竜王戦第6局が終了したようだ。第6局は全く観戦できなかったなあ。“医師が叱った”という平凡な理由です。(入力ミスによる誤変換…あ、“誤変換”ではなく、私のミスですね。本来の入力語句は、想像できると思うので、敢えて訂正せず、そのまま残しておきます)
竜王戦は大きな関心事ですが、私にとっては羽生九段の成績や将棋の方が遥かに関心度が高い。
で、一番の関心事(心配事)は《B級1組に残留できるか?》
当ブログの関連記事は、「“ぐう”の詳細 その3 ……2024順位戦 羽生九段-近藤七段戦」(10月21日記事)
この将棋、難解な将棋が続いていたが、終盤勝負所で判断を誤り、敗局。2勝5敗と厳しい状況となっていた。
それでも、この後、高見七段、澤田七段に連勝し、4勝5敗と持ち直してきた。
9回戦終了時の暫定順位は10位で、辛うじて降級範囲を逃れているという状況。
【9回戦終了時の成績】
近藤七段(3位) 7勝1敗
糸谷八段(7位) 7勝2敗
佐藤九段(8位) 5勝3敗
高見七段(12位) 5勝4敗
斎藤八段(2位) 4勝4敗
澤田七段(4位) 4勝4敗
大橋七段(6位) 4勝4敗
石井七段(13位) 4勝4敗
広瀬九段(1位) 4勝5敗
羽生九段(5位) 4勝5敗
大石七段(11位) 3勝5敗
三浦九段(9位) 2勝6敗
山崎八段(10位) 1勝7敗
カッコ内の順位は、今期B級1組のランキング。同星の場合、このランキングが優先される。
対局数に差があるのは、リーグ在籍が13人と奇数の為。
昇級争いは、近藤七段、糸谷八段が、やや抜け出している感がある。特に、近藤七段は只一人1敗で順位も良いので、かなり有力。
とは言え、実力は紙一重なので、終盤連敗することも大いにあり、予断は許さない。
中位グループ(高見~羽生)は、まさに団子状態。星一つで大きく順位が変動する状況。
ランク中位で5勝(7敗)を上げれば、残留するというのが通常。これに該当するのは、斎藤八段(2位)、澤田七段(4位)、大橋七段(6位)、広瀬九段(1位)、羽生九段(5位)で、まずはあと1つ勝ち星を増やしたいところだ。今期の星の状況を見ると、5勝すれば、通常通り残留できそうだ。
暫定順位が11位と降級圏内にいる大石七段(3勝5敗・ランク11位)は、残留圏内の4勝者らと勝ち星ひとつ差であるが、ランキングが低いので、実質1.5勝の差ある。現在4勝者は6棋士いるが、その内、上記で述べた斎藤八段(2位)、澤田七段(4位)、大橋七段(6位)、広瀬九段(1位)、羽生九段(5位)が5勝した場合、6勝しないと逆転できない(石井七段が5勝で留まると大石七段は5勝でも上位になる)
大石七段は、見た目以上に苦しい状況であるが、強い棋士なので残り4局を、3勝1敗で乗り切る可能性も低くない。
三浦九段、山崎八段はかなり苦しい状況。特に、山崎八段は成績もランキングも下位なので、本日の一局に敗れて石井七段が勝ち星を上げると、降級が決まってしまう。
【本日の10回戦の組み合わせ】
近藤七段(3位)7勝1敗 vs 大橋七段(6位)4勝4敗
糸谷八段(7位)7勝2敗 vs 佐藤九段(8位)5勝3敗
高見七段(12位)5勝4敗 vs 石井七段(13位)4勝4敗
斎藤八段(2位)4勝4敗 vs 澤田七段(4位)4勝4敗
広瀬九段(1位)4勝5敗 vs 三浦九段(9位)2勝6敗
大石七段(11位)3勝5敗 vs 山崎八段(10位)1勝7敗
私としては、《少し水をあけている三浦九段と山崎八段に頑張って、勝ち星を上げてもらい、残留ライバルの棋士に黒星を付けて欲しい》というのが本音、大本音である。
さらに、羽生九段は昇級には届きそうもないので、《この際、近藤七段、糸谷八段、佐藤九段、高見七段が勝って、残留ライバルに黒星を付けて欲しい》と願うのである。
……我ながら、せせこましい了見だ。
本日の10回戦、羽生九段は空き番。
という訳で、今夜は近藤七段、高見七段、三浦九段、山崎八段を全力で応援だぁ!
竜王戦は大きな関心事ですが、私にとっては羽生九段の成績や将棋の方が遥かに関心度が高い。
で、一番の関心事(心配事)は《B級1組に残留できるか?》
当ブログの関連記事は、「“ぐう”の詳細 その3 ……2024順位戦 羽生九段-近藤七段戦」(10月21日記事)
この将棋、難解な将棋が続いていたが、終盤勝負所で判断を誤り、敗局。2勝5敗と厳しい状況となっていた。
それでも、この後、高見七段、澤田七段に連勝し、4勝5敗と持ち直してきた。
9回戦終了時の暫定順位は10位で、辛うじて降級範囲を逃れているという状況。
【9回戦終了時の成績】
近藤七段(3位) 7勝1敗
糸谷八段(7位) 7勝2敗
佐藤九段(8位) 5勝3敗
高見七段(12位) 5勝4敗
斎藤八段(2位) 4勝4敗
澤田七段(4位) 4勝4敗
大橋七段(6位) 4勝4敗
石井七段(13位) 4勝4敗
広瀬九段(1位) 4勝5敗
羽生九段(5位) 4勝5敗
大石七段(11位) 3勝5敗
三浦九段(9位) 2勝6敗
山崎八段(10位) 1勝7敗
カッコ内の順位は、今期B級1組のランキング。同星の場合、このランキングが優先される。
対局数に差があるのは、リーグ在籍が13人と奇数の為。
昇級争いは、近藤七段、糸谷八段が、やや抜け出している感がある。特に、近藤七段は只一人1敗で順位も良いので、かなり有力。
とは言え、実力は紙一重なので、終盤連敗することも大いにあり、予断は許さない。
中位グループ(高見~羽生)は、まさに団子状態。星一つで大きく順位が変動する状況。
ランク中位で5勝(7敗)を上げれば、残留するというのが通常。これに該当するのは、斎藤八段(2位)、澤田七段(4位)、大橋七段(6位)、広瀬九段(1位)、羽生九段(5位)で、まずはあと1つ勝ち星を増やしたいところだ。今期の星の状況を見ると、5勝すれば、通常通り残留できそうだ。
暫定順位が11位と降級圏内にいる大石七段(3勝5敗・ランク11位)は、残留圏内の4勝者らと勝ち星ひとつ差であるが、ランキングが低いので、実質1.5勝の差ある。現在4勝者は6棋士いるが、その内、上記で述べた斎藤八段(2位)、澤田七段(4位)、大橋七段(6位)、広瀬九段(1位)、羽生九段(5位)が5勝した場合、6勝しないと逆転できない(石井七段が5勝で留まると大石七段は5勝でも上位になる)
大石七段は、見た目以上に苦しい状況であるが、強い棋士なので残り4局を、3勝1敗で乗り切る可能性も低くない。
三浦九段、山崎八段はかなり苦しい状況。特に、山崎八段は成績もランキングも下位なので、本日の一局に敗れて石井七段が勝ち星を上げると、降級が決まってしまう。
【本日の10回戦の組み合わせ】
近藤七段(3位)7勝1敗 vs 大橋七段(6位)4勝4敗
糸谷八段(7位)7勝2敗 vs 佐藤九段(8位)5勝3敗
高見七段(12位)5勝4敗 vs 石井七段(13位)4勝4敗
斎藤八段(2位)4勝4敗 vs 澤田七段(4位)4勝4敗
広瀬九段(1位)4勝5敗 vs 三浦九段(9位)2勝6敗
大石七段(11位)3勝5敗 vs 山崎八段(10位)1勝7敗
私としては、《少し水をあけている三浦九段と山崎八段に頑張って、勝ち星を上げてもらい、残留ライバルの棋士に黒星を付けて欲しい》というのが本音、大本音である。
さらに、羽生九段は昇級には届きそうもないので、《この際、近藤七段、糸谷八段、佐藤九段、高見七段が勝って、残留ライバルに黒星を付けて欲しい》と願うのである。
……我ながら、せせこましい了見だ。
本日の10回戦、羽生九段は空き番。
という訳で、今夜は近藤七段、高見七段、三浦九段、山崎八段を全力で応援だぁ!
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