NHK杯将棋トーナメント 勝又清和七段 対 伊藤匠六段 は、まさに“おじさんvs青年”だった。
勝又清和七段は、パソコンを駆使したデータ分析や将棋研究の先駆者。タイトル戦や順位戦などのテレビ中継で、「この局面は過去に※※例の実戦があり……」と解説していた。
『将棋世界』誌では、「突き抜ける!現代将棋」のものすごく詳細な戦法・戦型講座をしていた。月刊誌なので、私にとっては先月号の内容との違いがよく分からない……と言うか、2、3ページ前をめくり直して読んだ記憶が鮮明に残っている。
東京大学大学院総合文化研究科客員教授に就任している。
対局姿勢は良く動く。表情も豊かで、ハンカチで顔全体をよく拭っていた。
伊藤匠六段
2020年10月、17歳で四段昇段は非常に早い(若い)。彼が四段になったため、それまで“最年少棋士”だった藤井王位・棋聖(当時)が”二番目に若い棋士”になった。
藤井六冠が存在しなかったら、もっと“棋界の新星”とか“大型新人”騒がれたであろう俊英。2020年度 7勝4敗 0.636、2021年度 45勝10敗 .818、2022年度 37勝14敗 .725、2023年度 4勝1敗 .800、通算 93勝29敗 .762。まだ局数は少ないが、通算勝率が.762は“半端ない”(古いか?)勝率。藤井六冠(.832)に次ぐ2位。
対局姿は表情を変えず動きも少ない。
解説の斎藤明日斗五段(伊藤六段の兄弟子)の語ったエピソードが面白かった。斎藤五段が慰めてもらえることを期待して「手が読めなくなった。もう駄目だぁ~」というような弱音を吐いたら、「もう歳ですね」とバッサリ!
兄弟弟子での親密な関係からの冗談なのか、冷静(冷淡?)に見切って(見限って)の言葉だったのか……斎藤五段は後者と受け取ったような口調だった。
私の予想に反して、勝又七段が優勢に。(千日手局も優勢だったが、勝ち手順を読み切れず千日手になった)
指し直し局も、何か決め手がありそうな局面になったが、決めきれず。結局、最後は秒読みの中、読みにない玉の逃げ方に慌てて、少しでも読もうと銀を成るのを省略(不成)したら、それが悪手(成るべきだった)で、敗勢に……
惜しい敗局だった。
「一回戦で敗退したのに、2局指せた」というのは、慰めにはならないか?
勝又清和七段は、パソコンを駆使したデータ分析や将棋研究の先駆者。タイトル戦や順位戦などのテレビ中継で、「この局面は過去に※※例の実戦があり……」と解説していた。
『将棋世界』誌では、「突き抜ける!現代将棋」のものすごく詳細な戦法・戦型講座をしていた。月刊誌なので、私にとっては先月号の内容との違いがよく分からない……と言うか、2、3ページ前をめくり直して読んだ記憶が鮮明に残っている。
東京大学大学院総合文化研究科客員教授に就任している。
対局姿勢は良く動く。表情も豊かで、ハンカチで顔全体をよく拭っていた。
伊藤匠六段
2020年10月、17歳で四段昇段は非常に早い(若い)。彼が四段になったため、それまで“最年少棋士”だった藤井王位・棋聖(当時)が”二番目に若い棋士”になった。
藤井六冠が存在しなかったら、もっと“棋界の新星”とか“大型新人”騒がれたであろう俊英。2020年度 7勝4敗 0.636、2021年度 45勝10敗 .818、2022年度 37勝14敗 .725、2023年度 4勝1敗 .800、通算 93勝29敗 .762。まだ局数は少ないが、通算勝率が.762は“半端ない”(古いか?)勝率。藤井六冠(.832)に次ぐ2位。
対局姿は表情を変えず動きも少ない。
解説の斎藤明日斗五段(伊藤六段の兄弟子)の語ったエピソードが面白かった。斎藤五段が慰めてもらえることを期待して「手が読めなくなった。もう駄目だぁ~」というような弱音を吐いたら、「もう歳ですね」とバッサリ!
兄弟弟子での親密な関係からの冗談なのか、冷静(冷淡?)に見切って(見限って)の言葉だったのか……斎藤五段は後者と受け取ったような口調だった。
私の予想に反して、勝又七段が優勢に。(千日手局も優勢だったが、勝ち手順を読み切れず千日手になった)
指し直し局も、何か決め手がありそうな局面になったが、決めきれず。結局、最後は秒読みの中、読みにない玉の逃げ方に慌てて、少しでも読もうと銀を成るのを省略(不成)したら、それが悪手(成るべきだった)で、敗勢に……
惜しい敗局だった。
「一回戦で敗退したのに、2局指せた」というのは、慰めにはならないか?
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