第1戦を勝ち切っていれば………
………………トヨタは強かった
トヨタ自動車
・山本は、富士通が「これから行くぞ」というタイミングで、シュートを決めてくる。しかも、3Pラインから1mほど離れた位置から決めたり、かなり無理な体勢で打っているのにリングに入ってしまう……一瞬、《外れる》《有難い》と思っってしまうので、ショックは2倍!
・シラの高さやシュート力は、もはや反則
・もちろん、他の選手も手強すぎ
・トヨタ自動車のディフェンスは第1戦より厳しかった。町田、篠崎、宮澤の3人をマークすれば、富士通に得点を積み重ねられることはないので、ディフェンスの焦点を絞りやすかった。
富士通
・トヨタのディフェンスを崩すには、オコエが鍵だったが……オコエのプレーは、迂闊で雑……。おまけにファールトラブル。
・富士通としては第1Qで5点のリードを奪ったが、すぐ逆転されたのが痛かった
・リードを許してからは、ディフェンスで頑張るのが第一だが、トヨタのペイント陣が強力なので、ファールが嵩んでしまった(オコエ、宮澤ともに、しなくてよいファールがあった)。オコエに加え、宮澤もファールトラブルとなっては、勝機がなくなった。
・流れが悪い時に、もう少し町田のドライブが欲しかった。ドライブが少なかったのは、トヨタ自動車が町田のドライブを警戒し、許さなかったからだろう
・やはり、富士通はセンターがいないのが、弱点。特に、トヨタ自動車に対しては致命的。
・得点差が開いても、あきらめず、2度ほど得点差を一けたに戻した。賞賛したい。
・宮澤はもっと積極的に点を取りに行くべきだ
来期、富士通は町田がいない(アメリカへ)、屈指のポイントガードが抜けてしまう。正直言って、控えの岡田では、きびし……。ENEOSから移籍してきた宮澤も計算外だろう。
ポイントガードとセンターの補強(強化)が課題。……そうだ、渡嘉敷と宮崎を移籍、加入させれば(←何を言ってんだか…(笑))
関係ないが、富士通の応援テーマは鬱陶しい
トヨタ自動車 19 24 18 26 71
富士通 14 15 23 19 87
トヨタ……シラ19点,12R,2A,3ST、山本19点,3A、馬瓜ステファニー14点,10R,5A,2ST、馬瓜エブリン13点,4R、三好6点,5A
富士通……宮澤18点,10R,2B、篠崎19点,6R,3A、内野13点,6R、町田9点10A、藤本5点、オコエ3点,1R,2ST,6TO,5F
………………トヨタは強かった
トヨタ自動車
・山本は、富士通が「これから行くぞ」というタイミングで、シュートを決めてくる。しかも、3Pラインから1mほど離れた位置から決めたり、かなり無理な体勢で打っているのにリングに入ってしまう……一瞬、《外れる》《有難い》と思っってしまうので、ショックは2倍!
・シラの高さやシュート力は、もはや反則
・もちろん、他の選手も手強すぎ
・トヨタ自動車のディフェンスは第1戦より厳しかった。町田、篠崎、宮澤の3人をマークすれば、富士通に得点を積み重ねられることはないので、ディフェンスの焦点を絞りやすかった。
富士通
・トヨタのディフェンスを崩すには、オコエが鍵だったが……オコエのプレーは、迂闊で雑……。おまけにファールトラブル。
・富士通としては第1Qで5点のリードを奪ったが、すぐ逆転されたのが痛かった
・リードを許してからは、ディフェンスで頑張るのが第一だが、トヨタのペイント陣が強力なので、ファールが嵩んでしまった(オコエ、宮澤ともに、しなくてよいファールがあった)。オコエに加え、宮澤もファールトラブルとなっては、勝機がなくなった。
・流れが悪い時に、もう少し町田のドライブが欲しかった。ドライブが少なかったのは、トヨタ自動車が町田のドライブを警戒し、許さなかったからだろう
・やはり、富士通はセンターがいないのが、弱点。特に、トヨタ自動車に対しては致命的。
・得点差が開いても、あきらめず、2度ほど得点差を一けたに戻した。賞賛したい。
・宮澤はもっと積極的に点を取りに行くべきだ
来期、富士通は町田がいない(アメリカへ)、屈指のポイントガードが抜けてしまう。正直言って、控えの岡田では、きびし……。ENEOSから移籍してきた宮澤も計算外だろう。
ポイントガードとセンターの補強(強化)が課題。……そうだ、渡嘉敷と宮崎を移籍、加入させれば(←何を言ってんだか…(笑))
関係ないが、富士通の応援テーマは鬱陶しい
トヨタ自動車 19 24 18 26 71
富士通 14 15 23 19 87
トヨタ……シラ19点,12R,2A,3ST、山本19点,3A、馬瓜ステファニー14点,10R,5A,2ST、馬瓜エブリン13点,4R、三好6点,5A
富士通……宮澤18点,10R,2B、篠崎19点,6R,3A、内野13点,6R、町田9点10A、藤本5点、オコエ3点,1R,2ST,6TO,5F
ファイナル第二戦の記事、ありがとうございます。多くのWリーグファンが感じていたと思われる心の声をたくさんピンポイントで出していただいた感じで、同意する箇所ばかりで文句なしです。しかも表現がなかなかに秀逸でした(笑)
トヨタはやはり山本とシラの活躍が優勝の原動力になっていましたし、富士通はトヨタに比べ、選手層の薄さがどうしても出てしまいましたね。第一戦を勝ったトヨタと負けた富士通では、精神的な余裕も違っていました。
さらに深掘りしますと、トヨタは「日本代表ならこれぐらいやってくれないと」(誰の言葉かおわかりですよね)という活躍を馬瓜姉妹、長岡らが着実に実行して行くのに加え、今回のファイナルでは、山本とシラが完全に化けた印象でした。山本は昨年のファイナルでは目立った活躍がなく、3x3では世界大会でMVPを獲得するなど注目されていましたが、インドアではまだまだという印象でした。それが東京五輪3x3とアジアカップなどの代表活動を経て、目に見えて意識とフィジカルが向上しました。「えっ、そこで打つのっ!」というシュートが普通に決まるので相手に対するダメージも大きいですし、ディフェンスもかなり激しくやっています。また、余談ですが第二戦オコエの最初のオフェンスファールは山本の演技賞で、審判も完全に騙されていました(笑)あれは富士通にとってはタイミング的にも非常に痛いもので、試合の流れを左右するものだったと思います。
シラも昨秋会場で二試合ほど見ましたが、まだまだ粗削りでプレータイムもそれほどもらえていない感じだったのですが、今回は別人のようなプレーで、「あんなところから決めちゃうの!」というシュート連発でした。初々しい謙虚なインタビューとは裏腹に、プレーはまるでNBAを見ているようで、富士通からしたらホントに「反則」でしたね(笑)
これも余談ですが、放送中観客席に渡嘉敷の姿が映し出されていましたが、彼女はシラのプレーをどう見ていたか、私は興味深かったです。英さんは宮澤の消極性について言及されていましたが、私は渡嘉敷にこそ、得点を取りに行く積極性をシラに見習って欲しいと思っていました。渡嘉敷は、セミファイナルではパスの中継役やスクリーナーを主戦場をしているかのようなプレーぶりで、以前のようなゴール下で相手がお手上げとなるような存在感を発揮できていませんでした。シラの「リングしか見えない」とでもいうような積極性を是非復活させて欲しいと思います。
あと、オコエに対する苦言はもっともだと思います。トムホーバス氏が見たら、「何してるんですかーっ!」と必ず言うでしょうね(笑)
最後に町田のWNBA挑戦ですが、WNBAは例年5月にシーズンが開幕し、9月初旬ぐらいにプレーオフだと思いますので、来季のWリーグ参加はそれほど影響なく、ケガなどがなければ普通にプレーできると思いますよ。あと、富士通の応援テーマは、何だか盛り上がりがなくイマイチですね。ではまた。
いつもながら、詳細で的確なコメントです。「なるほど」と「そうかぁ」と感心しています。
私の記事本文より、質、量ともに上回っています。
言い訳になりますが、実は、直前の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に衝撃を受け、動揺していました。そもそも、少し前に「ウクライナ侵攻、地震、コロナ感染等とブログについて」の記事で、少しブログのペースを落とす予告?をしたのですが、『鎌倉殿の13人』が面白く、Wリーグのプレーオフもあり、あまりペースが落ちていないような……(いいことだと思いますが)
>トヨタは「日本代表ならこれぐらいやってくれないと」(誰の言葉かおわかりですよね)という活躍を馬瓜姉妹、長岡らが着実に実行して行く
相手チームにとっては、厄介なメンバーです。
ところで、誰の言葉なんでしょうか?
>山本とシラが完全に化けた印象でした。山本は昨年のファイナルでは目立った活躍がなく、3x3では世界大会でMVPを獲得するなど注目されていましたが、インドアではまだまだという印象でした
山本に関しては、昨年のファイナルだったと思いますが、安間の控えでプレーしていましたが、安間がベンチに下がっても、ほとんど(総合的)パフォーマンスは落ちないなあという印象でした(的確にパスを出し、得点能力もある)
コメントをいただいて、ビデオで確認したのですが、確かに演技賞でした。リアルタイムで観た時は、一瞬、ファールなの?と思ったのですが、ファールを取られたのがオコエだったので、笛に納得してしまいました。
ファールについては若干疑問の笛もありましたが、ある程度の誤差?は仕方がないかなあと。
ただ、疑問に思ったのは、リング下へのパスを受けようとオフェンスのプレーヤーがジャンプ(エンドライン方向にジャンプ)。
ディフェンダーはそのコースに早めにポジションを取りました。そこへ、ジャンプしたオフェンスプレーヤーが落下、衝突。ディフェンダーがファールを取られました。これは、正しいジャッジなのでしょうか?(時間的にはディフェンダーのポジション取りの後に、オフェンスがジャンプしたように思います)
それと、安全面の視点から言うと、落下地点にポジション取りをすると、ジャンプしたプレーヤーが相手の身体に乗っかってしまい、危険な体勢でフロアに落ちることもあります。
相手のコースを予測してポジションを取ることは、もちろん、順当なプレーなのですが、どうなのかなあと。
シラはプレータイムが短かったので、ポテンシャルを発揮できなかったような気がします。
運動能力に加え、シュートも落とさない…反則です(笑)
渡嘉敷については、このプレーオフは、富士通視点で観ていたので、気がつかなかったというのが正直なところです。
エスカルゴさんに指摘されると、そうなのかなあと思います。以前も書きましたが、完調でないのか、ガードとの呼吸が合わないのか、精神的なものなのか?
吉田さんにハッパを掛けてもらわないとダメですね。
なるほど、WNBAは5月にシーズンインでしたね。WNBAはスピードもパワーもあるので大変です(衝突してケガをしないか心配です)
あと、味方プレーヤーを含めて皆、体格がいいので、視界が狭くなるのと、パスの軌道を高くしなければならないのが不安です。
富士通のテーマですが、ボーカルが耳障り(ごめんなさい)。歌詞がよく聞き取れないのと、オフェンス終了でブツ切れ感があり、オフェンスが始まると最初から始まるというのも、フラストレーションが溜まる一因かもしれません。
まず「日本代表ならこれぐらいはやってもらわないと」は、ENEOSのHC佐藤清美氏の、昨年末の皇后杯優勝後に、MVPを受賞した林咲季に対してインタビューで言った言葉です。林を褒めるわけでもなく、佐藤氏らしい、女王としてのプライドあふれる言葉で印象に残っていました。良し悪しは別として。
山本についてですが、確かに悪いプレーはしていませんでした。しかし、日本代表クラスの実力かと言われると、まだまだと言わざるを得ませんでした。日本代表は、当時アジアカップMVPの本橋がいて、町田がいて、宮崎がいました。安間はその下であり、山本はそのバックアップでした。純粋にPGの実力で言ったら、まだまだ代表クラスではない、と感じていました。
ファールに関しては、試合では正しい笛が吹かれていました。英さんがおっしゃる通り、当然安全面を考えなくてはなりません。ルールブックでは、ボールを持ったプレーヤーがシュートしたり、ジャンプしたりした場合、安全に相手と衝突なく着地できる権利がある、という趣旨の文があります。いくら先にディフェンスプレーヤーが場所を占めていたとしても、オフェンス側が空中にいる間に着地点にいることはファールとなります。そこで衝突が起これば、その原因を作ったのはディフェンスプレーヤーだからです。ただ、何も接触がない状態から明らかにオフェンス側が相手側にジャンプして衝突を起こすようなことをすれば、それはオフェンスファールとなるでしょう。どちらが衝突の原因を作ったのか、と考えるのがシンプルでわかりやすいかも知れません。ただ、場合によっては非常に微妙なものもあるかも知れません。それは審判の判断となりますし、ビデオを確認したら審判が間違えていた、ということもあり得ます。ただ、基本はさきほど申し上げた通りです。蛇足ですが、第二戦では、宮澤に対する笛がアンラッキーというか、厳しいものがいくつかあったような気がしました。
シラについては、観戦した11月6日東京羽田戦では、途中から12分20秒の出場で9得点、FG7本中3本成功、FT6本中3本成功、2ファールです。スタメンの河村の16分48秒出場で10得点、FG6本中5本成功、5ファールと比べても、身長の高さは感じましたが、実力の高さは全く印象に残りませんでした。1月4日エネオス戦でも、河村が不出場の中、18分54秒の出場で10得点、4ファールです。他の主力選手たちが30分以上プレーして20点ぐらい得点していたのに比べても、さほど印象に残らないプレーぶりでした。全試合を見たわけではありませんが、私の印象ではやはり「化けた」という表現になります。ちなみにセミファイナルの記録を見ますと、シラの得点は2試合ともチーム3番目で、抜群の活躍とまでは言えない気がします。やはりファイナルで覚醒したのではないかと感じる次第です。
またまた長文で失礼しました。ではまた。
丁寧な回答、ありがとうございました。
あの言葉は、佐藤HCの言葉でしたか。確かに、選手を手放しで褒めずに、締めるのは佐藤氏らしいですね。
昨シーズンの山本は、そこまででは無かったかもしれません。安間もいい選手なので、彼女に匹敵する良い選手だと思ったのですが、全日本代表ポイントガードのトップと2番手と比べると、まだまだだったかもしれません。
それと、トヨタと富士通の戦力差の中でのポイントガードなので、少し前のENEOS(JX-ENEOSサンフラワーズ)相手に、同じ活躍ができるかという疑問も少々あります。
しかし、彼女のポテンシャルがアップしているのは間違いないです。メンタルも強そうです。
ディフェンスの位置取りについては、よくわかりました。ジャンプした着地点に先取りするのは、基本的にはファール。ただし、そのタイミングなどによって、判定が変わる。(審判が判断する)
進路に位置取りした際、まだオフェンスの選手がジャンプの予備行動をとっていなければ、ディフェンダーは予見できませんからね。
宮澤のファールですが、確かに、気の毒な笛もありました。焦りによるファールもありましたが。
シラは、ファイナルで大化けしましたね。
ただし、気持が乗って、絶好調モードに入ったという可能性もあります。次の試合を見てみないと、と言う気もしますが、ポテンシャルが高いのは間違いないです。
回答、ありがとうございました。
英さん、エスカルゴ さん、お久しぶりです。
数年前にコメントしてからも、お二人のバスケットに関するコメントは、拝見させて頂いてました。
今回も、声を出して頷きながら、読んでいたのですが、
あまりのくやしさもあり、コメントさせてください。
多分、矢野選手、三谷選手がいた時以来の、富士通の優勝か!
という期待を膨らませての、6年ぶりのファイナル。
それだけに第一戦の敗戦は、優勝出来なかったことよりもショックが大きすぎました。
選手たちのショックも、計り知れません。
トヨタが強かった。控えに長岡選手って、選手層厚すぎですね。
オコエ選手のオフェンスファール、シーズン中から気になるところでした。相手のディフェンスにイライラもするだろうけど、もう少し冷静さがほしいところかなと思います。
リング下のイージーシュートは、しっかり入れてほしい。
今回のファイナルは、シラ選手、山本選手の絶好調と
三好選手の引退を優勝で飾ろうという、チーム力の強さに
やられたなと思いました。
1つ気になっているのが、町田選手が(このメンバーでできる最後の試合)と言っていたことです。
何故か、篠崎選手チームからいなくなる?って思ってしまいましたが、思いすごしかな。
エネオスの渡嘉敷選手、私ももっとインサイドで点を取ってほしかったです。
本調子ではないのですかね。
最後に、表彰式後の集合写真を見ましたが、町田選手のとなりに長岡選手、宮沢選手のとなりに渡嘉敷選手でちょっとホッコリしめした。
長文になってしまい申し訳ありませんでした。
teruさんは富士通ファンでしたか。
あの第1戦…勝っても優勝できたかは分かりませんが、《勝ち切っていたら》と思ってしまいますよね。
私の場合は、急遽鞍替えのにわかファンで、それでも残念なのですから、三谷選手時代からのファンであれば、悔しさも数十倍でしょう。
トヨタは強かったですね。確かに、長岡選手が控えにいるなんて、反則です(笑)。
三谷選手、矢野選手…懐かしいですね。
三谷選手は試合のキーポイントで必ず決めてくるし、矢野選手は「元祖、そんな体勢でシュートを決めるの?」選手でした。ジャパンエナジーの頃や日本代表チームでは、心強い選手でしたが。
それに、いろいろなチームを渡り歩いて活躍しました。
町田選手はWNBAに行くのですが、シーズン終了後にWリーグが始まるそうなので、「このメンバーでできる最後の試合」というのは、確かにどういう意味なのでしょう?
そう言えば、渡嘉敷選手もWNBAシーズン終了後、日本でプレーしていましたよね。
篠崎選手がチームを離れるという情報も聞いていませんし。
渡嘉敷選手については、シーズン中のプレーを観ていないので何とも言えませんが、セミファイナル第1戦で、指を痛めたので、その影響があったのかもしれません。
篠崎選手、引退でしたね。
まだやれると思うんですが、女子は早いです。
やっぱり優勝してほしかった😢
最後オールスターで、楽しんでほしいです。
そうですか、引退ですか。
プレーオフでの活躍を見ると、まだまだまだまだやれそうに思いますが、肉体的、あるいは精神的に限界が来ていたのかもしれません。
しばらく休んで、復帰してほしいですね。もちろん、本人の事情が最優先です。