英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

2024 全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)2回戦 関東第一(東東京)―北陸高校(福井)

2024-08-19 15:08:22 | スポーツ
この試合、仕事の合間に時々見るくらいだったが、いろいろ思うことがあった。(お盆の時もずっとモヤモヤしていた)

 まず、審判。
 高校野球の審判はボランティアだという。それに、死角になるような難しい判定だってあるので、誤審があっても攻めるべきではないと思う。
 それでも、この試合の塁審は酷かった。(動画…残っていないかもしれません)
 最初のプレーは、ファーストゴロで送球を受けたベースカバーに入った北陸高校のピッチャーが、ベースを踏んでいないと判断しセーフと判定された。(タイミングは完全にアウト)
 ところが、実際はベースを踏んでいた。この時の塁審は、大きなゼスチャーでセーフのポーズを3度繰り返した。特に3回目のポーズは普通のセーフポーズではなく、左腕も右側に振るポーズ(仮面ライダー2号の変身ポーズに似ている)
 2度目は、北陸高校のショートゴロ。この時、打者はファーストへヘッドスライディング。勢いで胸までがベースに到達した頃にファーストミットに入ったような完全なセーフのタイミング。しかし、塁審はカチッとしたポーズで胸を張ってアウトのジェスチャー。

 この《絶対自信あり》、《文句は受け付けない》という素振りの時は、塁審は自信がない時が多い。それをジェスチャーで《判定は絶対間違いない》という雰囲気を押し出す。
 まあ、これ以上は言うまい。

 次は、北陸高校の走塁と守備
 1-0の北陸リードの2回表、1アウト・ランナー2塁。
 ここでセンター前へ小フライ。センターはキャッチしようと猛ダッシュ。

 ここでの2塁ランナーの判断は難しい。
①ハーフウェイ(2塁と3塁の中間)にとどまり、打球の処理(ノーバウンドで捕球したかどうか)を見極めて判断する(ノーバウンド捕球なら帰塁、ワンバウンドなら進塁)。
②打球の軌道とセンターの守備位置から、《捕れない》と速断して3塁⇒ホームを目指す。
 この時の北陸高校のセカンドランナーは、①を選択。ただし、捕球する前に《捕られる》と判断して2塁に帰塁。
 実際は、ショートバウンドでセンターが捕り、2塁へ送球。際どいタイミングで走者のセカンドへの帰塁が間に合った。
 生で一度見ただけなので、なんとも言えないが、普通は②を選択するような打球とセンターの位置であった。ただし、センターのダッシュが良かったので、ぎりぎりワンバウンド捕球となったように思える。セカンドランナーは実に難しい判断だった。
 結果論になるが、ここで②の判断をしていたら追加点が入り、優位に進められたはずだ。あくまでも、結果論。

 3回裏、関東一の攻撃。
 ヒットを打たれた後、エラーと暴投で1点失い、1-1の同点とされ、なおも1アウトランナー3塁
 ここでセンターとレフトの中間浅めに外野フライが上がる。これをレフトが捕球。捕球を観てサードランナーがタッチアップ。レフトがホームへ送球するも、ランナーが早くホームイン。


 これは、はっきりと疑問。
 レフトは左方向に走っており、捕球してバックホームするには、身体を捻らなければならない。
 センターが捕球すれば、捕球の態勢のままホームへ送球できる。
 なぜ、レフトが捕球したのだろう(飛球はセンター、レフト、どちらも楽に捕球できた)

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