのご都合主義
④指紋のトリックは面白かったが、凶器として殴る時の指紋の付き方とサインを求められもった時の指紋の付き方とでは違うと思うが、こういう点にケチをつけるのは野暮かもしれない。

裁判での立証がメインになる『99.9-刑事専門弁護士-』のようなドラマや冤罪事件の再捜査のようなドラマでは、警察の捜査が杜撰(ずさん)だったり、犯行動機が不自然なのはある程度仕方がないと思うが、このドラマではトリックや立証を成立させるためのお膳立てが強引と感じる。

第1話第2話



【ストーリー】番組サイトより
 人気ロック歌手・ジョーカー茅ヶ崎(宇崎竜童)がジャーナリスト・安田(伊藤高史)の殺人容疑、及び、その事件の目撃者・石川(安達祐実)の殺人未遂容疑で逮捕された。茅ヶ崎の顧問弁護士を務める佐田(香川照之)は、焦った様子で何かを隠している模様。接見に向かおうとする深山(松本潤)を必死で止めて、新たに斑目法律事務所の一員となった舞子(木村文乃)を担当に任命。
 事件を追う中で、茅ヶ崎の賭博行為のネタを掴んだ安田から、茅ヶ崎が揺すられていたこと、そして佐田の指示でその事実を警察に言わず内緒にしていたことが判明する。最終的にその事実が警察にバレてしまい、茅ヶ崎には安田を殺害する動機があったため故意に隠蔽していたとされてしまったのだ。

 "依頼人の利益"を守ろうと策を講じた佐田のせいで、依頼人がピンチに立たされてしまったことを佐田に指摘し、攻め立てる深山たち。
 しかも、殺人事件では目撃証言、殺人未遂事件では、凶器に茅ヶ崎の指紋があるという絶体絶命の状況!

 そして、担当する裁判官は舞子の先輩だった山内(松尾諭)。舞子の立場が変わり、今までの態度から豹変する山内に、舞子は裁判官と弁護士の間にある分厚い壁を感じる。舞子の元上司で、山内の上長である東京地裁・所長代行の川上(笑福亭鶴瓶)は『お互いの立場で、対等にガンガンやり合えばいい』と激励するが…

 崖っぷちに立たされた中で、深山と舞子は茅ヶ崎の無実を見つけ、佐田の窮地を救うことが出来るのか?

脚本:宇田学
演出:木村ひさし
トリック監修:蒔田光治
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