羽生名人の講演も終わり、いよいよ、パーティに突入だ。ちなみに、さすがの羽生名人も、たくさんの棋士を前にしての講演と言うのは、あまり経験がないそうで、かなり緊張したとのこと(BS『囲碁将棋ジャーナル』より)。
会場の準備のため、一旦全員、ロビーへ。せ、狭い。
でも、それほど待つことなく、開場。
ステージと反対側に女流棋士がずらりと並び、お出迎え。照れくさくもあり、嬉しくもあり、雲の上を歩くような感じで歩を進める。
山田久美女流三段と上田初美女流二段の進行(だったと思う、なにぶん舞い上がっていたもので)で、米長会長、羽生名人、谷川九段、清水女流名人、矢内女王他スポンサーの方々が鏡割り。
石川サトさんの音頭で乾杯。
いよいよ、歓談タイム。
と、その前に、小暮さんとyutanpoさんを探さねばならない。小暮さんはすぐ発見。氏は見つけやすい風貌だ。あ、巨体とかではなく、エネルギーを放出している感じがして、なんとなく目についてしまうのである。モシャモシャしたヘアースタイルということもあるけれど。
声を掛けると、
「ええと…」
記憶を手繰っている様子。
「福井の英です」
「ああ、やっぱり。お顔は覚えていなかったのですが、そんな気がしました」
「お誘いありがとうございます。もちろん、ご一緒させてください」
「お連れの方も誘ってくださいね。あ、それから、誰か希望はありますか。写真でも何でも言ってくださいね」
「(おおぉぉ!、やった!)いいんですか?では、女王様と」
「はい。では、またあとで」
やった!
あとはyutanpoさんだ。
ええと、フレームなしメガネ…薄い黄色のネクタイ…左手の人差し指に指輪……て無理です!左手の人差し指の指輪って、そんなの探してたら、めちゃめちゃ変でしょう!……まあ、そのうち何とかなるでしょう。まあ、分からなかったら、ブログのコメント欄で、待ち合わせ場所を指定すればいい。
そんなこと(yutanpoさん、ごめん)より、女流棋士、女流棋士!
まず、鮮やかなオレンジ色の振袖の山口恵梨子女流1級。確か、昨年女流棋士になったばかり。でも、それ以外は知らない。
ちょっと手持ち無沙汰にしていたので、これは、チャンスと声を掛ける。
「ちょっと、いいですか?」
「はい。どうぞ」
と、にっこり。
《おお、かわいい!》
しかし、それはおくびにも出さず、
「綺麗ですね………着物が」
使い古されたテクニックだ(親父ギャグ?)が、少しだけガクッときて、むくれた振りをしてくれた。(この後、このテクニックを連発したが、流石に3人でやめる。何回も使うのは危険だ)
「確か、去年プロになられたんですよね。なかなか大変でしょう」
「はい。でも、去年、大きな失敗をしてしまったので、あの経験を思い出すと、たいていのことは平気です」
「あの失敗……ああ、あのミス、覚えていますよ、しっかりと」
あの失敗とは、マイナビオープンで相振り飛車の後手番で、先手の向かい飛車に対して、うっかり△7二銀と上がってしまい、▲8四歩△同歩▲8二歩(3筋で歩の交換があり、1歩持っていた)と桂を取られてしまったことを言うのだろう。
実は、この会話の時は、違う将棋(もっとひどいポカ)を思い浮かべていた。この記事を書くにあたり調べて、思い違いに気づいた。
中継のコメント欄に
「本局を見守るファンが減ってきている」
とある。ミスをしたことも辛いが、それを公開の場で犯してしまい、周囲の反応を時間に感じてしまうのは堪えるだろう。
でも、その後は、あきらめず勝負手を連発したのは、評価できる。
中継のコメントも
「序盤の大ポカはあったが、途中の△3七歩成や△4六桂の追い込みは凄まじかった。山口の初勝利はそう遠くないだろう」
と、締めくくっている。
ちなみに、2008年度は3連敗後3連勝で3勝3敗。今年度は現在まで3勝1敗。
彼女とはもう一度、話をすることになった。以下、次回に続く。
会場の準備のため、一旦全員、ロビーへ。せ、狭い。
でも、それほど待つことなく、開場。
ステージと反対側に女流棋士がずらりと並び、お出迎え。照れくさくもあり、嬉しくもあり、雲の上を歩くような感じで歩を進める。
山田久美女流三段と上田初美女流二段の進行(だったと思う、なにぶん舞い上がっていたもので)で、米長会長、羽生名人、谷川九段、清水女流名人、矢内女王他スポンサーの方々が鏡割り。
石川サトさんの音頭で乾杯。
いよいよ、歓談タイム。
と、その前に、小暮さんとyutanpoさんを探さねばならない。小暮さんはすぐ発見。氏は見つけやすい風貌だ。あ、巨体とかではなく、エネルギーを放出している感じがして、なんとなく目についてしまうのである。モシャモシャしたヘアースタイルということもあるけれど。
声を掛けると、
「ええと…」
記憶を手繰っている様子。
「福井の英です」
「ああ、やっぱり。お顔は覚えていなかったのですが、そんな気がしました」
「お誘いありがとうございます。もちろん、ご一緒させてください」
「お連れの方も誘ってくださいね。あ、それから、誰か希望はありますか。写真でも何でも言ってくださいね」
「(おおぉぉ!、やった!)いいんですか?では、女王様と」
「はい。では、またあとで」
やった!
あとはyutanpoさんだ。
ええと、フレームなしメガネ…薄い黄色のネクタイ…左手の人差し指に指輪……て無理です!左手の人差し指の指輪って、そんなの探してたら、めちゃめちゃ変でしょう!……まあ、そのうち何とかなるでしょう。まあ、分からなかったら、ブログのコメント欄で、待ち合わせ場所を指定すればいい。
そんなこと(yutanpoさん、ごめん)より、女流棋士、女流棋士!
まず、鮮やかなオレンジ色の振袖の山口恵梨子女流1級。確か、昨年女流棋士になったばかり。でも、それ以外は知らない。
ちょっと手持ち無沙汰にしていたので、これは、チャンスと声を掛ける。
「ちょっと、いいですか?」
「はい。どうぞ」
と、にっこり。
《おお、かわいい!》
しかし、それはおくびにも出さず、
「綺麗ですね………着物が」
使い古されたテクニックだ(親父ギャグ?)が、少しだけガクッときて、むくれた振りをしてくれた。(この後、このテクニックを連発したが、流石に3人でやめる。何回も使うのは危険だ)
「確か、去年プロになられたんですよね。なかなか大変でしょう」
「はい。でも、去年、大きな失敗をしてしまったので、あの経験を思い出すと、たいていのことは平気です」
「あの失敗……ああ、あのミス、覚えていますよ、しっかりと」
あの失敗とは、マイナビオープンで相振り飛車の後手番で、先手の向かい飛車に対して、うっかり△7二銀と上がってしまい、▲8四歩△同歩▲8二歩(3筋で歩の交換があり、1歩持っていた)と桂を取られてしまったことを言うのだろう。
実は、この会話の時は、違う将棋(もっとひどいポカ)を思い浮かべていた。この記事を書くにあたり調べて、思い違いに気づいた。
中継のコメント欄に
「本局を見守るファンが減ってきている」
とある。ミスをしたことも辛いが、それを公開の場で犯してしまい、周囲の反応を時間に感じてしまうのは堪えるだろう。
でも、その後は、あきらめず勝負手を連発したのは、評価できる。
中継のコメントも
「序盤の大ポカはあったが、途中の△3七歩成や△4六桂の追い込みは凄まじかった。山口の初勝利はそう遠くないだろう」
と、締めくくっている。
ちなみに、2008年度は3連敗後3連勝で3勝3敗。今年度は現在まで3勝1敗。
彼女とはもう一度、話をすることになった。以下、次回に続く。
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